2022年 05月の記事

May 2022
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
独立してからの友人ですから、かれこれ17年くらいの付き合いになるでしょうか。
専門分野は違いますが、飲食店コンサルタントの田中司朗さんが5月26日付で新刊を出版致しました。
7冊目の書になると思いますが『フランチャイズに加盟しなさい!』という書です。

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全国の18社のフランチャイズを展開する会社の社長にインタビューしての力作です。
聞いたところ企画から約1年かけて出版にこぎつけたそうです。
色々と苦労もあったことでしょう。
出版社はあさ出版、227ページ、このコロナ禍にあっても強かったすごいFC企業のエッセンスが書かれています。

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いつもながら田中さんにはいい意味で刺激を受けています。
振り返れば田中さんの書『感動のサービスが実現する一瞬』(中経出版)を手にして、これはいい本だと感動した時から、たまたま田中さんに問い合わせをして付き合いが始まりました。
偶然ですが愛知県の御近所に住んでおられ問い合わせ先の電話番号が書かれてありました。(親切な人だという印象を受けました)
年も近い事もあってか、気軽に会ってくれて、それ以降一緒に食事をしたり、ゴルフを楽しんだり、毎年正月の神社への参拝はもうかれこれ10年以上は継続しています。

今回、 新刊の いい香りのする本を片手に田中さんが足取り軽く僕のオフィスを訪ねてくれました。
実は僕も現在住宅会社を題材にした新書を企画しています。
何かと田中さんの書が参考になる事も多いのが現実で色々と質問もさせて頂きました。

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コロナ禍であっても彼の活躍は全国展開、月刊『飲食店経営』には25年間も連続で執筆もしているのはさすがです。
今回もまた、彼の新刊にいい意味で刺激を受けました。
モチベーションを挙げて僕もまた自分として次なる18冊目の書に挑戦をしていきたく思います。

ありがとう田中さん、健康に留意して更なる活躍を祈っています。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
住宅業界は地域密着産業です。
地域の中で生まれ育ち、愛されながら実績を積み上げていくものです。

独立して18年様々な住宅会社で(現実的には沖縄を除く46都道府県、ありがたいことです)で仕事をさせて頂きました。
その中でいつも思うことがあります。
何かというと地域密着産業である住宅会社の社員さん達が、意外ですがあまりに自分たちの販売エリアの事を知らない、理解していないという実情です。

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特に分譲会社の営業担当の方々にはこの辺りもっとしっかりと勉強しておくといいのになあと感じています。

現在顧問をしている住宅会社の社長にこういったお話をいたしました。
また分譲地を販売するに至って、住環境を重要視していかれたらというお話も致しました。
分譲地の周辺環境も商品の1つではという考え方です。
「さすがです」顧問先の社長は住宅を販売するだけでなく、住環境も販売していくという方向で分譲地販売に徹底されるようになられました。
またテレビコマーシャルの中のナレーションにも環境重視している旨を謳われています。
いつもながらその柔軟な姿勢は感心致します。

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住宅販売の営業担当の方には、ぜひとも分譲地案内等するに至っては周辺環境もしっかりリ理解していただく努力を忘れないようにしていただきたいものです。

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自分の経験から申し上げます。
周辺環境をしっかりと、じっくりと案内する事の徹底は契約への近道でした。
毎日の通勤、買い物、通学、病院や公園、金融機関など生活に結びついた周辺環境への理解が販売に結びついていく事は間違いありません。
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
ここのところ、コロナも少し落ち着いてきた感じで久々に家族でご無沙汰だった温泉に2軒顔を出しました。

仕事にもつながりますが、こういった小さな旅からもおもてなしを学ぶことが数多くあります。
色々と業種に関係なく、勉強になる事が広がってもいます。
インターネットでじゃらん、一休などから満足度の高い温泉宿を選択して予約、こちらの都合もありますし、中々予約が取りにくい宿もあるのですが、期待も込めて何とか選択した宿を訪ねました。

