2021年 07月の記事

July 2021
カテゴリー:スポーツ
author: Masahiko Kato
コロナ禍にあって東京オリンピックが幕を開けました。
スポーツ観戦大好き人間の僕にとっては、たまらない至福の時間でもあります。
時間が許せばずっとずっと観戦していたい感じで、もう次から次へと開催されている競技に夢中になっています。
おそらくは自分の人生の中でもうこんなことは2度とないと思っています。

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ずっと勝てなかった中国に勝利しての卓球混合ダブルス、なんと13歳の金メダリスト誕生、西谷椛ちゃん、13年ぶりの復活優勝=ソフトボール、サッカーでは世界ランキング上位のメキシコやフランスを破っての決勝ラウンド進出、19歳の若い体操体操チャンピオン橋本大輝さん、水泳では個人メドレーでの大橋悠依さんの2種目優勝、連日のように金メダルを続出する柔道など、本当に目が離せない日々が続いています。
全ての参加者、みんなみんなに「おめでとう!」「感動をありがとう!」「素晴らしい!」と言いたい気分です。

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今回の競技には、今まで見たこともなかったような新しい競技もあって興味津々です。
3✕3のバスケットボール、スケートボード、サーフィン、7人制ラグビー、またマウンテンバイクやアーチェリー、トライアスロンや、カヌー、飛び込みなども常日頃は目にしない競技でつい面白くなって観戦してしまいます。

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素晴らしい選手たちの大活躍の中で金メダルを期待されていたのに期待に応えられなかった選手もいます。
最終の聖火ランナーを務めた大阪なおみさんや、バドミントンの桃田選手、水泳の瀬戸大也さんなどは残念だったに違いありません。
ですが、そういう選手たちにも「お疲れ様でした。結果は出なかったけれどよく頑張りましたね。」とねぎらいたく思います。
挑戦したことに対して胸を張って笑顔を見せて欲しい
と希望もします。

日本人の僕としては日本が金メダルを数多く取ってくれることはとても嬉しい事です。
ただ観戦していて少し残念に思うこともあります。
懸命に戦って金メダルが取らなくて銅メダルになった場合など泣き崩れてしまう選手を見たりすると、結果としては目標達成は出来なかったとしても、「よく頑張ったじゃないですか」と声をかけたくなります。
「泣かなくていいじゃないですか、懸命に戦い自分のベストを尽くしたよね」と金メダルに至らなくても拍手を送りたくなります。

かつてマラソンの有森裕子さんが銅メダルを取ったとき「自分で自分を褒めてあげたい」といったコメントに強く心を動かされたことがありました。

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地元開催ということもあって野球やソフト、空手、多少とも日本に利のある種目もあって今回は日本にとって過去最高のメダルラッシュとなりそうな雰囲気です。

今回のオリンピックは世界を揺るがすコロナ禍の中で開催されたわけですが、人類が世界中で連帯しこのコロナ感染を乗り越えようとする力を示すオリンピックにしてほしいと願います。
とても残念ですが無観客という中で行われている人類の競技の祭典、これからの地球の未来を考える為には、世界中が一致団結して温暖化や脱炭素社会に向けた動きも活発化していかないと、近い将来(30年~50年後)には大変な地球環境になってしまうのではと危惧感を覚えます。

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今回インターネット上でのアンケートではなんと「日本の金メダルどのくらいを予想しますか」という問いに対して、一番多かった(何と67%以上)答えが「メダル数にこだわらない」という意見でした。
僕もその答えを見て「その通り・・・」と共鳴しました。
一つ一つの国がその威信をかけて争うというオリンピックはそろそろ終止符を打って、もっと違う形にならないのかとも思ってしまいます。
今回のオリンピックでこれはいいんじゃないかと思うことがありました。
それは大きな予算を使って派手な演出をしてきた従来型のオリンピックからの逸脱です。
ある程度の費用は必要ですが、例え質素でも温かみのある、勝者も敗者も讃えてあげる記憶に残るオリンピック・パラリンピックになってほしく希望します。

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まだまだオリンピックの熱い戦いは続きます。
コロナ感染者が増幅している現状もあり心配も大きい状態ですが、2020の東京オリンピックで人類がコロナ感染を乗り越え、地球の将来に新しい方向性を導いたといえる祭典になればと希望しています。

カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
コロナ感染下で講演やセミナーは減少していましたが、新しい顧問としての仕事も定期的に出てきています。

