今月21日からあの「ALWAYS三丁目の夕日」の第3弾、「ALWAYS三丁目の夕日64」が上映されています。

 思えば第1弾の舞台は昭和33年東京タワーが建築され始めていた矢先でした。
僕も小学校へ入った時期でついつい三丁目の映画の舞台背景と重なります。

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 あの当時僕は岐阜県の飛騨地方の狭い教員住宅に家族5人で住んでいました。
教員の父は進学する生徒を自宅に連れてきて夜個人指導したり、僻地の教育に熱心であったり、その成果もあって34歳で教頭、42歳で校長になりました。
 当時は卵も一人一個食べるなんてことはなくて、家族5人で2個の卵を分けていました。
テレビはまだなくラジオが何よりの娯楽で、ラジオから聞こえてくる「赤胴鈴之助」に勇気をもらっていたものでした。
友達と毎日のように山や谷で遊んでいたことが懐かしく思い出されます。

貧しかったけれど振り返ると一番心が豊かな時代だったような気がしてなりません。

 三丁目シリーズの今回作品はまだ観ていないのですが、インターネットで予告編を観ただけでもう涙が出てきました。
 「ああ、また映画館ではうるうる状態になるのだろうなぁ」と思いながら近いうちには是非「その後の三丁目の住人」に会いに行きたく思っています。

 「三丁目の夕日」を鑑賞するとつい自分の心が洗われるようなそんな気分になります。
はたして物質的豊かさは人を幸せにするのか・・・と考えてもしまいます。
 映画でのCGの画面の素晴らしさも感動を呼ぶ演出の一つです。
山崎貴監督は今回は飛び出す3Dも考えられたようですね。
今回の時代背景は1964年、東京オリンピックの時代で、登場人物たちの生活も大きく変化してきてるはずです。
 またいろんな人生模様、感動秘話が展開されるのでしょうね。
とても楽しみです。
山崎監督はまた恥ずかしいほどに泣かせてくれるのだろうなぁ・・・。
どうやら感動して純粋な涙を流したい自分がうずうずしています。

 そんな「ALWAYS三丁目の夕日64」皆さんもよろしかったら出かけませんか…。