カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
住宅営業から相談されます。
「どうしたら契約が取れますか? 」
これぞという決定版はあるとは言えませんが、売れている営業は皆それなりに理由があるのは事実です。
結果は正直です。

サラリーマン時代(住宅営業時代)どうしたらお客様から契約がいただけるか試行錯誤の連続でした。
社内のトップ営業マンの話をお聴きしたり、真似をしたり、同行させてもらったり、自分なりにいろいろと勉強したものです。

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そんな中で現実に受注に結びついていったものを具体的にお話ししてみたく思います。
「学ぶ」ことの原点は「真似る」ことから来ています。
是非結果に結び付けたい人はやってみて欲しく思います。

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1、よくあるパターンですが、上司の同行。
(特に新人や、営業経験の少ない人は実行の必要有です)
2、同様に設計や、工事担当に同行していただく。
(専門家からのご説明は信頼感が増します)
3、契約予定客の知人からの口添え。
(安心につながります)
4、会社の住宅に対しての数々の実験データを見せる。
5、工場にご案内する。
(自分の車に乗せていくのが一番いいですね。いろんな話もできるし、親密感が増します。せっかくですから食事もご一緒に取ることが望ましいです)
6、設備メーカーや、建材メーカーからの裏付けになる資料を見せる。
7、建物の保証書をしっかりとお見せした上で説明する。
8、入居されたオーナー様の満足したアンケートをお見せする。
9、自分自身(営業)の自宅を案内(もちろん自社で建てている場合ですが・・・)
10、お客様からの心配事に対しての回答を出す。

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他にも新聞や、メディアの住宅の関する記事をお見せしたりすることも効果的です。

ざっと挙げてみましたが、意外に実行されていない方が殆どではないでしょうか。

仕事は出来れば楽しくしたいもの、そのためにはしっかりと販売実績を上げることが必須条件です。
もし、上記に上げたことが未実行ならば騙されたと思って実行してみて下さい。
結果に結びつくはずです。

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「住まい」は一般の人にとって一生で一番大きなお買い物、なによりも「信頼」がポイントとなる事はご存じでしょう。
「実行」あるのみですね。


カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
つい先日(8月27日号)の「住宅産業新聞」で法政大学が「社会連携教育科目」としてSNSを活用してのセミナーを実施する記事がありました。

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「住宅産業新聞」から抜粋すると・・・
法政大学が、卒業生の財界人による「社会連携教育科目」をスタートさせた。
同大卒業生の企業経営者による在校生向きのビジネスセミナーで、社長・会長を歴任する等長く経営にあたり、同大学の校友会の会長も務める竹中宣雄氏が、同大学常務理事で副学長の佐野哲氏(経済学部教授・博士)に相談・実現したもの。
従来の講師が一方的に話し、学生が聴講するスタイルだけでなく、X(旧ツイッター)などSNSを活用した、リアルタイムでの双方向性が大きな特徴。
評価された学生はインターンシップとして優遇される道が開けるほか、企業にとっても優秀な学生を採用できることに繋がる。
佐野副学長は「大学にとっても優秀な学生が集められるメリットは大きい」と認識を示した。

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校友会長の竹中宣雄氏は住宅業界「ミサワホーム」の社長・会長経験者であり、実弟は竹中平蔵さん(小泉首相時の総務大臣)でもあります。
ミサワホームの営業時代はトップ営業マンで一世風靡した経歴の持ち主でもあります。
『体当たり住宅経営』の著書もございます。

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講義では、黒板の横に置いたプロジェクターにX(旧ツイッター)の画像を映し、その場にいる学生が書き込んだ投稿が表示される仕組みで、講義中であってもリアルタイムで質問や意見が表示されます。
その場での双方向性を重視する上で表示されるのがユーザーネームで本名でないのもプラスとみられまます

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現在の住宅産業に対して、いわゆる斜陽産業的な要素イメージを持っている学生にとっては、現住宅メーカーが住宅という業界の中に在って、アパートやマンション、街づくりや海外へと多角化を進めていて、南極や宇宙開発を含めて面白いことが出来る会社と思っていただける事で良い機会になるのではと竹中氏は述べられています。

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時代の変化と共に提案された、最新のSNSを駆使した学生への就業体験。
学生と企業との良き架け橋になるべく期待しております。



カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
かつて積水ハウスの営業時代、住宅業界が総合展示場中心の集客手法になってからは特に競合する事が当たり前になりました。
もちろんこういった現象は今でも避けては通れない現実ですが・・・。
特によく競合先になったのは大和ハウス工業さんでした。
大和ハウス工業は積水ハウスよりも住宅業界に進出したのは5年先輩であり、確か昭和30年だったと記憶しています。
実は僕は就職先に住宅会社として積水ハウスと大和ハウス工業の試験にパスして、積水ハウスを選択したという過去があります。
当時は後発メーカーの積水ハウスの方が勢いがあったという感覚でした。

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積水ハウス時代、常に大和ハウス工業は僕にとって意識する住宅会社でした。
皆さん、住宅大手のメーカーは販売には苦労しておられないと思いがちかもしれません。
が、日常において実際は随分と泥臭い営業をやっていたのが事実でした。
公的販売で抽選になる事が目に見えている土地を見に来られるお客様に対して現地でアドバイスをしたり、例えば中部圏最大のニュータウンの空き地に関しては一区画一区画細かに土地所有者を調べすべての所有者に対して個別に営業活動を実施しました。
こういった活動は他社が殆ど実行していることはなかったのですが、唯一我々と大和ハウス工業だけは地味ですが、細かにやってらっしゃって営業における細心さを常々感じていました。

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またJA(かつての農協)とタイアップしての営業活動や、TKC(税理士)に対してのコラボレーションなどは、大和ハウス工業が先駆者であり、私達は真似するしかなかったこともありました。
特に印象的だったのはJAの方々の葬祭時に大和ハウス工業の大きな花輪の飾りつけが常に目立っていたことでした。
つまりはそれだけ人間関係もしっかりと出来ていたという事でしょう。
また自社で経営するロイヤルホテルを使ったオーナーさんへの対応も目を見張るものがありました。(それに対抗して僕は支店長時代、オーナーさんを温泉に招待していました。)

今、僕が仕事先に向かう宿泊先としてよく利用するのはダイワロイネットホテルです。(今ではとても人気が高いホテルとなっています)
またその際地元の駅でマイカーを駐車場として使用するのはダイワパーキングとなっています。
そして買い物に顔を出すのは大和ハウス工業が経営するショッピングモールでもあります。
凄いですね大和ハウス工業、こんなことをしたらいい、こんなものがあったら良いという思いをしっかりと把握して顧客目線に立った経営を実行してらっしゃる感じがします。

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かつて積水ハウスは、僕の営業時代に住宅業界として初めて1兆円の売り上げを達成しました。
当時の我々は業界1位としての自負と、粉骨砕身で目標達成していくのだという強い想いがいつもあったように思います。
現在積水ハウスは売り上げが3兆円、それに対して大和ハウス工業は 売上高は5兆2千億円と大きく差を広げてきています。(もちろん双方共に素晴らしい実績です)

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積水ハウスのOBとして「負けるな!積水」と心で叫びながらも、大和ハウス工業の業績の推移に敬意を表します。
我々がどうしても勝てなかった商業施設への展開、店舗・事務所・医療・介護・倉庫・工場・不動産開発・エネルギー、ハウジング部門も住宅・マンション・リフォーム・保険・戸建て・運営管理・賃貸、そしてホームセンター、ホテルリゾート、スポーツクラブ・クレジットカード・・・「共に創る、共に生きる」をスローガンにして走り続けています。

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顧客が何を思うか?
顧客が何を必要とするのか?
顧客目線に立った事業形態がここにあると言っていいでしょう。
大和ハウス工業は石橋信夫氏が「先の先を読め」と基盤を作り、樋口武男氏の「熱湯経営」で飛躍して現在の芳井敬一社長へと熱い魂が受け継がれています。


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「なんでダイワハウスなんだ!」というシュールなCMは皆さんもご存じではないでしょうか?
その理由が経営手法に表れていると言っていいでしょう。



カテゴリー:自由
author: Masahiko Kato
今月の月刊誌PRESIDENTに作家でありタレントでもある志茂田景樹さんが掲載されていました。
とても懐かしい感じがしてその記事を読ませて頂きました。