そしてこれはもういつも感じる事ですが初めての企業研修の仕事にあたって、「皆さん方は組織になっていますか?」という僕の質問に対して、ほとんどの企業で「いえ、私たちはまだまだ集団の段階、早く組織になっていきたい」と答えられる企業さんが多く、講師である僕の方もモチベーションが上がってきます。
そういった企業様に対しては社員さんのコミュニケーション力を増大し、塊度を強くし、自分の成功例も駆使して業績アップにつなげていきたいと思うものです。

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ところが最近少し企業側に変化が出てきている感じがしてなりません。
どういうことかというと、「組織」を必ずして目指していない社員さんたちがちらほらとみられるような気がするのです。
ちなみに今迄の自分の経験則から言うとほとんどと言っていいほどそういった類の社員は存在しませんでした。

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時代の変化からくるものかもしれませんが、社員の一人ひとりの主張が強くなってきているように感じられてたりもしますが、会社は生き物、業績が悪くなってしまってからだと取り返しのない事にも発展してしまいます。
もっと会社は生き物だということを意識してほしく望みます。

オリンピックも始まろうとしていますが、野球やソフトボール、ラグビーやバレーボール、バスケットボール、サッカーなど団体競技は何と言ってもチーム力が問われます。
それぞれが当然ではありますが、グループではなく、まとまりを重要視して戦いに終始します。
ラグビーの言葉で「一人は皆のために、皆は一人の為に」という名言もあります。

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以前もこのコラムで最近の日本人のやる気のなさを懸念しましたが、やる気のない人の絶対数が多いとどうしても組織の弱体化につながってしまうものです。
かつて初めて支店長になったばかりのころ、住宅を契約する営業よりも契約しない営業の絶対数が多く、そういった場合だと販売会社であっても、何となく契約を重要視する雰囲気になってなかったりもしました。
契約する営業が契約しない営業数を上回ってから社内の雰囲気は大きく変わりましたが、
勝ち組企業であるためにはこういったことに留意したいことです。

管理者は日々気を付けたいものですね。
会社の業績向上に対して頑張ろうとする、本来の形である社員のモチベーションを下げてしまっている、そういった人がいないかどうか・・・。

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小さな穴が大きな穴となってしまって、取り返しのつかない状況下にならないように、常日頃から意識しておきたいことです。

カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
少し前になりますが2020年度の主要大手住宅会社販売戸数が発表されていました。
共通して言えるのは大手住宅会社の実績数値が軒並みダウンしていることです。
新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け厳しい市場となったということです。

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例を挙げると・・・
大和ハウス工業 総販売戸数 38991戸 △10.8% 戸建て販売戸数 7019戸 △ 12.1%
積水ハウス 総販売戸数 37912戸 △12.5% 戸建て販売戸数 10369戸 △ 21.8%
パナソニックホームズ 総販売戸数 9766戸△ 0.4% 戸建て販売戸数 3796戸 △ 19.9%
ミサワホーム 総販売戸数 8597戸 △ 9.4% 戸建て販売戸数 5349戸 △ 12.4%
トヨタホーム 総販売戸数 4068戸 △ 16.0% 戸建て販売戸数 3597戸 △ 12.0%
旭化成ホームズ 総販売戸数 15474戸 △ 4.8% 戸建て販売戸数 8360戸 △ 8.4%
積水化学工業 総販売戸数 12115戸 △ 7.9% 戸建て販売戸数 9555戸 △ 6.3%
三井ホーム 総販売戸数 3636戸 △ 22.4% 戸建て販売戸数 2585戸 △ 18.4%
ヤマダホームズ 総販売戸数 2577戸 2.8% 戸建て販売戸数 2567戸 3.4%


…という結果になっています。
パナソニックホームズとミサワホーム、トヨタホームは現在プライムライフテクノロジーズとなっていますから合計で考えると
総販売戸数 22431戸 △ 7.1% 戸建て販売戸数 12742戸 △ 11.0%
…という形になります。

この中でヤマダホームズが唯一プラスに転じていますが、これはレオハウスの完全子会社化やヒノキヤグループの連結子会社化等の合併が影響しているとみてよさそうです。
またパナソニックホームズがほぼ前年並みを維持していますが、アパートが増加していて狭小地に対しての最高9階建てまでの多層階住宅が都市部の土地活用ニーズとマッチングした成果の表れと言ってよさそうです。

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建て替え層に対しての販売が全ての住宅会社でマイナスになっています。
ここのところが一番コロナ感染の影響を受けているといって過言でありません。
相次ぐ緊急事態宣言は私たち住宅業界に大きく影響を与えたという結果が如実に出ていました。

さて、つい最近ですが2021年度の販売状況を自分の近辺で探ってみましたが、昨年の反動もあってか順調に販売が進んでいる様子です。
大手の住宅メーカーはミサワホームとヤマダホームズを除いて、1棟当たりの販売単価が4000万円を超えてきており、また坪単価も110万~120万円に近い状態となってきていて、随分と高額なイメージはあります。(また土地も含めるとさらに高価な買い物となります)
そんな中でも確実に販売が進捗している事実が存在しています。

