業績の良い企業には必ずその原因があります。
先日某企業の社内勉強会でお話しした感想をここで少し述べておきます。

勉強会を実行すると企業間格差が明確に出てきます。
また個人差もはっきりと出ますね。

企業における研修では必ず受講された後、皆さんからレポートを頂きます。
レポートを読ませていただいて感じる事は成長しようという気持ちが強い人がほとんどですが、悲しきや・・・一部そういった気持ちが薄い人が存在もします。
残念ですね。
せっかく会社としても費用をかけ、時間も取り、僕としても実践に役立つノウハウを提供しているのにかかわらず、実にもったいない話です。

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かつて私もいろんな講演会やらセミナーなどに積極的に参加していました。
社内での仕事から学びはもちろんあるわけですが、外からの声が自分の為になったことが数多くありました。
私たちは室内の空気を吸うだけでなく外からの空気を吸うことが重要に思います。
もうこれは自然界と同じですね。
「従順」に人の話を聞くこともある種能力のうちだと思っています。
また従順さは人を成長させる大きな要因だと考えてもいます。


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そんな中で多くのレポートは僕を勇気づけてもくれます。
受講者さんの気持ちの高揚が身近に伝わってきます。
嬉しいのはそういった人たちの声から僕自身のモチベーションが上がっていく事です。
「ありがとう。真摯に学んでくださって」
感謝したくもなります。
そういった人が多い企業は間違いなく成長していくものです。
現実に厳しい時代の今でも、業績を順調に伸ばしておられます。

またそういった企業には器の大きい経営者がおられることも多いですね。
そういった経営者のほとんどが失敗を恐れない、積極的な失敗はむしろ歓迎するくらいの度量を持ってらっしゃるものです。

現役時代、強い組織を創っていく事を絶えず考えながら仕事をしてきました。
結果として社内で全国トップの実績(契約・売上・利益)を上げられたのは、やはりそういった意識からくるものの表れだと振り返ります。

社員一人ひとりの人間力の向上は常に自分の中での課題でした。
いかに気持ちよく仕事をこなしていくか、いかに仕事の中から人間的に成長できるか、いかに仕事を楽しむようになれるか・・・。

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経営者である社長にとって従業員の皆さんはお客様であるはずです。
彼らをいかに戦力とするかしないかで会社の業績は大きく変化してきます。
その為には社員さん達とのコミュニケーションも重要です。
大企業であれば、マネージャーやリーダーたちのメンバーとの触れあいが必須です。

勉強会の中では時間の使い方、お客様目線での仕事、たえず数字を使っての業務等を強調しました。
業績の良い企業には必ず理由があります。
日々の仕事の内容から、いかに結果に結びつけていくかは毎日の意識の変化、社員さんたちの人間力をどのように高めていくかの努力が必要と言っていいでしょう。

頑張っていこうと自分を高揚させている皆さんの背中をこれからもしっかりと押していこうと考えています。
皆さんのこれからの行動、期待しています。