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志茂田景樹さんとの出会いは積水ハウスの支店長時代、出張中にたまたま大分でお会いしました。(もう30年ほど前の事です)
当時大分は空港から市内までオーバークラフトが運行されていて(その後廃止され、今はまた復活している様子です)その中で、中央大学の先輩である(僕は1年時だけ中央大学でした)志茂田さんにご挨拶をしたことが始まりでした。
その後、僕が東京の支店長時代、志茂田さんの御自宅を創らせていただくことになって(これは営業さんの頑張りがあったせいですが・・・)住まいの完成時に志茂田さん家族をお招きして新築のお祝い会をさせて頂きました。
当時はお元気で、とても楽しい方で、随分とお酒も飲まれていたように振り返ります。
特に梅の入った焼酎がお好きだという事で、飲みながらいろいろとお話をさせて頂き、思い出に残る貴重な時間を過ごさせて頂きました。
その後は年賀状のやり取りが何度かあったでしょうか。

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あの奇抜な服装でタモリさんの「笑っていいとも」で3年間ほどレギュラーもしておられました。
一般には、どうしてもその印象が強いのですが、もともとは「黄色い牙」で直木賞を受賞しておられますし、数多くの小説、絵本作家、「よい子に読み聞かせ隊」と名打って奥様と共に全国各地に出かけられてもおられます。

2018年関節リウマチ、2019年には腰を骨折され、そして84才になられた現在、要介護5の車椅子生活となられたようです。
そんな中で「過去に執着せず、今に愛着を持て」と紙面ではおっしゃっておられました。
車いす生活で介護の人が付かないと外出は無理、関節リウマチの悪化で体の可動範囲は凄く狭い、ベッドから車いすに移乗するのも一人ではできない。
トイレに行くのも一苦労で、現在はオムツを使用なさっておられるようです。
そんな中でも体調の良い時は1日3時間程度、パソコンで文章をひねり出す、単発のエッセイを書かれる・・・生きておられる間は少しでも前へ進むことが心の糧になっておられるとのことです。

文章からは懸命に生きておられる姿勢が伝わってきました。

かつては健脚で新宿からの長距離をご自宅まで歩いて行きかえりするなどしておられたことを僕はお聞きしていました。
当時とはずいぶんと変わってしまった現実に驚きもしましたが、それでもしっかりと前を向いて生きておられるその姿に感銘も受けました。

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現在は自宅で介護サービスをフルに使って生活をしておられ、朝の着替えや、ベッドから車いすへの移乗はヘルパーさんにお手伝いもしてもらっておられるようです。
介護ネットワークがあるという環境の中で、今も作品を書き続けておられます。
明日、死に神がやってきて明日でお前の命は終わりだよ、それが天の定めだよと言われても冗談だろうと受け流しながら。それでも今やっている小説を1行でも2行でも書くでしょうとご本人はおっしゃっておられます。
完成には程遠くともそこまで一生懸命にやってきたんだから、それでいいんだと、受け入れる、それが最後の自分なりの納得ではないでしょうかと言われていたことがとても印象的でした。

カテゴリー:スポーツ
author: Masahiko Kato
高校野球の熱戦を観戦しながらの投稿です。
高校野球の在り方も、途中の休憩やタイブレイク制度など熱中症対策も取られ変化してきています。

今年の夏は猛暑(酷暑)という事もあって外へ出る機会がいささか減っても来ています
とにかく暑いですね。(皆さんご自愛くださいます様…)
地球の温暖化でこれからもこういった状況が徐々に深刻化していくのでしょうか。
旅好きから始まって、出張でいろいろと出かける事が、本来大好きでこの仕事をしているところもあるのですが、また夏は決して嫌ではなかったのですが、さすがに少々バテ気味です。

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そんな中、海の向こうフランス・パリでは素晴らしいオリンピックが17日間にわたって行われたのは記憶に新しい事実です。
今回もたくさんの感動を届けてくれました。
日本選手の活躍も目立ちましたね。
当初の目標だった金メダル20個達成しました。
メダル数の目標55個には届かなかったものの45個も素晴らしい結果でした。

今も脳裏を駆け巡ります。
印象的だったのは・・・
北口選手…やり投げ67メートル(あの喜びようが最高でした)
新霊長類最強レスリングの藤波選手…なんと137連勝です…強い強い
フェンシングフルーレ男子団体(我が後輩、敷根選手もおめでとう!)
柔道では巴投げの角田夏美選手は凄かった(団体戦では2階級上の選手にも勝利)
スケートボードの吉沢恋さん(14才の中学生、やったね!)
初めてのオリンピック競技 ブレイキン湯浅亜美さんも最高でした。
飛び込みの玉井選手の入水が綺麗でしたね・
近代五種の佐藤選手も銀メダルは素晴らしい・
馬術の92年ぶりの銅メダル、40代の選手たちの躍動も感動モノでした。
もちろんゴルフの松山英樹選手も目を釘付けにしてくれ寝不足になりました。
メダルには至らなかったものの女子マラソン6位の鈴木優花さんにもウルルときました