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安心・安全を考慮した、また来るべき気候変動時代に対しての脱炭素住宅や対災害住宅・・・住宅の付加価値が高まってきています。

いまた住宅販売は3000万以上のハウスメーカー中心層、2000万~3000万のハウスメーカーとビルダー層、1500万~20000万の工務店中心層、1500万円以下のローコスト住宅層という形で多層化が進展している感じがしてなりません。

どこの層をターゲットにするか、どんな商品を展開していくか、どういう営業姿勢で臨むか、しっかりと戦略を練っていく必要に問われます。

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また多角化への舵もしっかりととっていく事も必要ではないかと考えます。
エリア戦略、ブランドの拡大、事業領域の拡大、マーケティングの徹底で、ますます厳しくなる住宅産業を是非乗り切っていきたいものです。

職人さんの問題や最近ではウッドショック、住宅業界にもデジタルトランスフォーメーションが始まっています。
今迄の視点を新たなものに変えて 住宅業界にはまた新しい課題、厳しい戦いが待ち受けていそうです。
頑張りましょう!!
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
大リーグ野球(MLB)に関心を持つようになったのは野茂英雄投手の活躍からでしょうか。
あの独特のトルネード投法からバッタバッタと三振の山を築くその様に、心は動揺しついつい応援に熱が入ったものです。
確か年間236個の奪三振の年間メジャー最高を記録もしましたし、圧巻だったのは2度にわたるノーヒット・ノーランでしょうか。
拍手をしながらテレビに夢中になったことを思い出します。

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そしてイチローの大活躍。
愛知県出身、愛工大名電高校ですからちょうど僕が住む春日井市にグラウンドがあります。
当時は僕は単身赴任中でしたが毎日のように深夜のMLBの野球放送にかじりついていた記憶があります。
MLBシーズン最多の262安打がもうすごい数字、また日米通算の4367安打はギネスにも認定されていますがとてつもない数字ですね。

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打ち、走り、守り、その一挙一動に大いに感動し仕事へのモチベーションにも大いに良い影響を与えてくれたものです。
あの外野から三塁へのレーザービーム、オールスターゲームでのランニングホームランは忘れてはいません。
近所にあるイチロー記念館にも顔を出しましたし、その際チチローさんにもお会いしました。

そして今何よりも僕の胸を熱くさせてくれているのは、いや僕だけでなく日本中のファンの心を捉えて離さないのは大谷翔平選手の存在です。
日本だけでなく、エンジェルスを中心に世界にもファンを拡大しているといってよいかもしれません。

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つい最近ではホームラン32号を打ち松井秀喜選手の持っていたシーズン記録31号をシーズン半ばにして超えました。
松井さんもさすがですね、「シーズン32本塁打は、大谷選手のバッティングをもってすれば、ただの通過点に過ぎないと思います。大リーグでは私も長距離打者と呼ばれたことはありましたが、彼こそが真の長距離打者だと感じます。また大谷選手は素晴らしいピッチャーです。大リーグの常識を超えた唯一無二の存在です。今後もファンの方々や少年たちの夢を背負い、シーズンを乗り切って欲しいと思います。私も一野球ファンとして、楽しみにしております」とコメントしています。

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大谷選手はその松井秀喜さんのコメントに対して「素直にうれしいですし、わざわざコメントして頂けるのも嬉しいです。まだまだ打てるように期待にこたえられるように頑張りたい」とメッセージしました。

大谷選手を見ていると、本当に野球が好きでしょうがない根っからの野球少年という感じがします。
まさに野球をするために生まれてきた「神の子」といった感じさえします。
今までの常識を変え、打つだけでなく投げる事もする、打者であり投手でもある事にこだわっている感じが、応援したくなってしまう一番の理由かもしれません。
また従順で、一生懸命で、人間性も素敵で、かっこいいからもう応援したくなるのは必然かもしれません。
そして無理だといわれてきたことへのあくなき挑戦、素晴らしいとしか言いようがありません。

なんでも今回の大谷選手の活躍は240億円の経済効果があるということですが、それ以上に野球ファンのモチベーション向上効果はさらに大きなものがあるようにも感じています。

大谷選手の毎日の大活躍、その一挙一動に胸をワクワクさせながら仕事への意欲を掻き立てています。

頑張れ大谷選手、新しい常識を、自分の大きな夢を叶えようとするその挑戦を僕は支持します。
心の奥底から応援しています。熱く、強い想いをもって。