カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 全国で仕事をして同じ住宅会社なのに随分と仕事の手法に温度差があることに驚きます。
 こと営業に関して言えば売る営業が多い会社と、売れない営業が多い会社があります。

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 売っている営業が多い会社にあっては売らない営業は小さくなっている事が多いですね。
何とかして売ろうという意欲を感じることが多いものです。
 ところが売っていない営業の多い会社にあっては売っていない営業が販売意欲を感じさせない、売らなくてもいいとは言わなくとも、売れてないことが申し訳ないというような感覚が感じられません。

 販売会社にあっては営業は販売することが努めであるはずです。
いわばそこには売る人は良し、売らない人は売るように努力するべしという掟のような決まり事が存在するものです。

 かつて初めて僕がマネージャーとなって赴任した事業所においてこんな事実がありました。
赴任した最初の月、27人の営業がいて契約に至った営業はたったの9人、なんと他の18名がその月の契約がないという状況でした。
全体の3分の2までが0社員だったのです。
当時、住宅会社にあっては毎月きちんと契約を取得することがある種義務化されていました。
ですから経営上は大変にまずい状況なのですが、3分の2もの営業が契約がないとなると契約をとらなくとも何となく非がないような錯覚に陥ってしまいがちで、まさにそういう現象が当たり前化されていました。

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 当時の僕は情熱に燃えていました。
率先垂範で27名の営業の契約予定者に同行営業を試みました。
前月に契約をとれなかった営業中心に一緒になってお客様に折衝するよう努めたのです。
また毎日営業の一人一人の行動を夜遅くなっても報告してもらうようにしました。

 いわば、PLAN・DO・CHECKを徹底したのです。
その後どうなったでしょう。
結果を言います。
徐々にではありますが契約する営業が増えていきました。
そして6か月後にはなんと契約する営業が3分の2に達したのです。
以前からすれば逆転現象です。・
こうなるとしめたものです。
契約しなくてはならないという気持ちが営業全員に意識されていきました。

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 売れる環境が出来上がってきたのです。
人は環境の動物だと判断します。
売れる環境を作っていくことが管理者に望まれます。
 
 「個」で動く集団ではなく、「みんな」で動く組織を作っていきたいものです。
「塊度」の高い強い組織を築いてこそ管理者といえるのではと考えます。

 
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 先回地域密着する話をしましたが、積水ハウス時代毎月決まって様々なイベントを実施しました。

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 多い時には営業も68名いましたから、各拠点数も17チームほど存在していました。
支店長の僕は各店舗に毎月必ず何かしらのイベントを行うことを義務付けました。
それぞれのチームが各々に何かしらの行事を行うわけですがメインとしては完成したお客様の住まいをお借りしての「完成現場見学会」が定番だったような気がします。
 それが各店ごとに実行の運びとなるわけで、各々でチラシなどの販促物を使ってお客様への動員を見込むと随分と広告宣伝費用も予算的に経費が掛かる状態となってしまいます。

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 そこで考案したのが毎月のイベントをすべて織り込んだ「積水ハウス〇月イベントカレンダー」でした。
これを毎月1回作成して継続客には配布いたします。
その1枚に当月行われる自社のイベントがすべて網羅され、お客様は、自分の都合を考えてどこかの現場に来場されるといったものでした。
 17店舗が毎月必ずと実行するものですから、支店サイドで考えると毎週どこかで何かをやっている住宅会社ということになります。
また会場ごとに優秀な結果を残したお店は表彰をするようにしました。
みんなが競い合って素晴らしい会場つくりに励んだように振り返ります。

 当時僕は「いつでもどこでも何かをやっている積水ハウス」という言葉を使って、動きのある会社を作るよう指導していました。

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 完成見学会だけでは飽きられてもしまいがちなどで、時には「構造見学会」も実行し、また時には入居後のお客様にご協力をいただいての予約制での「ご入居見学会」も実行しました。
異例ですが、時には建築後10年経過した顧客の住まいを舞台に見学会も試みました。

 今となっては皆良き思い出であります。
社員さんたちの活躍もあって東京の支店長3年間で業績はうなぎのぼりでした
最初の120億円が3年間のうちに160億円にまで業績向上したのです。
嬉しかったですね。
毎晩のように社員さんや関連業者さんとコミュニケーションした思い出が振り返ります。