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大会中に金メダルの中国のバドミントン選手が同じく自国のバドミントン選手からプロポーズされたことも…何か温かみある嬉しいニュースでした。
卓球では世界ランク1位の23才の中国選手にルクセンブルグの61才の超ベテランのシャラン・二さんが挑み、見事敗戦しましたが立派でしたね。
スケートボード女子パークのメダリスト3名すべてに共通した事として、3名の母親が全て日本人という奇遇の出来事がありました。(国際結婚が多いんですね)
必死に戦った後に表彰式ではお互いにたたえ合うという光景に、毎回涙腺を緩めてしまいます。
卓球の早田選手が戦った中国選手と試合後に同じカメラに収め合う姿もほほえましいものでした。
勝負事には勝ち負けがつきものです。
そういった中でブレイキンの半井重幸さんは4位でした。(微妙な判定で敗れましたが態度が立派でした)
かつて2000年のシドニーオリンピック柔道で篠原信一選手が誤審と思われる判定によって敗北した際に「弱いから負けた、それだけです。不満はありません」と言い訳をしないでの銀メダル、控室で涙した篠原選手に感動しました。
(この判定がきっかけでビデオ判定が採用されることになったんですね)


パリ・オリンピックでは地元フランスに留まらず、開会式や閉会式には世界的スターが
登場もしました。
まさかのトム・クルーズのサプライズもありましたね。
オリンピックがナショナリズムに偏ることなく行われることには大賛成です。
平和の祭典オリンピックが行われているさなか、ロシアのウクライナ侵略、イスラエルのガザ侵攻と戦争が同時進行している現実は残念でなりません。

セーヌ川を船で行進する開会式からは始まって大成功に終わったオリンピックの後に、パラリンピックも控えています。
素晴らしい競技が続きますように祈りたいですね。

4年後にはロサンゼルスでオリンピックが開催予定です。
次回のオリンピックはすべての国家が参加できる平和の祭典となります様願わずにはおられません。


日本選手がオリンピックで躍動、活躍した半面、日本経済には活力を感じません。
オリンピックで見せてくれた日本のすばらしさを経済面でも発揮できないかと思うのは
個人的な気持ちでしょうか?








カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
今月8月6日の『住宅産業新聞』に大和ハウス工業の顧客満足に関する記事が掲載されていました。

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どんな内容かというと、住宅の施工責任者が毎日お客様に対して、建設中の住宅の様子をメールで報告・連絡するといった内容でした。
そして、その結果としてアンケートによるお客様満足度が上昇したというものでした。
こういった記事を見ると嬉しくなりますね。

職人さんの関係もあって毎日建設現場が動くかどうかは不可解ですが、お客様の立場に立って考えると、こういった行動は安心につながりお客様も嬉しいものだろうと推測出来ます。

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かつて私達は、1週間に1度のお客様に対しての電話コールで工事の進捗状況を現場監督が連絡するといったことを実行していました。
お客様からの評価が高く、結果として新築パーティに現場監督が招待されたり、またお客様の知り合いの方をご紹介いただけるといった結果も出て、受注の増大にも結びつきました。
営業からすると、契約まで懸命に育ててきたお客様の関心が現場に向いてきて、現場監督に対して何かしらジェラシーに似た感情を覚える事もあったようです。

現場監督の仕事は現場をしっかりと管理する事であり、安心・安全の確保、そしてまた現場で仕事にあたってくださる職人さんとのコミュニケーションが大切です。
近隣に対しての配慮もとても重要ですね。
また工事現場は、本来の展示場の役目を果たしていると言っても過言でありません。
ですから工事現場における整理・整頓・清掃・清潔・躾などの5S運動も推進したものです。

ちなみに僕の関与先の某工務店さんは営業担当がいません。
全員営業で業務にあたり、設計や現場監督が営業業務を担当します。
ですからお客様の信頼がとても高く、紹介も多い会社を築いてらっしゃいます。

