カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
従来よりは少なくなってきているものの、今年も年賀状をたくさん頂きました。
「ありがとうございます」
今年で賀状を終えたいとされる挨拶の方も少なからずおられました。

そんな中で元気を頂ける年賀状があります。
有難いことです。
サラリーマン時代の支店メンバーで今は時の人となっている中村悟君、日本で一番社員の年収の高い会社を築いて、入社したい企業の代表格でもあります。
ご存じでしょうか・・・・?

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「M&Aキャピタルパートナーズ」の創業者、代表取締役社長です。
彼はいつも僕を当時の「加藤支店長!」と呼んでいてくれます。
実に熱い男でした。(今も熱いですね)
だからこそ起業した後の大成功もあるのでしょう。


かつて講演の講師としてご一緒させて頂いた木越和夫先生から賀状を頂きました。
いつも教訓となるお言葉で綴られています。

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おだやかに、にこやかに、なごやかに。

「80才になりました。びっくりしています。
頂いた余生、おだやかに、にこやかに、なごやかに過ごしたいと思います。
・ありがとうをいっぱい言おう!!
・ありがたい事を口ぐせにしよう!!
・良かったですね。人のよろこびを自分のよろこびに。
・人の良いところをもっともっと褒めよう!!
・ふっくら笑顔で接しよう!!
・出来なくなったことより、まだ出来る事教えよう!!
・いつも少し挑戦し成長を実感しよう!!
・趣味は楽しみましょう!!
・老いては好きに従いましょう!!」
…と在りました。

福井県で箸匠せいわを経営されておられます。
有限会社「商売繁盛応援団」の応援団長でもあられます。

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講演では、箸一筋の事業人生のユニークな経営を語って頂けます。
地方創生、地域活性、CSやES、事業承継などがテーマでお話しされてらっしゃいます。
そしてその講演の特徴はというと・・・
・分かりやすい
・すぐに役に立つ
・実感する
・勇気がわく
・笑う、楽しい

…という事です。

実に素晴らしい講演をなさる方です。
お話をお聴きしていると心がウキウキしてくるから不思議です。
木越先生、今年もお元気で良い年でありますように祈っています。
今年も先生の年賀状、教訓にさせて頂きます。(感謝)




カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
僕の周りでは今年は静かに2025年が始まりました。
「おめでとうございます」
何がおめでたいかというと、皆さんの心が新鮮になったことではないでしょうか。
また、今年はこんな年にしたいという期待があることではないでしょうか。

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毎年神社・仏閣に参拝に出かけます。
かつては除夜の鐘が鳴っている内に、テレビでは紅白歌合戦が終わり「ゆく年・くる年」が始まったころに出かけたことも多かったように思います。

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今年はゆっくりと静かに懐かしい神社・仏閣を訪ねました。
例年は熱田神宮の初戎からというパターンでしたが、今年は1年かけていろんな神社や仏閣に足を運んでみようと考えています。
そういった中にはパワースポットも存在しますしね。

常日頃から疑問視していた「はて?」を、自分なりに検証してみました。
神社の数は日本全国では86640か所と言われます。
また仏閣の数は82346か所あるらしいです。
コンビニエンスストアの数が56000か所程度ですから約3倍、大変な数ですね。

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ご存じでしょうか・・・・神社や仏閣が一番全国で多いのは実は愛知県です。
神社だけで調べると、多いのは、第1位が新潟県の4689社、次いで兵庫県の3873社、そして福岡県の3410社、愛知県の3355社、岐阜県の3271社という順になります。
ちなみに沖縄県は47位で16社しか存在しません。
なぜ新潟県が神社が多いのでしょうか。
かつて明治のころですが新潟県は人口が全国で第1位だったことと、明治末期に政府が進めた神社合祀政策(1914年に全国の神社20万社以上の内7万社が取り壊された)の影響を受けなかったことによるようです。
愛知県に神社・仏閣が多い理由は信長・秀吉・家康の影響があります。
愛知になじみの深い戦国大名が建築に積極的だったことが所以の様です。
岐阜に神社の多いのは多くの宿場町があったことが原因と言われています。
また、人口一人当たりの神社の数は島根県が10万人当たり18,7社の神社が存在して一番多いそうです。

神道は特定の教祖や教えを持たない八百万の神を信仰する日本発祥の民族宗教です。
それに対して仏教はお釈迦様の教えをもとに修行し、悟りを開くことを目的としたインドが発祥の世界的宗教です。