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 多摩地域に存在した多くの分譲地の金利負担も大変でした。
関連業者さんたちのご協力を頂いて300区画の分譲地の草刈りを手当たり次第にやったことも今となっては良き思い出です。
もちろん僕も率先垂範で取り組みました。
草取りが終了してからはみんなできれいになった分譲地で綱引き大会。
社員や関連業者さんの一体感がこうしたことの積み重ねで少しづつ強化されていった良き思い出です。

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「継続は力なり!」とはよく言いますが、まさに毎月のイベントの積み重ねが組織全体の塊度を強くし、契約実績としての数字が伸びてエリアの中での建築シェアが大きく伸びていきました。


カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 ありがたいことに10月も多忙な時間を過ごさせていただきました。
九州・四国・関西・中部・関東・・・東奔西走しました。
朝目覚めると今日はどこにいるのかと自問自答します。
体調管理や食事には留意しなくてはなりませんね。

 さて、成長する企業には理由があります。
社員さんが従順性を持ってコンサルティングに参画してくれることです。
不思議と思われるかもしれませんが短期間に業績が間違いなく変わってきます。

 現在関与している企業のほとんどが短期間で業績が大きく向上してきています。
これはまさに業績が低迷していた状況から脱皮していくために、素直に人の話を聞くという姿勢に転換した結果ともいえます。

 成功体験とは貴重なものだとつくづく感じます。
業績向上という結果を残すことは簡単なことではありませんでしたが、様々な試行錯誤を経てなしえたものです。
そういったかつての経験が今も生きた教訓となって仕事に生かされています。

 業績が向上する企業を分析すると明らかに仕事量が以前から増えています。
単純に仕事量が増えることから業績向上となるのです。
社員さんたちのやる気を上げることが大きなポイントであるといっていいでしょう。

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 かつてサラリーマン時代、今から振り返るとよくぞまああんなに仕事をしたなあと思います。
ただ実は楽しかったのも事実です。
面白かったから頑張ることができたんですね。

 何が面白かったかというと、自分を発揮できたからでしょうか。
成長していく自分を確認できたからでしょうか。
仕事にやりがいを感じたからでしょうか。

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 僕は思っています。
人はやりがいのあるものに魅力を感じるものだと。
仕事に魅力を感じることができれば燃えることもできるのではないか。
楽な仕事よりも、ちょっとばかし苦労しそうな仕事に人は魅せられるのではないでしょうか。

 ただ少しばかり警鐘を鳴らしたくも思います。
業績が良くなっていくとついつい天狗になってしまう経営者もおられることです。
会社は社長の器と比例するともいわれます。
継続は力、順調に業績アップしても従順性を継続してさらなる成長につなげていきたいものです。

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 12月5日、岐阜にて講演します。
タイトルは「みんな燃えた、闘った!積水ハウス全国1位への軌跡」です。
仕事に燃えて自己実現を目指し、社内でトップの業績を出したストーリーです。
主催はFUJITSUフアミリ会です。

カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 積水ハウス時代、営業を18年間経験しました。
辛かった3年間が貴重な時期だったと振り返ります。
そういった時間を過ごすことも人生においては必要なのではと感じています。

 僕はとても生意気な営業だったかもしれません。
愛知県・春日井店、店長時代の僕は、転勤拒否宣言に近いことを口にしていました。
ただし業績は落としませんとの前提のもとです。
10年間のプレイニングマネージャーの時代は春日井地区のエリアの販売強化に懸命でした。

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その後岡崎支店への転勤が決まります。
今回は支店長というマネジメントの仕事であり今までとは変わって責任も違ってきました。
営業のみならず、現場・設計・総務・経理・積算・発注・アフターすべてにおいての責任者です。
また社外の数多くの工事店はじめ職人さん、関連業者さんたちとの関係もしっかりと構築していく必要がありました。
大変ですがやりがいだけは随分とありました。

 そんな中で売れる環境はどうして作ったらよいのかを学びました。
試行錯誤を日々繰り返す中で努力した分が形になって出てきました。
それはもう毎日が戦いの連続だったという思い出があります。

 一番重要視したことはというと社員のモチベーションをアップすることでした。
大変な仕事であっても面白いと思わせることがポイントです。
人は自分のためになる仕事(自己成長につながる仕事)には大変であってもやりがいを感じてくれるものです。
また遊び感覚を仕事に導入することも考案しました。

