NHKテレビの放映から・・・。
感激してしまいました。
ついつい知らず知らずに頬に涙が流れました。(涙腺が緩いのですね…。)
四国の山里の地域のオリンピック。 
その種目はユニークなものばかり、背中のカゴにボールをワンバウンドで入れるタマ入れ。木の箱に車輪を付けた手作りの車で争う「急げポンコツ」、竹馬での競争、高齢者や過疎のために人員不足にもなりルールは毎年変わるというが、このオリンピックのために帰省する人もいるそうです。

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 小学生のころ、出身地の飛騨地方の小さな町でも同じような地域対抗での運動会がありました。
中学校の運動場で、母親のつくってくれたお弁当をほおばりながら、大きな声をあげたことが懐かしく思い出されます。
地域の人たちの連帯意識が高まり、近所の人たちとの塊度が高くなったように思いだします。
(もっとも今回のようなユニークな種目はありませんでしたが・・・)

 ここではみんなが仲間、みんなが友達、みんなが家族・・・。
おじいちゃんからおばあちゃん、お父さんからお母さん、孫までが一緒になって、力を合わせて、声を振り絞って応援して、走り、飛び、綱を引く。

 「個」の時代といわれる今、いつの間にか我々が失ってきてしまった大切なものを思い起こさせてくれた・・・・そんな素晴らしい山里のオリンピックでした。