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 先日ある住宅会社の社長から新入社員はどうしたら成長していきますかという質問を受けました。
 さすがですね。
新人に対していつも気を付けておられる感性の鋭い、また将来性のある社長です。
様々な課題を投げかけてくださいます。
意識の高い、また社員さん思いの社長で、毎回お会いするのが楽しみです。
社員さん思いの強い方ですから社員さんたちも幸せだと思います。

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 僕の書『住宅業界の新入社員が1年でトップ営業になる方法』があります。
住宅新報社さんから出版されたマンガ本です。(現在も販売中です。よろしく)
その本の中にもいろいろと書かせていただいていますが新入社員さんたちは意外と気付いていませんが彼らは多くの財産を持っているものです。
 例えを上げると「従順さ」「熱意」「可愛さ」など(他にもたくさん)があります。
僕は経験値の少なさや知識の不足を十分に補う大きな武器だと考えています。

 支店長時代・店長時代、数多くの新人さんを預かりました。
20年間連続で毎年僕のもとへ新人たちが配属になったのです。
僕は新人が好きでした。
意欲的に何かを学ぼうというスタンスが気に入っていたのでしょう。
従順さが何より魅力でした。

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 東京の支店長時代、3年間新入社員さんと交換日記を実行しました。
年間売り上げが当時120億から160億へと向上していた時で社員さん120名、派遣社員さんやパート・アルバイトさん・コーディネーターさんを入れると150名を超えていましたし、職人さんたちを含めるとなんと1000名以上の大きな組織でした。
 忙しい時間を割いて彼ら新人さんたちと交えた毎日の交換日記が今も懐かしく手元に残っています。
 熱い仕事への思いが伝導してきます。
懸命な彼らの行動が心地よく感じられました。
未熟であるからこその魅力もありました。
そんな彼らに叱咤し時には激励して成長を促しました。

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 1年間の結果が出ました。
全員が東京営業本部の優秀新人5名の中に入りました。
1位が1名、2位が2名、新人さんたちと心を一つにして頑張った成果のたまものでした。
嬉しかった思い出があります。

 よく若い人をどう指導しますか、新人営業をどう一人前に育てますか・・・などの質問をお受けします。
答えはいつも一つです。
毎日一歩一歩愛情をもってコミュニケートしていく事に尽きるのではないでしょうか。