2024年 04月の記事

April 2024
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
僕が日常行っている企業の研修は様々です。
マネージャー研修、営業研修、顧客満足研修、ボトムアップ研修なんて言うのもあります。
各々みな特徴がありますが、毎回僕が元気を頂ける研修があります。
何でしょうか?わかりますか?

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実は新入社員の研修です。
丁度この4月は新人さん達の研修の時期ですよね。
ある意味一番未熟な人たちなんですが、彼らと一緒になって研修会を実行していると、つい講師の僕の方が教えてもらうことも存在します。

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純粋に彼らの学ぼうという気持ちが伝道してくるせいかもしれません。
従順で懸命な彼らと時間を共有していると実に気持ちが良いものです。

僕はいつも新入社員さん達に対してあなた方は力があるとお話しします。
先輩にはない唯一の力があるんだよと申し上げます。

僕もかつて書かせていただいた著書『住宅業界の新入社員が1年でトップ営業になる方法』に書かせて頂いてもいます。

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そこに書かせて頂いている新人さん達の持つ力はこの様な力です。
1、従順という力
2、挨拶ができる力
3、可愛いという力
4、熱意があるという力
5、将来性があるという力
6、行動力があるという力

他にも、「笑顔の力」「聴く力」「清潔な力」「第一印象の力」なんて言うものも在るように感じています。

気持ちの良い彼らを僕も背中を押してあげるようにしています。
あなた方は夢を売る仕事なんだよとか、お客様が一生で一番大きな買い物をするお手伝いをするんだよとか・・・。
そしてまたそうであるからこそ「あなた方が一番の商品なんだよ」とも。

僕はおそらく人一倍新入社員さんが好きな様に感じています。
そしてその証拠にかつて自分自身が自分のチームに配属になった新人さん達におそらく人一倍の愛情を注ぎこんだように振り返ります。
また彼らに対して期待もしました。
その結果彼らは一年目から結果を出してくれました。
まさに新人の力を思う存分発揮してくれたように思います。

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考えてみれば彼らは純粋です。素直でもあります。
指導したことを真摯に捉えしっかりと真似してくれます。
これは彼らを預かった上司にとってはとってもやりがいのある事です。
成長していく人たちを自分の目で確認することは素敵な事でもあります。

この4月も新人さん達は研修の場を通じて僕に色々と感動を与えてくれました。
・社会人としても身だしなみをしっかりとしたい
・挨拶や返事を明るくしたい
・メモを徹底したい
・向上心を持ちたい
・会社の事を深く知りたい
・お客様に選んでいただくのは私達の人間性にある
・時間を守る、約束を守る
・熱意と素直さだけは誰にも負けない
・地域の事をたくさん覚える
・とびっきりの笑顔で挨拶する
・全身を使って挨拶をする
・上司や先輩にとにかく気に入られる
彼らの澄んだ目から、彼らの溢れる情熱を感じることが出来ました。

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毎年思う事です。
講師の僕が彼らの態度から色々と学ばせていただくことが多いなと。
嬉しい研修です。
新人さん達の研修は僕自身が気持ちをフレッシュにできる研修でもあります。


カテゴリー:スポーツ
author: Masahiko Kato
スポーツ観戦大好きの僕にまた拍車をかけるような出来事が起きつつあります。
何かというと中日ドラゴンズが絶好調という事です。
昨年は阪神タイガーズが見事日本一になって関西を中心に大きな盛り上がりを見せましたが、ひょっとして今年は名古屋が大きなうねりを見せる事になるかもしれません。

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僕はチームが優勝するということになると監督の采配が大きく影響するものと考えています。(これは企業における経営者の指導に重なります)
ですから立浪監督のマネジメント能力が当然ながら問われます。
失礼ながら昨年の中日は最下位でした。(勝率は0.406です)
その前の年も最下位でした。
監督を引き受けての最終年が今年であるわけですが、責任を取って昨年で終わるのかと思っていたぐらいでした。

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立浪監督54才、PL学園高校出身。
初年度から1軍定着、そして新人王を取得しました。
打者としては日本で一番数多く2塁打を打った打撃名人です。(487本、凄いですね)
1試合の安打数5安打を5回、サヨナラ満塁ホームランも2度打っています。
オールスターには11回選出されています。
1996年にはサイクル安打も達成しています。
最多得点(2度)や、最多出塁も・・・もう素晴らしい経歴のスター選手です。

余談ですが、たまたま僕との接点もあります。
かつての愛知の顧問会社では立浪さんの御自宅を建築させて頂きました。
立浪さんの通っておられた整体に僕も通院していました。
偶然でしたが、名古屋のステーキハウスではカウンターでお隣りに座ったこともあります。(谷繁元信さんもご一緒でした)