外国人の方が時折不可思議に思われることの一つに日本人の宗教観があります。
日本人の実に多くが雑多な信仰を持っています。
子供が生まれた時には神社にお参りするのに、お葬式はお寺で(仏教)行う人が殆どですね。
クリスマス(キリスト教の儀式)を祝ったかと思うと、年末には打って変わって除夜の鐘を撞きに行き、翌日には神社に初もうでをしたりします。
自分の事を無宗教だと思ってる人が多いですね、だからこそ複数の神様や仏様を拝むことに違和感を持たないのかもしれません。
こうした日本人の信仰に対する特性を育んだ背景には、日本固有の神の信仰と外来の仏教信仰とを融合・調和する為に唱えられた「神仏習合」の歴史があったからだと考えられます。

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神教と仏教ではどちらが古いかと言えば神教です。
仏教は百済(現在の朝鮮)から西暦500年以降に伝わったとされています。
神教の始まりは自然崇拝、あらゆるものに神が宿るとされ、特に大木や山がその対象となっているようです。
神教は万物に神が宿り、それらの神を祀り、自らが正直な精神でいることで神々の加護を受けられると信じられているようです。
仏教は仏陀を唯一神として祀る宗教です。

新年早々、いろいろとうんちくを申し上げておりますが・・・。
前述しましたが、今年は例年にも増して、「なぜ?」もしくは「はて?」を大切にしていこうと思っています。

神社・仏閣を巡っているととっても奥が深い感覚に陥ります。
ワクワク感やドキドキ感も顔を出します。
いろんな疑問が頭をよぎり、歴史の世界が膨らんできます。
楽しい世界が持ち受けています。
何事にも興味や関心を抱くこと、夢中になる事に魅せられもします。

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「温故知新」の言葉があります。
今年はおそらく今までにもまして、世界が動くことでしょう。
地球的規模で我々の生活にも変化が起きてくると考えられます。

今年2025年が私達にとって幸せな明日に繋がっていく1年でありますように・・・。
皆さんが幸せに暮らされますように・・・。


カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
大晦日です。
良いのか悪いのか、年の瀬は何かと心がざわつく感覚がいまだに在ります。
新しい年を迎えるにあたって、少なくとも気持ちが少しであってもリフレッシュされることはいい事ではと思います。

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毎年思う事ですが、過ぎ去っていく1年の早い事、時間軸で考えれば毎年が同じはずなのに、頭の中では加速度がついて流れていくのが実感です。
これは年齢と共に襲ってくるものであるのか、それとも世の中の変化が速くなってきていての感覚なのか、おそらくは双方が関わっているのでしょう。

明日からのお正月もおそらくはあっという間に過ぎ去っていくものに違いありません。
のんびりとゆっくりと時間を忘れてなんていう時代はとっくに過去の事となってしまっています。(これは世の中全体がそんな感じですね)

正月とGWだけが休日という忙しかった10年間がありましたが、幸いにしてというかコロナ禍以降、自分の時間が取れるようになってきています。
仕事が多忙なのはそれなりの充実感もありましたが、自分の時間があり、自由に動けることもまた嬉しいものです。

忙しかった自分へのご褒美で余生は好きに生きていきたいと思うのも決して我儘だけからだけじゃないように思っています。

あと何年出来るのかどうか不可解ですが、もう少し仕事も継続したく思っています。
その為に必要な事があります。
1、従順(素直)である事
2、勉強する事(世の変化をしっかりと把握し、方向性を示す事)
3、ポジティブである事
そして
4、成功への熱意・情熱・執念を持ち続ける事でしょうか。


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そのために必要な事としては健康であることです。
2年前に大きな腰の手術をしました。
2年間、出張時などを除いて年間に約300日以上自分なりにリハビリを継続しています。
今年の1月7日、15メートル走ってみたというメモがありました。
現在はどうでしょう、100メーターぐらいなら走ることが出来そうです。(かっこよい走りではありませんが…)
もっとも親しい人間からは「走る必要があるのか」なんてことも言われます。
確かに走る必要性はないのかもしれませんね。

まだまだ健康体とまでは言えませんが、ほんとに少しづつ回復してるような感覚があって、ちょっと救われています。
ほぼ毎日、1時間近くをウォーキングするのですが、最初は嫌々実行していたのが、最近は少しばかりイヤホンからのミュージックの助けを借りて楽しめるようになってきました。(これは嬉しい事です)

