熊本市の会社へ来ています。
ちょうど震災から6か月がたちました。
ホテルの窓からは熊本城の姿が見えますがかつての面影はありません。
熊本城の修復には20年近くの歳月が必要とされています。

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 現在、夜のライトアップがされるようになっていました。
「頑張っているぞ」と叫んでいるようにも感じられます。
半年たって仮設住宅は94%建築されましたが、被害の大きかった益城町ではまだ一部の方が避難所生活をしてらっしゃるとのことです。(本当に大変です。さらなる復興に期待したいものです)
また最近は阿蘇の噴火もあり、熊本市内には影響はなさそうですが南阿蘇村は心配です。

 そんな中、熊本の会社では社員さんたちの日常のタガの緩みを是正する意味もあって、各セクションごとに他セクションへの期待と要望を出してもらいました。
例えば「営業」から「設計」へ「工務」へ「総務」へ。
「設計」から「営業」へ「工務」へ「総務」へ。
「工務」から「営業」へ「設計」」へ「総務」へ。
「総務」から「営業」へ「設計」へ「工務」へ・・・・という形で。

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 実行してみるといろいろと問題点が出てくるものです。
こういった問題点が出てくることは望ましいことだと考えます。
社内の活性化にも大いに役立ちます。
本来から言えば定期的に見直していくことが重要といえますね。

 日頃の問題点を言葉にして伝えること、そして修正を図っていくこと、社内をよりコミュニケーションできる状況にしていくことで、とても大切なことと位置付けて良いでしょう。

 僕の持論ですが・・・・強い会社の条件です。
1、社員みんながお客様を意識している会社
2、社内のコミュニケーションが良い会社
3、仕事にスピードのある会社

 その中であえて一番重要なものは「社内のコミュニケーションが良い会社」です。

 たくさんの具体策が提言されました。
大変にいい傾向だと判断します。
トヨタ自動車にも「改善運動」というものが存在しますが、我々にも絶えず「改善」していく姿勢が不可欠です。

 熊本は今、震災後の特需な状況もありますが社内をしっかりと筋肉質な状況にしていく努力だけは常日頃から意識しておきたいものです。