東北の会社に来ています。
ようやく雪も溶けてこの地も春らしくなってきました。
業績も春とともにアップしていきたいものです。
営業の勉強の中でいつも思うのは営業は心理学をもっと学ぶといいのでは・・・ということです。

 アメリカの文化人類学者エドワード・ホール「パーソナルスペース」についてお話ししたいと思います。コミュニケーションにおける時に相手が自分に近づくことを許せる心理的縄張りをさします。人は相手に応じてその距離感を使い分けているんですね。

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 それによると4種類の距離帯があります。
1、密接距離0~45CM 2、固体距離45CM~120CM 3、社会距離120CM~350CM 4、公衆距離350cm以上です。 

 密接距離は家族や恋人などごく親しい人に許される距離です。
また,固体距離は二人が手を伸ばせば相手に届く距離で、友人などとの距離はこれに該当します。社会距離は体に触れることができない距離で改まった場や業務上の上司と接するときの距離です。公衆距離は講演会や公式の場での対面の時に取られる距離をさします。

 この距離感は文化差、男女差、置かれている状況によっても異なってきます。
TPOに合わせてパーソナルスペースを意識し相手と接することが心地よいコミュニケーションを築くといえるでしょう。この辺りをしっかりと意識してお客様との面談に生かしたいものですね。