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健康人間へのチャレンジで掲げたことがありました。(チェックしてみます)
1、毎日30分以上の運動の徹底 ○
2、水を1日2ℓ以上のむ ○
3、間食を辞める ×
4、毎日野菜を食べる、多く取得する ○
5、甘いものを口にしない ×
6、大盛は厳禁、腹八分に制限する △
7、毎日ストレッチ運動を実行 ○
8、食事はゆっくり味わって食べる ×
9、お菓子類はほどほどに、徐々に減らしていく ×
10、麻日の健康チェックを欠かさない ○

意志が弱いのか、体重が減っていません。
食事が美味しくてつい食べてしまいます。(すみません、大いに反省です)
来年こそで頑張りたく思います。
健康であることも仕事と考えます。

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毎日をとにかくしっかりと生きていく事を宣言したく思います。
1、物事を始めていく力(挑戦力)を持って
2、物事を続ける力(継続力)をつけ
3、最後までやり続ける力(達成力)までやり続ける


よく仕事で口にします。
1、思ったことを言おう!
2、言ったことを実行しよう!
3、やり始めたらやり抜こう!

自分もやらなくては・・・。





カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
本屋さんへ行くのが好きです。
通常、本屋さんへ行くきっかけはスポーツ関連の雑誌を購入する理由からです。
この目的はすぐに達成されます。
ところが、ついついビジネス本や雑誌のコーナーにも顔を出してしまいます。
ここからが時間をかけての書店タイムとなります。
何冊かの本をぺらぺらと眺め読みして平均2冊の本を購入します。
このチョイスした書が自分を見つめる機会を作ってくれるものとなります。
僕にとっては本屋ではなく本屋さんとなるのは自分を見つめる場所を提供してくれる大切なスペースになる事からです。

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直近で購入した本は『成功者がしている100の習慣』という書です。
もうすでに、読まれた方もあるのではと思います。
2020年に出版された書ですから、僕が目にしたのは4年後ということになります。
手に取る機会が少しばかし遅くなってしまいました。
著者はナイジェル・カンバーランド氏、1967年生まれのイギリス人作家です。
表紙には「習慣が変われば、人生が変わる」と在りました。
また「成功する人は、モデルから学ぼうとし、成功しない人は成功者をまねようとしない」ともありました。
なるほどです。
納得できます。
僕もよく研修でお話しします。
「皆さんいいですか、学ぶの原点は真似することですよ」・・・と。

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人にはいろいろと千差万別ですが目標があります。
・会社で昇進する
・仕事で能力を発揮する
・痩せる
・ジョギングをする
・本を書く
・健康な老後を過ごす
・心穏やかに生きる
・資格を取得する
・外国語を学ぶ
・後悔せずやりたいことをする
・病気を治す
・貯金をする
・家族や仲間との時間を大切にする・・・・・


著者は成功に関心を持つようになった訳ですが、それはコーチングをしてきた自身の経験から来ていると言います。
そして成功する人の共通する習慣に気づいたという事です。

実はこの書を読み始めたばかりです。
まだすべてを読み切っていません。
唯、少し読み始めた現在もしっかりと読み切りたく思っています。

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少しだけ成功者の習慣を書かせて頂きますと・・・・
・夢を持っている
・人の力を借りている
・こころの知能指数(EQ)が高い
・仕事を遊びに変えている
・朝に1日の計画を立てている
・十分な休養を取っている
・一生、学び続けている
・人に好かれようとしている
・ストレスにうまく対応している
・インターネットと適度に付き合っている
・健康に気を配っている
・年を取る事を受け入れている
・身近な人に感謝している
・見本となる成功者がいる
・他人に興味持っている・・・・・


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なるほど、なるほどという例がいっぱい出てくるのです。
残りの人生が少しづつ減っては来ていて寂しい気持ちもありますが・・・・
「何が起ころうと、人生は続くと心得ている」と書に在りました。

勉強させて頂きます。
真似させていただきます。
残りの人生を充実した、悔いなきものとしたいものですからね。


カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
年末が近づいてくるにつれて何かしらせわしないですね。
かつてと比べて随分と少なくなったものの、この月はお歳暮が届きます。
師走という語源は、普段の月には落ち着いておられるお坊さんが忙しく走り回るという事から来ているようです。

