今年も3月10日・11日と積水ハウスの『住まいの参観日』が全国一斉で行われています。
いつもお話しすることですが僕にとっては大変に思い出深いイベントです。

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 この『住まいの参観日』は30年近く前になりますが愛知・岐阜・三重県の積水ハウスの販売促進委員会メンバー7名で考えた行事です。(そのうちの一人が僕です。中心となって動きました)
 このイベントは当時の中部営業本部長(現和田相談役)からの「君たちで何か面白いことを考えてみろ」の指示から出発しました。
 仕事は厳しかったですが、上司の寛大さもあって自由な発想で仕事に取り組めたことも事実でした。(ふりかえるといい会社だったように感じます)
 「参観日」は当初は東海3県だけで3年間行われていました。
そして「参観日」の来場が多かったこと、業績アップに寄与して「参観日」の評判が良かったことから全国一斉にやろうということになったのです。

 「参観日」のキャラクターも変わりました。
最初は漫画家佃公彦さんの「ほのぼの君」からスタートしましたが、全国イベントになってからは「バーバパパ」に変わりました。

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 『住まいの参観日』は見るお客様側から考えると、実際に建築された実例を数多く見ることができるわけで展示場とは違う参考物件を確認することができます。
しかも構造現場も完成現場も、場合によっては予約すれば入居現場も、見学可能で随分とメリットがあるといってよいでしょう。

 一方の見せる側は極力臨場感のある現場を見せることがポイントとなります。
僕の持論ですが、人間の持つ5つの感覚、視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚をいかに駆使して見学されるお客様にアピールするかが重要です。
そして忘れてはいけないことはい生活感も忘れないことです。

 また契約していただいたOBのお客様のご自宅をお借りするわけですから、十分に気を使って見ていただくかも大切です。
 イベント後の掃除や御礼をしっかりすることはもちろんのことです。
 現実では大切な建物をお借りするお客様には寸志ですが謝礼金も支払いしていました。
展示場を作ることと比較すれば随分と費用対効果が大きいともいえるわけで当然のことと考えてよいと思います。

 ことしも「いってよかった、来てもらえてよかった」双方がウィンウィンのイベントとなるように、「参観日」には多くの見学者が顔を出されることを期待しています。