この日自宅へ帰ったら懐かしいかつての仲間から便りが来ていました。
16年前、僕が支店長時代に新入社員で入社してきた男です。
「御礼」と称した手紙でした。先日僕が新入社員向けの新書を送ったからでしょう。

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 丁寧に4枚にわたる手紙にはかつて僕が支店長当時の思い出話が記されてありました。
振り返ると随分と新入社員の彼に対して随分と横柄な態度を見せていたようです。
 それを彼は「獅子の谷落とし」と称していましたが、そんな時代もあったのだなぁとつい笑ってしましました。

 時代も変わりました。
今や一人一人の社員の心をしっかりと把握する日々の指導が必要な時代になってきていると思われますが、その彼が今やマネジメントする立場となっています。
 この手紙の差出人の彼は、プレイングマネージャーとしてずっと全国トップの営業成績をとっています。
新しい分野にも積極的に飛び込んで営業の新分野も開拓しています。
 尊敬にあたいする素晴らしい活躍ぶりです。

 じっくりと何度も読み返しました。
いつの間にか涙腺が緩み始めていました。
 振り返ると僕は本当に素晴らしい仲間たちに助けられていたんだなぁと思います。
今もお互いにサポーターとなって励ましあっていける仲間ですが、ありがたいものです。