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暮れの定例で年賀状つくりを実践しています。
年賀状が多かった時は650枚ほど来ていまして大変でしたが、今は随分と減少して150枚ほどに、年賀状に費やす時間は随分と短縮してきています。
全員にコメントを書くことを実践していましたが大変でした。
最近、年と共に年賀状を書く人たちも減少してきているようです。
また郵便料金の値上げもこういった傾向に拍車をかけている感があります。
時代の流れと言えば、そうなのかもしれませんが、何か寂しくも感じます。
個人的にはお会いする事のない人であってもせめて年の初めに「年賀状」でごあいさつだけでもしておく絶好のチャンスと考えています。
少なくとも生存の確認も含めて、ちゃんとしっかり生きているという証を見せるのにはいい習慣だとも考えています。

面倒くさいという事で辞めるのはどんなものでしょう。
経費節減という事だと考えれば、85円でのあいさつは費用対効果があるはずです。
また年賀状の代わりにメールやラインという人もあると思いますが(特に若い人にその傾向が高いように思います)、敢えて「年賀状」いう形にすることにその意義があるように思えてなりません。
まあ高齢になられて年賀状書きが大変になってきたという方はやむを得ないですが。

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昨今、日本人が「やる気」を失っている、そしてその延長線上に日本の国際的な立ち位置が弱くなってきている、しいては日本の国力がなくなってきている…そういった要因の一つが、こういったところに露呈しているように思えてなりません。
何か、楽な方へ楽な方へ気持ちが転がっているような気がしてならないのです。

企業においても同じような事を感じてしまう事があります。
大変な事だから「やり甲斐」を感じるものではないのでしょうか・・・?

かつて業績の悪化した事業所を立て直すお役目を業務として任されました。
人は皆そうですが、楽を覚えてしまうと、そういった日常に慣れてしまうものです。
業績が悪化していても他人事と考えてしまう、自分自身がその責任を負うという事をしない、責任逃れが事業所に当たり前化していました。

企業であるわけですから少なくとも利益を出す事を意識したいものです。
お客様相手の「商売っ気」があって欲しいわけです。
業績が良くなれば、仕事への意欲もわくし、給料も増える、そうなれば毎日が楽しくもなるし、人生も充実していく・・・・。

停まっている事業所という列車を走らせていくには随分とエネルギーが必要でした。
大変でしたが、随分とやりがいのある事でもありました。
トップである自分自身が全身全霊を仕事に傾けました。
とにかく社員の一人一人に関心を持ち、認める事を徹底した記憶があります。
日本人はみんなが動くと自身も動こうとするものです。
「長いものに巻かれる」「多勢に無勢」なんて言葉があります。
赴任して半年が経過して、徐々にですが動く組織が育っていきました。

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嬉しかったですね。
当たり前のことですが、仕事量が増えたことで業績が向上しました。
相乗効果でプラス面の連鎖が生まれてきました。
社員さん達が活き活きしてきました。
それはそうですよね、どうせ仕事をするのだったら業績が上がる方が気持ちいいのに決まっています。

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コンプライアンスという大義名分に甘えてしまって、義務をおろそかになってしまって権利主張ばかり口にする傾向があるようにも感じます。

忙しいとか、時間がないとか言われるけれど、社内の一体感を創らないと会社は良くならないように思えてなりません。
組織になり切っていない企業のなんと多い事か・・・・残念です。

このブログでも書かせて頂いていますが、会社に行く事が楽しいと思える企業にしていきましょう。
また自分が会社にいないと会社が動かないというぐらいの存在感を持ちたいものです。

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全てはトップの責任です。
社長はじめ、組織のトップはそういった意識をしっかりと肝に銘じてほしいものです。



カテゴリー:自由
author: Masahiko Kato
仕事で東京へ。
学生時代と、サラリーマン時代(3年間)に住んでいた街です。
今でも魅力的で、時折顔を出すと決まって東京の街の新しい顔や、懐かしい人に会いたくなります。

学生時代は家賃が8000円の4畳半で共同トイレ、銭湯通いの古いアパートに居住、お金もなくアルバイトばっかりの生活だった感じがしますが、それでも毎日が刺激的で振り返ると楽しかった思い出ばかりが頭をよぎります。
未来を夢見て希望に燃えていたこともあるでしょう、若さとは何よりの財産ですね。

