ここの所、暖かな日々が続いています。
仕事に出るときコートを着ていこうかどうか迷う事もしばしばです。
特に僕の場合は全国各地に顔を出しますので温度差もあり困惑する場合もあります。

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この様子だと桜の開花は今月末辺りなのでしょうか?
友人と花見を計画しています。
4月に入ってからの予定ですが、どんな状態になるかどうかこればかりはわかりませんね。

日本という国はありがたい国です。
春・夏・秋・冬という季節がはっきりと存在する国でこういった気候風土が日本人の勤勉な国民性を作ってきた要因だと言えます。
季節の流れが速く明確ですので「今日やる仕事を明日に伸ばす」と、事すでに遅しということになってしまいがちなんですね。
タイミングが大切で今日の仕事は必ずその日のうちに終える癖をつける必要性があるわけです。

さて仕事柄全国各地のいろんな企業様へ出向きます。
訪問先の企業が業績が良いか否か、ほとんどが最初の印象で理解できるものです。
これは一般の商売にも言える事です。
宿泊するホテルも「お疲れ様です。おかえりなさい」でお迎えして下さり「行ってらっしゃいませ」でお見送りして下さる素晴らしい対応の従業員さんのおられるホテルも現実に存在します。
そんな時、決まって(ああこのホテルにしてよかった)と思える瞬間でもあります。
…ですから各会社にあっても受付の方の対応も重要と言わざるを得ません。
「よくいらっしゃいました、お待ちしていました」という態度が、そのしぐさや言葉、挨拶に表現されることが肝心ということになります。
受付の社員さんは派遣社員さんであることもしばしばですが、大切な第一印象で企業が判断されるポジションです。(ここで他企業との差別化をしましょう)
気持ちの良い接客に心がけたいものです。
ご指導宜しくお願い致します。

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そういった最初のイメージや、出会う社員さん達の対応で殆ど業績の良しあしが解るものです。
しっかりとご案内して下さる受付の方や、社員さん達の明るい挨拶や笑顔などに接すると「ああこの会社は良い会社だな」と思えるわけですし、往々にしてそういった企業様は好業績である場合が多いのはまぎれのない事実です。
つまりは業績と挨拶は相関関係にあるという事でしょうか。

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凡事徹底と言いますが、挨拶は大切です。笑顔も重要ですね。
サラリーマン時代、支店に来店されるお客様に対して全員が立ち上がってご挨拶をするように心がけた思い出があります。
特にお帰りの際はお出迎え以上に気持ちを込めてお送りしたように振り返ります。
「出迎え3分に見送り7分」という言葉がありますが、まさにそういった対応が業績にもつながっていったように思えてなりません。

お客様から「お宅の会社はいい会社ですね」といったお褒めのお言葉もいただくこともしばしばで、また競合の際にもこういったことが、他社との差別化になって契約に至ったことも現実にありました。

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整理整頓もその類ですね。
5S運動などもその類ですが、時間の効率が上がり、スピーディな仕事が可能になりこれまた業績向上に大いに役立つものです。
企業に在っては今年は随分とベースアップの会社も増えています。
給料が上がる事のみならず、社内の様々な改善運動や、顧客への対応にあっても、給与改善の効果が出るようにお願いしてもらいたいものです。

日本の企業の力が落ちてきている感じが払拭できません。
気持ちの良いことが企業の風土を変えていきます。

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ここへきてトヨタ自動車関連の企業が問題を起こしています。
奥田章男会長は「肩書で仕事をするのではなく、役割で仕事をしよう」と社員さんたちに呼びかけておられました。
どんな素晴らしい企業も時間と共に腐敗もしていくものです。
「変化」の重要性、「改善」の大切さをしっかりと身体に感じながら健全な明日に歩みを進みたいものです。