学生時代から映画が好きでした。
当時は1日に3本の映画を見た日も数多く「疲れを知らない少年」だったように振り返ります。
映画を見終わった後のあの何とも言えない、あたかも自分が主人公になったのごとき気分にご満悦でした。

 今年になってから自宅にいる時間を活用して4本の映画を観ました。
その4本は「マグニフィセント・セブン」「ザ・コンサルタント」「海賊と呼ばれた男」そして「君の名は」です。
今後また近いうちに観たいと思っているのが「人生フルーツ」「恋妻家宮本」「本能寺ホテル」「沈黙」なのですが・・・・どうなるかはわかりませんね・・・?

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 「君の名は」は皆さんご存知のように377億円の興行収入、これはもう「千と千尋の神隠し」を抜いてすごい人気ですね。
日本だけでなく中国・韓国・フランス・今後は北米にも・・・・。
何故またそんなにという不思議、期待感、そして若者心理の理解も手伝って観客の一人に仲間入りしました。

 住宅営業も時代と共に変化してきています。
観客に受ける映画がなぜ受けるかも興味津々のところです。
 また個人的に故郷飛騨が舞台になっていることも観たい理由の小さな一つになっていたように思います。
 現実に飛騨古川の街や美濃太田行きの列車が画面に出てくると懐かしさもあって心が躍りました。

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 新海誠監督は長野県出身の43歳、中央大卒ですから後輩にあたります。
幼少期からSFや宇宙関係のものが好きだったそうですね。
住宅会社に務める予定を断って立川のゲーム会社、日本ファルコムへ就職、ロールプレイングゲームのパッケージ制作を担当、徐々にアニメの世界に携わっていきます。
そんな中「ほしのこえ」を発表、その後数々の賞を受賞するようになっていったようです。

映画の中の画像がとてもきれいですね。
名作品だった前作品「秒速5センチメートル」と比較するともう一つの部分があったのですが、全体に気持ちよく楽しめました。
ラストが近づくにしてほんの少しですが「ウルウル」気分も訪れました。
自分の中でもうすでに失いそうになっている恋愛というものへの郷愁もあるのでしょうか・・・。
アニメの世界の現実を超える表現にも感銘を受けました。
年甲斐もなく不思議に徐々に気持ちよくなっていく作品でした。

 皆さんもよければ「新海ワールド」に埋没してみてください。