サラリーマン時代はまたそれはそれで忙しい毎日の中、充実した日々の連続だったような気がしてなりません。
単身赴任で国立市の家賃16万5千円の1LDKのマンション生活は快適でした。
150人ほどの社員さんを抱え、年間売上160億円、仕事、仕事の連続でした。
会社からの支店長としての交際費を有効に使い社員や、業者さんとほぼ毎日食べる、飲む、歌う・・・とコミュニケーションを図っていました。
とにもかくも無我夢中、懸命に仕事に向かっていたように振り返ります。

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今回の東京出張は久しぶりに学生時代の友人を呼出し、昔を懐かしみながら時間の共有です。
気を遣わず、今でも言いたいことを言いながらノスタルジーにふける時間は楽しいものです。
お互いではありますが、長い年月を経て、ついつい老いも感じるわけですが、彼らの屈託のない笑顔に出会えることは幸せですね。

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限られた時間の中で大好きな「はとバス」に乗車しました。
今回はスカイツリーに登ったり、街中を散策したり、イルミネーションを巡ったりの天井の無い2階建てのナイトバスツァーです。
確か以前は「オオ・ソレミーオ」をもじって「オオ・ソラミーヨ」というネーミングのバスだったように思います。
ここの所寒くもなって、屋根のないバスは風が強くも感じましたが、それでも快適に約3時間の小旅行を友人と共に楽しみました。

この「はとバス」ツァー、東京駅の丸の内口から歩いて5分と便利なところに乗車口が存在します。
創業は1948年と言いますから76年目ですか、色々と変遷があって今日に至ってます。
1958年東京タワーが出来たころからは大盛況、「はとバス」の知名度が一気に上昇したそうです。
東京ディズニーランドも追い風となった様です。
が、逆にオイルショックやバブル崩壊時には存在の危機にも至って大変だった様です。

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いろいろとバスツァーが体験できるのがいいですね。
朝早くからの「日光コース」や、「鎌倉・江の島コース」「箱根コース」などもありますし、僕が経験した中では劇団四季の「キャッツ」を観劇するコースや、「東京湾クルーズ」などもあります。
他にもたくさん、「大江戸ハイライトコース」や、「浅草演芸場」に行くコース、「東京のグルメツァー」や、「食事をしながらの隅田川下り」「芸者さんと遊ぶツァー」や、普段はちょっと行きにくい「ゲイバーツァー」や「ホストクラブツァー」もあったように思います。
時代と共にいろいろと工夫があって、その都度楽しめます。
予約も必要なコースもありますが、ついぶらりと乗車するような1時間コースもありまして多種多様でもあります。
個人的には屋根のない2階建てバスツァーが好きで、この日も寒かったのですが風を心地よく感じながら周遊しました。

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東京の街はいつも動いていますね
こうやって東京へ顔を出すと自分も時代に置いていかれてないような感覚になります。

初めて東京を訪れたのは中学校の修学旅行でした。
国会議事堂や皇居、東京タワーや、銀座、夜景の美しさに魅せられました。
今ちょっと困るのは、随分と宿泊費が高騰してきたことでしょうか・・・オーバーツーリズムの影響からかもしれません。

人の多さに「人に酔う」感覚になってしまう事もあります。
最近は満員の列車に、ついつい躊躇してしまう事もありますね。
この街でいざ大災害が起きたらなんて思ってしまう事も・・・。

それでも東京は魅力を持っています。
東京の街は博物館や美術館、演芸場やたくさんの観光スポット、スポーツ施設の多さ、日本の中心としての数々の魅力がここには存在します。
何らかの刺激が満ちていて退屈はしませんね。
時々は顔を出してみたい街、1年に最低1回は訪れたい場所でもあります。

今の僕にとって東京はセトラー(住人)でなくトラベラー(旅人)となりました。
いつまで東京を散策できるのでしょうか。
可能な限りこれからも東京の放浪をしたいものですね。


カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
日本人の平均寿命が延びています。
何でも女性が87才、男性が82才、かつてと比べるとすごい進捗です。
但しこの数字は今生まれた場合の赤ん坊が生きる年齢だそうです。
世界でも日本は長生きの国に数えられています。
そして最近では人生100年時代なんて言葉も生まれてきています。
長生きする事がいい事かどうかは別として、年齢を重ねても頑張っておられる方々の活躍ぶりには尊敬の念を抱きます。