 結果として108名の社員で年間売り上げ120億円の支店が構築できました。
6年間で60億円のアップ、社員一人当たりの売り上げ全国第1位になりました。

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 今、住宅会社の顧問として多くの企業に顔を出しています。
皆さん本当に頑張ってくれていてほとんどの会社が業績向上しています。
これはもう営業手法もありますが、いちばんは何といっても社員さんたちのやる気といって過言でありません。
つまりは僕の仕事の一つは社員さんたちに仕事の喜びを知ってもらって業績アップにつなげることでしょうか。
もちろんほかにも僕の仕事はたくさんありますが・・・。

 不思議なものです。
同じ社員さんたちなのに…こんなにも業績が違ってくるものかと・・・。
業績アップしていく企業は社員さんたちが元気ですね。
社員さんたちが明るいですね。
社員さんたちがコミュニケーション度が高いですね。
社員さんたちがプラス思考でもあります。
また社長のEQ度が高いですね。
(ちなみにEQとは感情指数のことを指します。こころの知能指数とも表現されます。)

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 やる気のある社員さんたちの会社にしていくことは簡単ではありませんが、そういう環境にしていくことが社長の務めであると考えます。
経営者の顧客は社員さんであることを理解したいものです。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 
 今週も大阪から千葉・名古屋・山梨・東京・三重と動いています。
まさに体力勝負になってきている現実を痛感しています。
関与先の社員さんたちの元気な顔を見ることが活力の源でもあります。

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さて、今年になって新しく顧問となった会社があります。
そういった顧問会社の業績が、飛躍的に向上しています。
僕としては大変にうれしいことでもあります。
一体何が原因なのでしょうか。
一言で表現すれば一人一人の社員さん達の動きが違ってきた事といって間違いありません。
関与する前までの「当たり前」が違う形の「当たり前」になってきたということと判断しています。

 人間にとって一番楽なことは何でしょうか・・・?
それは、日々変わらないことです。
昨日と同じことを今日も繰り返すことが一番楽といっていいでしょう。
ですが、刻一刻と変化していく市場にはついていけません。
これは負け組となってしまうパターンです。

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 関与会社の社員さんたちに申し上げました。
成果が出てこそ仕事です・・・・と。
結果が出ないものは仕事ではなく、仕事をしているふりだけなのですよ・・・と。
その為には自分を変化させましょう。
もっともっと結果にこだわりましょう・・・・と。
どうせ頑張るならば,結果が出るまで頑張りましょう・・・・・と。
どうしたら結果に結び付くのか考えましょう・・・・と。
また仕事をやり遂げた時の喜びは大きいものですよという話もしました。
仕事で結果を出して自己実現した人の話もしました。

 結果が出るまで頑張って仕事をする人をプロと言います。
プロと言う言葉の響きが僕は好きです。
プロになると自信がつきます。
仕事への思いも強くなります。
顧客からの期待も大きくなりますが、その分仕事のやりがいも上がっていくものです。

 強い組織にはプロと言われる人が数多く集まっています。
プロは時間の活用の手法が上手です。
プロはモチベーションを上げる方法を知っています。
プロはやり始めた仕事をやり遂げようと工夫・努力します。
そんなプロの仕事人が少しづつ増えていくと集団だった職場が強い組織となって業績アップとなっていくものです。

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 組織を変化させようとする行為には根気が必要です。
まさに社員さん達との根気比べと言って過言でないように思われます。
僕の使命は根気比べに負けないことです。
「当たり前」を一つ上の「当たり前」にするためには情熱が必要です。

 情熱!挑戦!感動!は僕の会社の社是でもあります。
頑張ります。
さらなるもう一つ上の「当たり前」のために。



カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 もうかれこれ12年以上になります。
愛知県に母体を置き全国展開している『中部産業連盟』にてセミナーを実施しました。
僕のテーマは「強いチームで成果を出せる営業マネージャーの役割と実務」
 営業管理者としての役割と実務について学んでいただきます。
部下のやる気を喚起するための仕組みづくりと現場での組織づくり、そのための部下指導法を具体的に伝授します・・・・と営業研修の案内には紹介してありました。

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 嬉しいことはこのセミナーに受講される人たちが、とても意識が高いことでしょうか。
かつてテレビのカンブリア宮殿に取り上げられた滋賀県、びわこホームの上田社長(現会長)もその熱心な受講者のおひとりでした。

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 また愛知県江南市で住宅会社を経営する「安井建設」の安井社長もまた地元で順調に業績を伸ばしてらっしゃる優秀経営者のおひとりです。
最近では愛知県のみならず岐阜県にも新しく拠点展開されていますが、いつも勉強家であるその姿勢には頭が下がりますし、また社員さんを思う態度にも好感を感じています。
業績アップする条件をしっかりと満たしてらっしゃいますね。

