かつて、このブログは駅弁の話題が多くてよく人から「加藤さんのブログは駅弁ネタばかりですね」などと言われたものでした。
久しぶりの駅弁ブログです。
 昨日の東京駅はいつもより多くの人だかりで混雑していましたね。
コンコースの真ん中あたりにある駅弁屋さんも多くの人でごった返していました。

 出張時はよく立ち寄るお弁当専門店ですが、この日はいつもより多くの弁当の種類があって興味を引きました。
 その中で、いつもは店頭に並んでないお弁当に目がいきました。
共に北海道産の「かきめし」と「いかめし」でしたが、普段はお目にかかれない人気のお弁当です。

「かきめし」は根室本線「厚岸」(あっけし)駅という1日の乗降客が500名ほどの小さな駅で販売されているカキと椎茸、あさり、つぶ貝の混じった炊き込みご飯で,
味が濃い目に作られていて個人的にはとても好みの味にできています。
とても人気のお弁当だそうです。朝早くに作って東京に運んだのでしょうか、そしてまたこの暑さ、今日のうちに食することが求められます。
たぶん完売となるに違いありません。

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 「いかめし」は12センチ四方ぐらいの正方形の箱に入って売られていて中を開くと2はいの烏賊が、その烏賊の中にもち米とうるち米がびっしりと詰まっています。
函館本線森駅のこれも名物弁当ですが、郷土料理をお弁当にしたらしいですね。
げそを取り外し、はらわたを取り除いた烏賊の胴身に洗った米を詰め込んで、つまようじなどで米が飛び出さないように留めたあと、醤油ベースのだし汁で炊き上げています。
これもくせになりそう、全国駅弁大会で売り上げ1位となったこともあります。

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 田舎の小さな駅で売られている名物駅弁、どうぞお試しあれ・・・。