財政破綻で著名になった北海道夕張市、かつては石狩炭鉱の中心都市として栄え、また夕張メロンの産地として知られています。
 2006年深刻な財政難のあおりを受け2007年3月6日を持って財政再建団体に指定され事実上財政破たんしました。

 人口も徐々に減少傾向となり2011年9月末現在10654人、そんな状況の中で今年4月全国で最年少の市長が誕生しました。

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 鈴木直道市長1981年3月14日生まれの30歳、埼玉県三郷市生まれ、法政大学第2法学部卒業、学生時代にはボクシング部の主将をつとめ、国体ではフェザー級準優勝となった実力者でもあります。

 卒業後は東京都職員として東京都衛生局衛生研究所、都立北療育医療センター、福祉保健局保健政策部、福祉保健局総務部、知事本局総務部に在職しました。
 2008年猪瀬副知事の発案で夕張市に派遣され、夕張市では市民課の配属となり主に医療保険事務を担当、この時期には夕張メロンの果汁を使用した「夕張メロンポップコーン」考案し発売もしました。

 当初1年の夕張への派遣を、1年間の延長を申し入れ、派遣期間が終了してからも夕張市行政参与に就任、2010年11月には「夕張市長選挙を通じ夕張市の未来を考える有志」の呼びかけ人荒舘康治氏から出馬を要請され、。石原慎太郎東京都知事が賛意を表明、市長選に臨みました。

 そして2011年4月無所属で出馬、自民・公明・みんなの党の推薦を受けた元衆議院議員らを破り見事当選を果たします。

 夕張市の課題は山積み、そんな状況の中、鈴木市長の持ち前の情熱に期待したいものです。
 我が後輩でもある鈴木直道市長、心から応援しています。