業績の良い会社とそうでない会社があります。
営業に関して言えば売れている社員とそうでない(売れていない)社員が存在します。
その差は果たしてどこから来るかという件に触れてみたく思います。

 まず自分自身の経験からひもとくと・・・・・
愛知県の岡崎支店長時代、8時半から9時までラジオ体操から始まる朝礼、9時から10時までは各チームに分かれての作戦会議(昨日の振り返りと当日の行動計画の話し合いをを毎日愚直に実行しました)その以後10時からは外回りの時間、おてんとうさまの明るいうちに役所や不動産屋、土地の調査、法務局、銀行、JA、税理士さん、お客様宅を訪ねていました。
 一人の営業は夜も含めると4時間近くを顧客と会っていました。
結果として全国の積水ハウスの中でトップの成績を残しました。
6年間の事績は売り上げが69億から120億へ進捗しました。

 同じ会社であっても東京へ転勤したらびっくり仰天の現実がありました。
営業社員の会社内にたたずんでいる時間の長いことに驚きでした。
データアップしたところ何と1日当たりの顧客との折衝時間はたったの1時間程度でした。
当然ながら業績のほうも低迷状態でした。
1か月ののち岡崎方式を取り入れて実行、その後4年間で売り上げは120億から160億へと伸ばすことができました。
一番の原因は営業が顧客と接する時間を増やしたことに尽きるといってよいでしょう。

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 この日、関東の住宅会社での研修を実施しました。
今年になってからの営業の契約実績を拝見しましたが、案の定2:6:2の法則ではありませんが売れている営業とそうでない営業の差が歴然でした。

 従順になって行動の重要性を説きました。
素直になれる人には成長と結果が待っているはずです。
自分の人生を切り開くためにも今までを検証して「変化」していきましょう。

 住宅営業の仕事とは「顧客」に会うことです。