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 そして現在僕が顧問となっている大阪の住宅会社「中商」の中島社長もまた学ぼうという意識にたけた素晴らしい経営者ですが最初の出会いはこのセミナーが発端でした。

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 今日も参加者は業種が様々で僕としてはやりにくいところも多々ありましたが、実際に自分が経験してきたことを熱を持ってお話ししました。
正直にサラリーマン時代、業績が上がってきた事実を気持ちを込めて口にしているだけです。
おそらく受講された皆さん方は感じてらっしゃるのではないかと推測します。
それは決して特別なことをやってきたわけではないということです。
ただ部下の社員さんたちに対して叱るところは叱り、ほめるところは褒め、そしてそこには必ずと言ってよいのは愛情があったということでしょうか。

 この日もお話ししました。
EQマネージャーたれということを。
EQとは感情指数のことです。
心の知能指数とも表現できます。
社員さん一人ひとりの心をしっかりと読んで指導する営業管理手法です。

 人は皆感情の動物です。
またみんな認められたいと思っているものです。
そのあたりをしっかりと理解して愛情をもってマネジメントしていきたいものです。
受講者の皆さん長時間の受講お疲れさまでした。
そしてありがとうございました。
今後の皆さん方のご活躍を祈っています。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 全国各地の住宅会社(住宅メーカーから地域ビルダー・工務店まで)に顔を出す機会を本当に数多くいただいています。
 同じ仕事をしているのにその仕事の手法がこんなに温度差があるんだと気づきもたくさんあってびっくりもしています。
 その中で今日は顧客名簿についてお話してみたく思います。

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日常、営業はお客様の新規の名簿を毎月何らかの形で入手します。
例えば展示場来場、インターネットでの引き合い、スーモカウンターから、現場見学会、電話から、紹介、雑誌から、インスタグラム・・・住宅会社によっても様々な引き合いルートがありますが、気になるのはその新規の引き合いカード1枚当たりにかかる費用です。

 会社は様々な費用をかけることによって新規の引き合いを取得します。
広告宣伝費、販売促進費、展示場出展費などが主だった費用でしょうか・・・。
取得する費用は1枚当たり7万から10万円と予想します。
もちろんこの費用も会社によって随分と相違がありますことをあらかじめ理解しておく必要はありますが・・・。

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 ここで大切なこと、営業が意識しておきたいことは何か。
自分たちの会社が大きなコストをかけて取得した新規の顧客名簿を契約という目的に向けてしっかりとフォローしていくことです。
そこにはもちろんスピードも要求されます。
信頼をもらうためにはどうしたらよいのかを考えていくことも重要です。

 ところがです。
この新規の名簿が大切にされていない住宅会社もあります。
中には驚嘆する現実にも遭遇します。
せっかく会社が大きな費用をかけて取得したお客様情報である名簿が入手したままになっていて接触されていないという現実です。
もう唖然としか言いようがない状況にぶつかることもあります。

 住宅会社によっては1か月に数枚しか顧客情報が入ってこない会社も実在します。
そのため、新規の名簿を取得するために賃貸マンションやアパートにポスティングをしたりする会社も現存します。
逆に驚くほどたくさんの名簿が入手される会社もあります。
素晴らしいことですが、残念ながらこういった住宅会社ほどお客様との接触頻度が低いのも事実です。

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 お客様の心理を考えましょう。
僕も積水ハウス時代営業として数多くのお客様との出会いがありました。
最初から積水ハウスで建てますからとおっしゃるお客様は誰一人としておられませんでした。(建売はまた別です)
新しいお客様との数多い接触の中から徐々に徐々にお客様の信頼を勝ち取って契約まで至ったわけです。

 お客様からオファーを頂いたならばスピードを持ってその声にこたえたいものです。
メールや、電話、場合によってはラインもよいと考えます。
展示場や見学会への来場であれば次回のアポイントをきっちりととっておきたいものです。
お客様への対応一つで契約できるかどうかが決まります。

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 お客様は会社を選ぶだけでなく、商品を選別し、営業を判断もします。
お客様の気持ちを汲んで、どうしたら喜ばれるか、どうすれば選んでもらえるか真剣に考えたいものです。

カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 関与先企業の業績が向上してくることは顧問としては嬉しいことです。
住宅会社専門の顧問として15年前に独立して最初に関与したのがに埼玉県の住宅会社ファイブイズホームでした。
当時の企業名は細井不動産、関与中に名前を変えてファイブイズホームと命名しました。
それまでの本社をショールームに、本社は隣の土地に変更して3階建てで建築しました。
ショールームの建築は僕が任されて担当しました。

 関与前、僕はあいおい損害保険会社の講師を依頼されていて全国の工務店さん相手に住宅会社の生き残りをかけた話を中心にして全国を廻っていました。

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 その僕の講演を聞きに来ておられたのが細井保雄社長です。
講演後すぐさま顧問になってほしいとの依頼を受けました。
当時の僕は現在ほどの多忙さはありませんでしたし、細井社長の熱心さにも引き付けられ快諾しました。

 当時の細井不動産は年間売り上げ30億、5年近く売り上げが伸びていない状態が続いていて細井社長も随分と悩んでらっしゃいました。
それから3年以上、毎月2回の訪問をして朝から夕方までしっかりと積水ハウス時代の経験を生かして社員さんと一緒になって指導させていただきました。

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 現在ファイブイズホームで取締役営業部長になっておられる飯嶌さんが、営業責任者で僕の言うことに対して随時従順に対応されました。
彼も真剣でとにかく一生懸命だった思い出があります。
社員教育も熱心でした。
必ず毎回最寄りの駅である行田の駅で迎えてくださりお送りもしてくれました。
僕と同様、飯嶌部長(当時)も熱い男でした。

 結果は見えていました。
30億だった年間売り上げは1年経過して43億に、2年目経過して60億に、そして3年経過して72億まで向上していったのです。
今やファイブイズホームの売り上げは220億となり埼玉県では有数の住宅ビルダーとなっています。
僕の関与先は9割以上が業績向上していますがその中でも著しい上昇企業です。
僕にとっても大変にうれしいことでもあります。
 細井社長はじめ社員の皆さん方の努力に敬意を表し、今後のますますのご発展を祈っています。


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 そのファイブイズホームは本社が埼玉の行田市にありますが徐々にエリアの戦略をしていきました。
僕も自分の会社のように親身になってファイブイズホームの成長を願い指導しました。
隣の熊谷市,羽生市、北本市、深谷市、鴻巣市・・・徐々に勢力を拡大しまた拠点展開をしました。
決して無理はしませんでした。
少しずつバトンをつなぐように販売エリアを大きくしていくことは重要な要因です。
かつて僕は積水ハウス時代、中部地域のマーケティングシェア委員長でした。
そしてまた全国の副委員長でした。
エリアの戦略をいかにしていくかを常々学んでいました。
エリア拡大のポイントは無理をしないで陸続きで戦略していくことです。
これはもう戦国時代の武将になったつもりで考えていくことです。

 ファイブイズホームは現在埼玉県からその矛先を群馬県へと伸ばしていっています。
高崎、伊勢崎、春日部あたりが重要ターゲットとなってきています。
この戦略は間違っていません。

 販売エリアを知らずして戦略を語ることは無意味です。
経営が少し良くなっただけで人の話を聞かなくなる経営者もたまにいらっしゃいます。
かつて愛知県の某マンション販売会社の経営者は愛知からいきなり東京へと戦略の場所を設定しました。
僕はこの会社に3年間関与して60億から100億以上の売り上げの企業に成長していました。
東京進出には賛成できませんでした。
やめておくように進言しましたが、この社長は聞く耳を持っていませんでした。
そしてこのことが原因で会社は厳しい状態になっていきました。

 積水ハウス時代徹底したエリアのマーケティングを実行しました。
結果は見えていました。
業績の進捗が間違いありませんでした。
戦略に答えはあります。
経営者の皆さん方にはしっかりとしたエリア戦略をお願いしたいものです。



 
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 売れない分譲地の特徴をお話しします。
売り手側はそんなことを微塵も思っていないかもしれませんが、意外かもしれませんが販売エリアの住人さんたちにその物件の所在を認知されていないという現実です。

 実はよくある話なんです。
極端かもしれませんが,なんと販売している側の社員さんまで(一般には営業外社員さんたち)が知らないなんてことも実在します。
難しいことではありませんから、まずはこの辺から改善していきたいものです。

