コロナ感染者が増えてきています。
心配ですが、自分にできる精いっぱいの対策をして関与会社に顔を出しています。
マスクは当たり前、大声を出さない、アルコール消毒、うがいや手洗いの徹底、除菌シートをたくさん持参し、人込みを避けいろいろと気を使いながら静かに動いています。

 そんな中、様々な会社の、数多くの社員さんたちを見ていると、「みんな頑張っているなぁ」と感心します。
今日も偶然ですが、昨年新入社員研修で受講された社員さんにお会いしました。
元気よく挨拶をしていただいてこちらまでいい気持ちになりました。
社会人として2年目ですが、もうすっかり1人前のビジネスマンになっていました。
とても嬉しいことです。

 頑張っている社員さんたちを見ていると、頑張った分がしっかりした形で評価されているかどうかが気になることがあります。
 人間は感情の動物ですから、当然好き嫌いがあってもおかしくはありません。
 とはいっても、営業であれば、努力して出した結果を正しい形で評価してもらいたいのは当然のことでもあります。
 この日はマネージャーさんたちに対しての勉強会を実施しましたが、管理者の方は極力日々の数字を検証してメンバーへの評価をしていただきたく思います。

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 数字はうそをつきません。
僕はマネージャー時代「頑張ります」という言葉ではなく、どれだけの数字を結果として達成するのかを各メンバーに発表してもらっていました。
どれだけの行動量をこなして、それをどれだけの結果を出すようにするかということです。
 住宅営業であれば、お客様相手ですから契約の約束までは厳しいでしょうが、その個人の毎日の行動量は達成しようとする意識があれば、無理のない計画でなければ可能となります。
 また営業はどれだけ行動すれば、あるいはどれだけの情報が入れば契約という結果に結び付くかどうかがある程度把握できるものです。

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 そしてまたマネージャーは各営業一人一人の行動量や情報量、折衝時間を日々きちんと検証して、また結果を理解したいものです。
 努力して結果を出している営業に対して、正しい評価をしてあげることこそがマネージャーの本来あるべき姿勢だと考えます。

 こうしたことが日常化するかどうかが企業の業績に大きく影響するものです。
理不尽な対応があったとすると、随分と頑張って結果に結び付けようとする営業のモチベーションが落ち込むものです。
 メンバーの一人一人に対して毎日必ず声をかけ、気を配り、体調に気遣い、時には叱りもし、時には褒めてやり、お客様との折衝の同行もして、心を一つにして結果を出すようにしていきたいものです。

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 こういったことの当たり前化は間違いなく業績に反映されていくものです。
そして営業メンバーも時間対効果を考え、日々の学習効果から行動量や情報量を増やしていく自分なりの努力を忘れないことですね。
仕事はあくまで自分のためのもの、自分のために頑張った結果が会社のためにもなればそれでいいのです。
数字を使っての報告や指示、徹底していきたいものです。