参考に 著名人の場合、
大村崑さん 1931年11月1日生まれ 今も体を鍛えておられ、よく相撲観戦されてます。
黒柳徹子さん 1933年8月9日生まれ 「徹子の部屋」は超長寿番組ですね。
デヴィ夫人 1940年2月6日生まれ 未だメディアで大活躍 この方もお若いですね。
野沢雅子さん 1936年10月25日生まれ ドラゴンボールでは孫悟空の声でした。
石坂浩二さん 1941年6月20日生まれ 2枚目俳優いまだ健在、インテリジェンスも抜群。
三田佳子さん 1941年10月8日生まれ 美貌はいまだ衰えません。

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美輪明宏さん 1935年5月15日生まれ 一度拝見しましたが存在感がすごかったです。
倍賞千恵子さん 1941年6月29日生まれ 寅さん映画では妹のさくら役でした。
宮崎駿さん 1941年1月5日生まれ 「千と千尋の神隠し」は感動モノでした。
草笛光子さん 1933年10月22日 最近の主演映画でも元気もりもりでした。
高木ブーさん 1033年3月8日 ドリフターズで大人気、今もテレビでリバイバルです。
加山雄三さん 1937年4月11日 もう永遠の若大将という感じ、素晴らしい若さです。
田原総一朗さん 1934年4月15日生まれ 辛口の政治コメントのファンです。


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田原総一朗さんの講演をお聴きしたことがあります。
前から三番目の席でずっとうなづきながらお聞きしていましたら、田原さんと目が合ってしまい、そのあと田原さんはずっとこちらを見てお話しされました。(講演ではこういったことがちょいちょいあるものです)

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この田原さん現在もBS朝日TVで『クロスファイア』という番組を持っておられます。
90才になられた ご自身はユーチューブを流しておられ、その中で30年来変わらない朝食が拝見出来ます。
しっかりと実によく食べられますね。
乳酸菌ドリンク、野菜ジュース、ヨーグルト(R-1)、牛乳、リンゴジュース、麦茶、バタートースト、レタスサラダ、ポーチドエッグ、緑茶・・・他
朝からすごい食欲です。
だからこそ、あれだけのバイタリティがあられる訳なんでしょうね。

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最近読んだ精神科医の和田秀樹さんが書かれておられた文章の中に・・・
・肉を食べる習慣が「老い」を遠ざける
・美味しいものを食べて免疫力アップ
・長生きしたければダイエットをしてはいけない…などがありました。

人間の最期がいつかどうかは全くもって分かりません。
せめて悔いの無いように、毎日毎日が人生であるかの如くしっかりと生きていきたいものです。

カテゴリー:自由
author: Masahiko Kato
サラリーマン時代の同僚を誘って愛知と岐阜の県境に足を運んでいます。
11月23日から12月1日までの9日間だけのイベントがあって、機会があればいつかきっと見学しようと考えて、ようやくというかその機会に恵まれました。

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ここは「愛岐トンネル群」と呼びます。
「未来に伝えたいものがあるんだ」との主催者側のチラシを頂きました。
何でも国の3大廃線トンネル群がここに存在していて(明治33年開通当時のままのものが残されています)丁度秋の紅葉の時期に合わせて、渓谷の秋を満喫しながら散策するというもの、お聞きすると15年ほど前から実行されてきているとのことでした。
ちなみに日本3台トンネル群というと、碓氷峠(群馬県)と、旧北陸線トンネル(福井県・滋賀県)と、今日の愛岐トンネル群を指すようです。

会場には駐車場は一切ありません。
久しぶりに中央線に乗車してカタコト走って定光寺駅で下車します。
普段は乗降客もない中央西線JR「定光寺」無人駅なんですが、このイベントが行われる1年のうちたったの9日間だけは臨時の駅員さんが10人近く立たれ、この日ばかりは普段は止まらない快速列車も止まってくれます。(ありがたいですね)
午後から雨が降ってくるかもしれないとのことで、若干の不安も持ちながら現地に向かうとなんと平日にもかかわらず、ヒト、ヒト、ヒトの列でした。
(見学中の午前中は天気も崩れる事もなく無事に散策が出来ました)
この様子では土曜、日曜、祝日は大変な人でしょうね。

一つだけ残念だったことは期待していた紅葉がいまだ時期早しといった感じでちらほらとした状態でした。
距離としては片道が1,7キロ、リハビリ中の僕としては丁度良い距離だったように思います。
3号トンネル(75m)、4号トンネル(75m)、5号トンネル(99m)、6号トンネル(333m)とあり、中々趣きがあります。
あたかもSJ列車が蒸気を挙げて、「ポー―」と大きな汽笛を鳴らしながら走ってくるのではという感覚に襲われもします。

