スポーツ観戦大好きの僕にまた拍車をかけるような出来事が起きつつあります。
何かというと中日ドラゴンズが絶好調という事です。
昨年は阪神タイガーズが見事日本一になって関西を中心に大きな盛り上がりを見せましたが、ひょっとして今年は名古屋が大きなうねりを見せる事になるかもしれません。

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僕はチームが優勝するということになると監督の采配が大きく影響するものと考えています。(これは企業における経営者の指導に重なります)
ですから立浪監督のマネジメント能力が当然ながら問われます。
失礼ながら昨年の中日は最下位でした。(勝率は0.406です)
その前の年も最下位でした。
監督を引き受けての最終年が今年であるわけですが、責任を取って昨年で終わるのかと思っていたぐらいでした。

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立浪監督54才、PL学園高校出身。
初年度から1軍定着、そして新人王を取得しました。
打者としては日本で一番数多く2塁打を打った打撃名人です。(487本、凄いですね)
1試合の安打数5安打を5回、サヨナラ満塁ホームランも2度打っています。
オールスターには11回選出されています。
1996年にはサイクル安打も達成しています。
最多得点(2度)や、最多出塁も・・・もう素晴らしい経歴のスター選手です。

余談ですが、たまたま僕との接点もあります。
かつての愛知の顧問会社では立浪さんの御自宅を建築させて頂きました。
立浪さんの通っておられた整体に僕も通院していました。
偶然でしたが、名古屋のステーキハウスではカウンターでお隣りに座ったこともあります。(谷繁元信さんもご一緒でした)

世間では名選手、名監督にはならずといったこともよく言われます。
僕もまた立浪さんはマネジメントは得意ではないのではと心底思っていました。
ところがです。
今年は違いますね。
監督最終年の今年はコーチ陣に指導を任せておられるのでしょうか。
4月17日、この日も2対0でヤクルトに勝利しました。
なんとこれで11試合連続で投手陣は2点以内に抑えています。
失礼ですが今までの中日ではない感覚です。
素晴らしいとしか言いようがありません。

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今年から4番打者には昨年まで巨人の中田翔選手がまかされています。
大野雄大投手も復活が待たれます。
存在感のある中田選手が打撃のリズムを作っている感じがしますね。
押さえのマルティネスがしっかりと仕事をしています。
若手が伸びてきていること、諦めないという気持ちが強くなってきていること、粘り強いチームになっていますね。

あくまで想像ですが監督の立浪氏が最後の年だから、コーチ陣に任せてみようかと
監督としての懐が大きくなったのでしょうか?
ひょっとしてEQ(感情指数)の勉強をされて、気持ちよくコーチや選手たちに野球をするコツを伝授したのでしょうか?

大谷選手がドジャースを選んだ理由の一つに優勝が出来るチームというものがあるように思います。
不思議ですね、
今迄あまり中日ドラゴンズに関心がなかった自分が地元という事を一つの理由にファンになろうとしています。

中日ファンのモチベーションが例年と違ってきています。
期待されていると感じると選手も活躍せざるを得ませんね。


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今迄リーグ優勝9回、日本一は2回の中日ドラゴンズ、果たしてリーグ優勝10回、日本一3回となるのでしょうか。
立浪監督は最下位から優勝という奇蹟的出来事を成す名監督になれるかどうか、それが現実となった場合のそうなった大きな要因は何か・・・実に興味津々であります。