また地域の工務店さんで、地域密着がしっかりと出来ていてエリア内の建築予定のお客様は住宅建築の計画が出てきたときには、殆どの方がこの工務店さんに相談するといったことが当たり前化されている会社も存在します。
長年培われてきた「信頼」がこういった形になったという事でしょうか。

かつて積水ハウス時代、当時の社長から「大なる工務店であれ!」と言われたことがありました。
また当時は「安全第一、工期厳守」という標語が掲示されてもありました。
今は「人間愛」が社是になっていますが、かつては住宅会社の原点が掲げられていた様です。

大切な事、時代が変わっても変えてはならない事は「お客様目線」で仕事をするという事ではないでしょうか。

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年を追うごとに新設住宅着工戸数は減少しています。
生き残りをかけて住宅会社も様々な手法を考慮していますが、本来あるべき住宅会社の使命を真摯に考えた時、「顧客目線で仕事をする」ことを忘れてはならないでしょう。

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いつもどこかでお客様を意識する。
お客様に関心を持つ。

忘れたくない大切な住宅会社の姿勢です。




カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
フランス・パリではオリンピックが始まりました。
セーヌ川を参加各国選手団が船に乗って手を振りながらの開会式は今までの手法とは打って変わって素晴らしい演出効果があったように思います。
また自国の選手だけでなくカール・ルイスやコマネチなどのスーパーレジェンドが顔を見せたこともオリンピックがインターナショナルなイベントである事を印象付けた感じで好感を持ちました。

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かつてサラリーマン時代、業績向上を目的にして色々と仕事のゲーム化を実行したことがありました。
相撲やサッカー、野球、プロレス、等のスポーツ系を筆頭に、話題の映画をモチーフにしたり、戦国時代をテーマにしたりもしました。
毎回毎回ではなく、3カ月間を一つの枠にして、マンネリ化を防ぐために次の3か月は通常通り、その次の3ヶ月に次のイベントを実行という形が一般的でした。
イベントは、その時々の世の中の動きに合わせて話題性のある物を取り入れたことがポイントでしょうか。
また当初は営業だけで行っていたこのイベントを、徐々に全員参加型に変化させていったこともよかったと振り返ります。
販売会社であるという自覚を社員全員に意識してほしいばっかりの実践でした。
直接販売員の営業さん達はともかく、間接部門の社員さん達には多少サプライズだった事でしょう。

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オリンピックが行われている時にオリンピックを題材にして仕事をゲーム化したことがありました。
この時は営業65名を中心に、営業事務の女性社員も巻き込んで実行しました。
どんなことを実行したのかお話ししましょう。
もちろん、業績アップを考慮して、きめ細かく問題提起しました。
営業対象には・・・・・
野球・・・契約人員比率(対象は営業の各チーム)
サッカー・・・契約棟数
やり投げ・・・外構契約
柔道・・・高額物件の受注
重量挙げ・・・契約金額
飛び込み・・・最小値引き率
レスリング・・・契約時の入金
100メータ―走・・・月間最初の契約
ハンマー投げ・・・入手カード数
クレー射撃・・・アポ面談数
マラソン・・・有効面談数
テコンドー・・・オーナー面談数
アーチェリー・・・現場案内数
ビーチバレー・・・紹介受入数
ボクシング・・・設計依頼数
体操・・・契約前打合せ数

営業事務女性社員さんには・・・・・
シンクロナイズスイミング・・・電話コール数
新体操・・・テレアポイント数
女子マラソン・・・名簿取得数
女子柔道・・・プラン取得数


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結果はどうだったかというと大成功でした。
会社の経費を使わせてもらって魅力的な商品・賞金も多数用意しました。
社内はオリンピックの飾りつけをしました。
社員さん達の心に徐々に火がついていきました。
そして業績アップに繫がりました。
仕事をするというか、ゲームに参加するというか・・・皆さん大変だったでしょうが、モチベーションが上がっったことが何より良かったと思います。

出来れば、仕事を楽しみながら実行する。
おもしろおかしく実行する。
この時には営業以外の社員さんや取引業者さん達にはサポーターとなって頂きました。

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各地に顔を出させてもらって今痛切に思う事です。
残念ですが、仕事に対しての「やる気」が失せている感覚が強いです。
会社に顔を出すことが嬉しい、仕事に興味・関心がある、仲間と一緒にいる時間が楽しい・・・