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そういえば幼児期、あの汽笛の音が怖くもありました。
が、今となっては懐かしく、魂の故郷に帰ったような感覚にもなります。

この1,7キロのトンネル群がとても魅力的に創られていたことに感心しました。
開催の年によってもいろいろと趣味嗜好を凝らしているようです。
例えば、ジャングルジム、笹迷路、ボルダリング、ターザンブランコ、大きなSLの動輪が展示され、残存物のパネルも、今年は6号トンネル内が妖怪隧道となっており、おなじみの目玉おやじや一反木綿などの妖怪が出迎えてもくれました。
トンネル内は暗くて、またそれがいい雰囲気を醸し出しています。

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トイレにも困らないように、またおなかが空いたときの為にも弁当や飲み物が途中途中に用意もされ、ボランティアで頑張っておられる方々の親切な説明もあり、気持ちの良い想い出作りが出来たように振り返ります。

単純にトンネルくぐりではなく、いろんな付加価値を付けて趣のあるショーを演出している感覚が素敵でした。
なんでもアンケートによると、もう一度この愛岐トンネル群を訪れたいとする人は、ぜひ訪れたいという方が52%、訪れたい人が38%という結果が出ています。
毎年堅実に来場者数が伸びてきており2008年に始まったこのイベントの来場者数は40万人に達しようという勢いです。
知る人ぞ知る…といった感覚から始まりましたが、口コミでの伝道もあり段々と数を増してきているんですね。
片道1,7キロの散歩路が玉野渓谷の流れを見ながら、大自然に抱かれて、おもしろおかしいイベントにも魅了されあっという間の2時間でした。
幸いにして足の痛みもなく、一緒に言った仲間も感動を味わったようです。

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1年の内たったの9日間だけのイベントは何か貴重な体験という感じもします。
寒くもなく健康的な仲間との時間の共有が充実時間を作ってくれました。
生きている実感を味わっています。こういった時間に感謝ですね。


カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
一般に仕事の上で話題にしない方がよいのが政治と宗教の話だと言われます。
双方の考えが合致していれば問題ないのですが、そうでない場合は困ったことが多く出てきて商談が円滑にはいかない事が起きてくることが多いようです。

今日はあえて政治の話をさせて頂きます。
先日の国政選挙では与野党が伯仲した結果が出ました。
つい最近では兵庫県知事選、まさかと思われた方もあるかと思いますが、斎藤元彦氏が知事に返り咲きを果たしました。
これはアンダードッグ効果と言われるものではないかと思います。
選挙前の予測で劣勢を伝えられた候補者が、有権者の同情や劣勢挽回の為の支持から、当初の予想以上に獲得票を伸ばしたという現象です。
(ちなみに反対語はバンドワゴン効果といい、事前にマスメディアの選挙予測報道などで優勢とされた候補者の有権者が投票しがちになる現象を言います)

またSNSの影響も大きいと考えられますね。
都知事選の石丸信二氏や、国民民主党の議員数を7から28と4倍に伸ばした戦略も、このSNS効果が大きいと言われています。

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以前から企業の営業戦略としてランチェスター戦略が挙げられます。
市場戦略においてよく企業において使われる営業の手法です。
住宅業界に在っては大手の住宅メーカーに対して、地域の工務店やビルダーが用いる戦略として有効だと言えます。
ランチェスター戦略の中では強者の戦略と弱者の戦略という形で述べられています。

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仮に強者を住宅メーカーとして、弱者を地域の工務店として考えた場合・・・
強者の戦略=総合戦、広域戦、遠隔戦、確率戦、誘導戦
大きな市場、TV・CM等のイメージ戦略、ヒト・モノ・情報の総合力
弱者の戦略=差別化戦、局地戦、接近戦、一騎打ち戦、一転集中戦
隙間(ニッチ)ライバルがいない市場、顧客とのスキンシップ

…というように分けられ考えられるでしょうか。

地域密着産業でもある地域ビルダーや工務店などの住宅業界に在ってはこのランチェスター戦略は有効だと考えられます。
例えば・・・
1、顧客としては土地なし客をターゲットとする
2、展示場にお客様の来場を促し、看板やCM等を多用、感謝祭などを実施
3、低価格で高性能な建売住宅を展開
4、各エリアごとに拠点を設ける組織体制
5、自己資本比率を高めに設定