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さて分譲地を販売するための鉄則ですが、販売するエリアを熟知することが重要ですね。
購入してくださるお客様がちゃんといるかどうかを見極めることです。
お客様を魚に例えて申し訳ありませんが、僕はよく魚のいる場所を探そうなんて言ってます。
魚のいる場所を知ってその場所に釣り糸を垂らすことです。
 購入者の顔を浮かべてみましょう。
年収はいくらぐらい、家族構成は、県営住宅や市営住宅、賃貸マンションや賃貸アパートに、あるいは社宅におそらくは住んでおられるのに違いありません。

 同じエリアで他社がどんな分譲地を販売しているかも大事です。
その価格帯、土地の大きさ、住居部分の大きさ、デザイン、外構工事・・・住居にかかわっていえば五感へのアピール、生活感の演出、魅力ある建物として提案していきたいものです。
またその物件を購入していただいたならば、こんな生活が待っていますよといったお客様に幸せの予感を漂わせることも不可欠ではないでしょうか。

 いろいろと、様々とマーケティングしているとそこには戦略が見えてくるものです。
そしていま最も重要といってよいのは顧客目線に立ったものを販売していくことです。
「どうだこんないいものだから売れるだろう!」
たまにこういったことを申される社長さんがおられますが、こういう方は経営からは下りたほうがよろしいかもしれませんね。

 僕も随分と数多くの分譲地を購入し販売してきました。
その中で胸を張って言えることなのですが、長期にわたって売れ残った物件はないということです。

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果物や野菜にも言えますが、旬が一番です。
土地は腐ったりはしませんが、販売にはタイミングがあります。
即断即決してもらえるような工夫が必要です。
マーケティングリサーチをしっかりとして契約への近道を作ってあげていただくことを希望します。


今日は朝から今までデザイナーの鵜飼さんと一緒に資料作りをしていました。
これから岡山に向かいます。
明日からはまた香川県の仕事、熊本の仕事が待ち受けています。
自分との戦いがずっと継続して続いています。
「負けるもんか!」
自分にムチ打とうとするもう一人の自分が応援してくれています。
「なあに・・・まだまだだよ」・・・人生の旅はまだこれからです。

カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 全国各地に顔を出していると住宅業界だけでも数多くの企業が存在します。
現在の事業者数は推測ですが3万社ぐらいでしょうか・・・?
最近では住宅業界のM&Aも進んできているようです。
ちなみに会社を買いたいという会社が、会社を売りたいという会社をはるかにその数で上回っているのが実情です。

 相当数ある会社の中でもはっきりと経営感覚の在られる社長と、心配してしまう社長のおられる会社があります。
明確に二極分化されます。
本当にこんな状況でいいのだろうかという企業が実在するのはある種驚きでもあります。

 分譲地が売れ残ってしまって自分で自分の首を占めてしまうなんて話もよく聞きます。
現在は金利が低い状況ですからまだ金利負担が少ない分だけ助かっているかもしれませんが・・・。

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かつて僕も愛知の支店から東京の支店に転勤したとき山梨県にある300区画近い土地が未販売で残っていて驚嘆したことがあります。
バブル期に購入した物件でした。
分譲地名を「コモアしおつ」といいました。
山梨県にありながらも当時は東京への通勤圏という触れ込みで販売に至ったということです。(確かに順調にいけば80分で東京駅に到着します)
バブルをすぎて地価が落ち着いたとき、購入層である皆さんが冷静さを取り戻したときの話になります。
バブル時坪40万円で購入した土地が、バブルがはじけて坪8万円しか買っていただけなくなったのです。
売れば売るほどに土地は赤字です。
幸いにして住宅を買っていただく停止条件が付いての販売でしたから、建物分で利益を出して助かったものの赴任1年目は随分と売り上げや決算時にはいい発表ができなくて困惑したものです。
 何せそれまでが極めて順調に毎期毎期決算をしてきましたから、一気にトーンダウンもしました。

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 その後120億だった支店の売り上げが3年目には160億に向上して東京地区のシェアアップや、顧客満足に随分と力を入れました。
住宅会社の売り上げには大きく貢献するのが分譲地です。
僕は個人的には住宅会社は注文建築をメインにしサブで分譲地を考えるのが無難だと考えています。
分譲地販売には景気不景気の状況で大きく左右されることがしばしばです。

 一つ間違えると企業の生命線を断つといっても過言ではありません。
分譲地販売を甘く見るのは大変に危険です。
かつて僕も相当数の(1000区画を超える?)分譲地を販売してきましたが、自分が購入した物件が長く販売に遅滞した覚えはありません。
 つまりは分譲地はしっかりとした販売計画を持って当たれば完売に近くなるということです。