コロナの影響もあって全国的に随分と住宅受注の量も減少しています。
ほとんどの住宅会社が期初の受注目標を下方修正せざるを得ない状況下にある様です。
そんな中、関与会社にあっては順調に推移していて、年頭にあげた契約受注目標を達成する可能性もまだ残しています。
今年最後の月であるこの12月の結果次第です。

 契約に至ってはいかにクロージングするかがポイントですね。
人間、自分だけの能力でできることには限界があります。
周りの人のサポートを借りて仕事をこなしていくことも大切なことです。
 人はだ誰もが強みと弱みを持っています。
強みは自分で伸ばしていくとして、弱みは人の力を借りた方が手っ取り早いものです。

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 私がいた住宅会社にある営業がいました。
誰がどう考えても、話はうまくないし商品知識もない。
プランを書かせても下手くそで見てくれもいまいち、それなのにコンスタントに実績を挙げている…よくよく聞くとこの営業は毎回のように顧客との折衝の際に誰かを同行させていたのです。
 初期の段階では店長を、プランの話では設計を、現場案内時には工事課長を、そしてクロージングには所長をと。
 本来の住宅営業は多少苦手であっても、社内営業は上手なものでした。
賛否両論あるかと思いますが、契約という結果が上がっているのですからこれも立派な営業の力なのです。

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 なにも住宅に限ったことではありません。
鳴り物入りでプロ野球界に入っても、周りのコーチやスタッフをうまく使えず開花できない有名選手もいれば、周りの人を上手く使いコーチやスタッフに好かれて期待以上の成績を上げる選手もいるものです。
 人の力を上手く借りることができるのも営業の立派な力でしょう。

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 往々にして自分に自信のある人ほど他人の人の力を借りずにかたくなに自分で成し遂げようとするものです。
時には素直になって人の力を借りてみるのもいい方法です。
 所詮人間は一人では生きていけないものなのですから・・・。