顧問会社において先期の成績不振に陥っていた人たちを特別にチームとして考え「加藤塾」を開催しています。
 具体的にどうしているかというと、彼らと週に一度メールのやり取りをしています。
この1週間でどんな行動をして、どんな結果が出ましたか、もっと詳細にお話しすると何件のお客様と実面談して、どのくらいの時間を注いだか、それはアポイントを取っての商談であったかどうか、次回はいつ面談するのか・・・といった指標があってその実行数字を記していただきます。
 そして個人個人で1週間の成果及び反省などコメントをいただくといった趣旨のものです。

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 やり取りですから当然こちらからも返事のメールを入れます。
4月から始めましたから、もうかれこれ40回以上営業一人当たりとメール交換をしたことになります。

 最初はなんとなくギクシャクした感じもありましたが、この頃は随分と皆さんも心を開いてくれるようになりました。
勿論、僕の方も時間を見つけて少しでも彼らのモチベーションが上がってくるように意識してメールします。
かつて現役の支店長時代3年間にわたって新人さん達と「交換日記」を実行しましたが、まさに上司の愛情は人を育てるものと実感をいたしました。

 今回も残念ながら全員ではありませんがそれでも数字に影響が出てくるようになっています。僕としてもとてもうれしいことです。
このメンバーも半年で見直しをしており、卒業生の中には社内でいつの間にかトップの成績をあげるようになった人もいます。

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 かつて新潟県長岡市出身の山本五十六はこう述べました。
「やってみせ、言って聞かせて させてみせ 褒めてやらねば人は動かじ」
まさにいい得て妙、そうだよね。と思わずにはおられません。

メンバーさん達の更なる業績向上を望んでやみません。