川崎宗則が素晴らしい。

投手が打ち込まれたときなどにはタイムを取ってすぐさま声をかけに行く、今回のWBCでは今日の試合までずっとベンチウォーマーだったがベンチからナインを大きな声で励ます・・・・・など元気溌溂のムードメーカーなのだ。

 ソフトバンクホークスでは盗塁王、最多安打、ゴールデングラブ賞を獲得。
鹿児島出身の27歳、179CM, 74KGは決して大きくはない。むしろ小柄だ。
だがチームに会って彼の存在は大きい。

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 彼のブログにはこう書いてある。

『明日は勝ちたい、ベンチに入っている以上、相手チームと戦っているわけで、出番が来れば、「よっしゃあ、いくぞー」という気持ちになります。ファンの声はしっかり届いています。明日は応援をよろしくお願いします。』

『いつどのような局面でも最高の結果を出せるように準備を怠らず、頑張っていきたいと思っています・・・・・・。』

 会社にあってもこういったムードメーカーがいる。
どんな上司の一声よりもムードメーカーの一声が意味を持つ。
業績はム-ドメーカーが作ると言っても言い過ぎではないのだ。

 この日初スタメンの川崎は見事にチャンスにヒットを放った。
8回にも2本目のヒットを打ち勝利を確実にした。
そして盗塁、イチローのヒットでホームインした。

スタメンの重みを、日本人としての誇りをバット1本にかけて放った素晴らしいヒットだった。