そんな工夫、マネージャーやリーダーは真剣に考えたいものです。




カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
戸建て住宅の価格上昇が止まりません。
最近のデータによると(2023年度)ハウスメーカーの平均単価がすこぶる上昇しています。
上昇幅は4%から8%となっています。
ただ、同じくデータアップされていた床面積には大きな変動はなかったようです。

参考までに
平均単価 床面積 坪単価
三井ホーム 5223万円 132、4㎡ 130,2万円
旭化成ホームズ 5090万円 130,5㎡ 128,7万円
積水ハウス 4955万円 136,2㎡ 120,1万円
大和ハウス工業 4900万円 138,6㎡ 116,7万円
パナソニックホームズ 4737万円 137,9㎡ 113,4万円
住友林業 4380万円 121,4㎡ 119,1万円
セキスイハイム 3520万円 113,5㎡ 102,3万円
ミサワホーム 3502万円 115,5㎡ 100,1万円
ヤマダホームズ 2507万円 114,3㎡ 72,4万


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…といった状況になっています。、
かつて中国や韓国に旅行に行った際、戸建て住宅が殆どない状態、つまりは富裕層しか戸建て住宅に住めない状態を垣間見たことがありました。
逆に アメリカへの住宅視察では日本の分譲住宅の価格で、300坪程度の広大な敷地に、100坪以上の床面積の建物が建築されていて羨ましくも感じたことがありました。
来客を意識してか2つのリビングがあり、またどの家にもプールが備え付けられていました。
理想ともいえる素晴らしい分譲住宅がそこには存在しました。

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日本の全国各地でもちろん温度差はあります。
東京辺りでは戸建て住宅がなかなか手に入らない(価格が高くなりすぎて)状況下になってきています。
またマンションそのものも随分と値段が上がってきていて(特にタワーマンション)一般庶民には「住まい」が高嶺の花になってきてもいます。

僕は住宅業界一筋に生きてきました。
住宅そのものの構造が良質になってきていることには依存はありません。
予想されるべき大地震が来ても家族のシェルターとなる「住まい」であって頂ければと期待もしています。
建築資材の高騰化もあるし、担い手である職人さん達の確保という問題もあります。
それにしても価格があまりに高騰化していく事に対してはついつい目を覆いたくなる現実があります。

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大手住宅メーカーの価格に対して、例えばヤマダホームズは比較的購入しやすい価格となっています。
おそらくは全国の住宅ビルダー、ホームビルダーの住宅の坪単価はまだ何とか私達が手に届く価格となっていると予想しています。

世界で起こっている地震の多くが地震国、日本で起きています。
阪神淡路大地震、東日本大地震、熊本地震、そして今年の能登半島地震と大きな地震が日本を襲ってもいます。
今後も関東大震災級の地震がいつ起こってもおかしくない状況があります。

価格上昇の現実を目にしながら、もう少し価格が抑えられた状況で私達の「住まい」が提供できないかと、もどかしい状態の自分がいます。




カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
先日ですが、以前から宿泊してみようかと思っていたリゾートホテルに夫婦で宿泊しました。
人気があって全国展開されておられる多くの皆さんがご存じのホテルです。
殆どが若いスタッフで、建物もセンスがあって好感が持てます。
外国人の宿泊客の方々もいらっしゃいました

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チェックインからアウト迄、及第点で特にこれといった気まずい点はなかったように思いました。
帰りの際にはスタッフの方が「写真を撮りましょうか」と声も掛けて下さいました。
ところが…何か心に残るものがないのです。
マニュアル通りに対応されている感覚でした。
つまりは応用が利かないと言っていいでしょうか。
「知識」を身に着けていても、それを応用する「知恵」がない感じでした。

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旅館やホテルに宿泊する場合、価格によってももちろん異なりますが通常こんな評価の基準があるように思います。
・食事
・お風呂
・施設・設備
・客室やアメニティ
・接客・サービス

そしてそれらを束ねた形での全体の満足度で評価されるといいって良いでしょう。

実は個人的にも自分の仕事の関係もあって、この10年間近く自分なりに宿泊先の感想をしたためてきています。
その中には仕事で利用させてもらうビジネスホテルもあります。
忙しかったコロナ禍前の10年間は年間に100泊以上の宿泊を経験しました。
つまりは、お客様満足度アンケートの参考にというわけです。
そしてどんな人がリピーターになるかどうかも知ることが出来ます。