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現実に僕自身が顧問会社となった住宅会社に対してはこういった戦略を駆使した思いがあります。
また住宅メーカーの支店長時代も意識した戦略だったことも事実です。

基本は・・・
1、自分たちの販売エリアを絞ること
2、販売エリアの情報をしっかりと認知する事
3、同業他社の戦略や販売商品を把握する事
4、エリア内の土地情報や価格の動向の検証
5、地域内の不動産業者や金融機関との協力体制の構築
6、地元に愛される住宅会社への転換・・・‥
などがあるでしょうか。

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会社としては地域を知る事に徹することが重要ですが、トップである社長は社員さんや取引業者さんとの人間関係つくりをしっかりとして、やる気のある社員さん(戦える社員さん)を創っていく事が不可欠だと思います。

このランチェスター理論、空論とならないようしっかりと現実の企業の営業活動の中で具体策として実らせたいものです。





カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
住宅業界で育った僕が、現在のコンサルタントの仕事をするようになってからは,ある種当たり前ですが、住宅業界以外の企業にも数多く接するようになりました。

大きく2分すると、個人のお客様を相手にする企業と、法人のお客様をお客様とする企業があります。
その営業手法には相違もありますが、企業が生き物であることは同じです。
ご存じでしょうが、企業に永遠はありません。
国有化の企業が民間へと変化する事もありますね。
国鉄から8つのJRに変わったり、郵政の民営化が顕著な例です。
ちなみに日本の企業の平均寿命は34.1年というデータがあります。
倒産した企業の平均寿命は23,8年というデータも事実の様です。
反面、10年以上継続している企業は4559社存在しているという現実もあります。

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このブログでも、お話したこともあるかもしれませんが、金剛組という企業は何と創立1400年という世界でもまれな古い企業です。
実は世界の長寿企業の約半分が日本に存在しています。
東京商工リサーチでの調査では池坊華道会や、温泉旅館、宗教用具小売業や、清酒製造業などが多いようです。
日本企業が創業からの歴史が長い要因は日本独特の家督精度の習慣に起因していると言ってよいでしょう。

さて、僕がマネージャー時代、3つの大切な事を掲げていました。
いわば、強い組織になる為の絶対条件です。
その一つは・・・社員みんながお客様目線で物を考える事・行動する組織
その二つは・・・社内のコミュニケーション度の高い組織
その三つは・・・やろうとすることをすぐ実践する組織


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ご縁を頂いて多くの企業様に顔を出させていただいて思う事です。
お客様目線で(自分自身がお客様になったつもりで)仕事が出来ていない事が多々あります。
またその以前に「組織」になり切れてない、つまりは「集団」のままの企業が多いという事です。
よく社員さんたちに質問するのですが、残念ながらほとんどの関連企業が「集団」のままで、「組織」になれていない状態でした。
もっともそうであるからこそ僕の出番があるのかもしれませんが・・・。

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毎日の1つ1つの行動を検証してみましょう。
お客様の立場に立ってみた場合、気持ちの良い行動になっているでしょうか。
最近はカスハラの言葉が先行していますが、お客様との信頼関係がしっかりしていれば、そういった問題もそう頻繁には出てこないように思います。

かつて僕がクレームに悩んだ時期がありました。
3年間ストレスで苦悶した日々が継続していました。
クレームが大嫌いで、大嫌いで避けていたように振り返ります。
クレームがお客様からの期待であると理解するまで時間がかかりましたが、クレームをポジティブに捉えるようになってから随分と気分も楽になりましたし、また業績向上にもつながりました。

いつまで継続できるかわかりませんが、ご縁を頂いてかかわりを持っている経営者の方には外からお客様目線でその企業を見つめていく事をお薦めしています。

本を読む人が減ってきています。
電話の応対も苦手な社員さんが多くなってもいます。
つまりは客観的に判断する力が弱くなってきていますし、またコミュニケーション能力も落ちてきています。

日本人のやる気がかつてと比べて随分と落ちてきている今こそ企業の業績向上のチャンスと考えています。
マネージャーやリーダーの腕の見せ所でもあります。

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楽しい会社にすること、会社へ顔を出すことが嬉しいと思う会社にすること、そんなところに業績アップの秘訣が眠っていますよ。