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1軒は海の見える三重県、賢島の宿。
以前から一度は顔を出してみたいと思っていたお洒落な宿でしたが、残念なことがありました。
貸切風呂を予約して、朝6時から50分ということで予約表もいただき、家族も楽しみにしていたのですが、朝6時にお風呂に顔を出すとなんと鍵がかかっていて、他のどなたかが入っておられる状態、宿の係の方に連絡をしたのですがその対応がまた随分とおろそかで、期待値が高かっただけにがっかりでした。

次のご予約の方が7時に入浴にいらっしゃるので、残念ながらゆったり入浴は出来ない状態で期待は落胆に変わりました。
帰り際に何らかの形でお詫びの言葉があるのかと思っていましたが、どうやら社内の連絡が出来ていなかったのか何もありませんでした。
全体に素敵な宿ではありましたが、何か無機質な部分を感じましたし、心の触れ合いというものには無縁な感じがいたしました。

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2軒目は山の中の宿でしたが静かでつい時間の流れを忘れさせてくれる宿でした。
ここでは感心したのは対応された女性の方の会話の豊かさ、僕にとっては少し苦手なフレンチの夕食でしたが、その一つ一つの手料理には温かみが感じられおいしさを堪能しました。
フレンチの苦手意識が一気に吹き飛びました。
アルコールが苦手で食事の時間が早いペースで進む私達ですが、速やかに料理を運んでくださり、また様々な会話をしていただき(関心を持って下さり…)食事がよりおいしく感じられました。
是非また顔を出したいと思わせてくれる素敵な宿であった気がいたします。

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人の対応は大切ですね。
よく住宅営業の皆さんに対して、「私たち自身が商品」という話をさせて頂きます。
自分自身の経験からもそう感じています。
今回の2軒の宿からもそういう思いを感じざるを得ませんでした。

「感動」させて下さる宿には間違いなく、人の「おもてなし」対応が存在するものです。
たまたまですが、今回の2軒の宿で対照的な経験をさせて頂いたような気持がいたします。


カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
住宅業は地域密着業でもあります。
大手の住宅メーカーは全国展開を図っていますが、それであっても地域ごとに販売施策を色々と考えたりもします。
今となっては懐かしい思い出ですが、支店長時代の思い出を書かせていただきます。

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現実に僕が愛知県三河エリアで支店長時代、また東京・多摩エリアでの支店長時代も、自分たちの販売エリアの分析を計り、マーケティングをしっかりとしたうえで地域の住民の方々との接触を頻繁に実行していました。

以外に思われるかもしれませんが、支店長時代ラジオ番組(毎週土曜日の午後30分番組を1年間継続)を流していました。
具体的に言うと『積水ハウスふれあいサタディ』という番組名でした。
費用が随分と掛かるのではと思われるかも知れませんね。
いいえ、実は経費が少なくて済むFMラジオを活用させていただきました。
聞いている聴視者がいるのですか・・・?その通りです。
少ないです、というかほとんどいません。

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目的は何か…というと顧客満足と、従業員満足を目的化しました。
家を建てていただいたお客様と担当した社員(営業や設計、現場監督・コーデネーター)が、住まいを立てて頂いたお客様に対してどうですか住み心地は?とお聞きする番組と言っていいかもしれません。
ラジオ局のパーソナリティさんが上手くお聞きしてくださいました。
家つくりの苦労話や、経験を生かした教訓なども題材にしたと記憶しています。

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その 30分の番組中、お客様からのリクエスト曲を2曲流させていただきました。
お客様の人生における想いでの曲です。
ラジオ局の方から、番組終了後、30分の番組のすべてを録音したものをお客様と社員に対してプレゼントしてもらいました。

大きなお買い物をして頂いたお客様への感謝と、大きな仕事をした社員さんへのいわばご褒美的な思い出に残る番組でした。

僕も初回と最終回に番組に出演させていただきましたが今もよい思い出として記憶に残っています。
大変だった住宅会社の数々の出来事の中で、『積水ハウスふれあいサタディ』の愛知と、東京での2年間は何か爽やかな思い出としていい感じで財産となっているように振り返ります。