僕たちがリピーターになっている宿もあります。
その宿を利用されたお客様の声の一部を紹介します。

「初めて冬の季節にお邪魔しました。
お宿の前は雪景色でした。
私達の事を以前にお伝えしたことを言う必要のないくらい
スタッフの方が把握
してらっしゃって心地よかったです。
お食事の食材も季節が違うとより一層楽しむことが出来ました。
こちらのスタッフの方はコミュニケーション能力が高く、情報力もあって、お話しする内容が楽しい事ばかり、美味しい果物を教えて頂きお土産も教えてもらって助かりました。
また次の宿泊がとっても楽しみです。
スタッフの皆さん、今回も素敵な想い出を創ることが出来ました。
ありがとうございます。」

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そしてこの口コミに対しての宿からの返答があります。
「この度は雪景色の○○○にお越しいただき誠にありがとうございました。
スタッフの対応とこだわりの料理に高い評価を頂戴いたしまして御礼申し上げます。
○○○でお寛ぎのひとときをお過ごしになられたこと、大変うれしく思います。
また○○さんにお会いできます事、スタッフ一同楽しみにしています。」

宿泊されたお客様の事を忘れない、お客様に関心を持つ、世間話が出来る、ちょっとした気遣いが嬉しい・・・そんな温かみを感じる宿です。

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住宅会社の私達が大切にしたい事が、ここに集約されているような気がしてなりませんでした。
住宅会社においては、社員の対応はお客さん目線で見てとても重要ですね。
自分達こそ何よりの「商品」であることを心に刻んでおきたいものです。



カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
サラリーマンのプレーイングマネージャー時代、当時の支店長は「加藤君は新人を育てるのが上手いから・・・」と言われ、僕が店長だった10年間の間、毎年僕のチームに新入社員さんを配属してくださいました。
そういった上司の気持ちが嬉しくて、人一倍懸命になって新人さんを少しでも早く一人前にしようと頑張ったものです。

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ところが新人さんたちの中には素晴らしい才能を持っておられる社員さんが多く、僕の方が彼らに教えて頂くことも多々あったように振り返ります。
その中でも特に感心したのがO君でした。
なんと彼は入社が決まった内定期間中から自宅周辺の方々に営業を実践していて、入社したとたん「見積もりを出してください」「同行してください」と依頼してきました。
結果は明白でした。
入社早々初契約、その後1年間を通してもダントツの契約で新人賞第1位の栄冠を手にしました。

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当時の我々の営業スタイルが「夜討ち朝駆け」だったことに対して、時間の使い方を自分流にして、朝方の営業スタイルを実践し、夕方には自宅へ帰るという、時間管理の素晴らしさを発揮してくれました。
何せ当時の住宅営業の一般常識はお客様が帰宅されてからの夜の訪問や、休日に折衝するのが当たり前になっていました。
また売りっぱなし営業が殆どだった時代、彼は営業折衝のたびに、決まってお礼のはがきをお客様に出してもいました。
当然お客様からの「信頼」もしっかり、紹介営業の成果が出ていました。

そんな彼が僕に感謝してくれたことがありました。
勿体ない言葉を彼から頂き恐縮ですがあえて書かせて頂きます。

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「新入社員で入って間もないころ、お客様とのちょっとしたトラブルがあり。落ち込んでいた私を見て言ってくれた上司の言葉が印象に残っています。『積極的な失敗は大いに結構、むしろ消極的な成功よりも価値がある』そしてもう一言、『何かあれば会社が責任を取ってくれる、好きなようにやってみろ・・・』この言葉に本当に救われたと思っています。
きっと、ちょっと生意気な私の性格を見ていってくれたのでしょう。
その後お言葉に甘えて好きな様に行動してみました。
あの時に失敗を恐れて消極的な行動ばかりしていたら住宅営業の成功はなかったでしょう。
とても感謝しています。」

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ありがたいですね。
優秀な人は謙虚で「感謝心」を持っておられるようです。

彼はまたこうも言っていました。
「上司や先輩には若い人が失敗を恐れないような環境を作って欲しいものです」と。

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伸びている企業には失敗に寛大な上司が存在するものです。
またポジティブにものを考えていく事も徹底されているものです。
若い芽を摘んでしまうようなことはやってはいけませんね。
失敗を良き経験として捉えてメンバーを育てていきたいものです。

多くの社員さん達に多くの教えを頂いたことにあらためて感謝したく思います。