世間では名選手、名監督にはならずといったこともよく言われます。
僕もまた立浪さんはマネジメントは得意ではないのではと心底思っていました。
ところがです。
今年は違いますね。
監督最終年の今年はコーチ陣に指導を任せておられるのでしょうか。
4月17日、この日も2対0でヤクルトに勝利しました。
なんとこれで11試合連続で投手陣は2点以内に抑えています。
失礼ですが今までの中日ではない感覚です。
素晴らしいとしか言いようがありません。

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今年から4番打者には昨年まで巨人の中田翔選手がまかされています。
大野雄大投手も復活が待たれます。
存在感のある中田選手が打撃のリズムを作っている感じがしますね。
押さえのマルティネスがしっかりと仕事をしています。
若手が伸びてきていること、諦めないという気持ちが強くなってきていること、粘り強いチームになっていますね。

あくまで想像ですが監督の立浪氏が最後の年だから、コーチ陣に任せてみようかと
監督としての懐が大きくなったのでしょうか?
ひょっとしてEQ(感情指数)の勉強をされて、気持ちよくコーチや選手たちに野球をするコツを伝授したのでしょうか?

大谷選手がドジャースを選んだ理由の一つに優勝が出来るチームというものがあるように思います。
不思議ですね、
今迄あまり中日ドラゴンズに関心がなかった自分が地元という事を一つの理由にファンになろうとしています。

中日ファンのモチベーションが例年と違ってきています。
期待されていると感じると選手も活躍せざるを得ませんね。


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今迄リーグ優勝9回、日本一は2回の中日ドラゴンズ、果たしてリーグ優勝10回、日本一3回となるのでしょうか。
立浪監督は最下位から優勝という奇蹟的出来事を成す名監督になれるかどうか、それが現実となった場合のそうなった大きな要因は何か・・・実に興味津々であります。



カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
もちろんまだまだ人生の旅の途中ではありますが、どこかでこういったことを書いてみたく思っていました。
このブログでも時折ふれたことがありますが高校に入学したころから旅に出る事が好きになりました。
僕の両親は共に教員でしたが高校生になってからは僕の行動に対して殆ど干渉しなく「やりたいことをやってみろ」という目で育ててくれたと記憶しています。
有難いことです。(感謝です)

実は高校時代随分と学校を休みました。
義務教育から解放されたということも理由の一つですが・・・。
決して身体が弱いとかという理由ではありません。
反抗期ということも手伝ってか、学校をサボタージュしていろいろと出かけました。
また自宅でじっと本を読むとか、その当時から夢中になったフォークソングをギターで歌うなど頻繁にしていたような記憶があります。
とにかく1週間に一度は休日をとっていたように思います。
今では僕のわがままを許してくれ放任だった両親に感謝しています。
おかげで学校の成績は良くなくて2年次には進学コースへ進むことが無理で短大コースに入る事になりました。
当時の僕の通知表には恥ずかしながら5段階評価の1が(英語と地学)ありました。
僕の高校(岐阜県立関高校)は前期と後期に分かれており後期に1を取ると落第でした。(幸いにして僕は後期は2で落第を免れました)

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高校2年の文化祭に「旅のエッセイ」というものを書いて校内サークルの社会研究部に置かせていただいたことがあります。
その折に初めて将来自分は旅を日常化したいと書かせていただきました。

高校2年次の旅を始まりとして「僕の旅」はスタートしました。
僕の中の旅は観光といったものとは距離を置くもので、どちらかと言えば冒険に近いものと位置づけしていたように思います。
確かに当時の自分自身は金がないわけで、ヒッチハイクで多くの人の親切さという力を借りて、寝袋で所かまわず睡眠をとるといったものでした。
若い事は素晴らしい事ですね。
何も怖いものがなかったように振り返ります。

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高校卒業の翌日からサラリーマンに。
まずは社会人を経験しておきたかったのが本音でした。
その後浪人を経験して弁護士を一番多く輩出していた中央大学へ、そして挫折。
大学時代も随分と数多くアルバイトを経験し、稼いだお金を元に全国へいろいろ旅を
させて頂きました。
挑戦的な冒険に似た旅が多かったように振り返ります。
マスコミへと志望を変えて2年次から法政大学に編入。
広告研究会と中野ゼミでエンジョイしました。
ところが卒業した年は第1志願と第2志望の企業が採用なし。(大変な不況でした)
自分の中で大きく方向転換してまさかの住宅業界にたどり着きます。

社会人となって住宅営業は毎日が本当に大変でしたが楽しい日々でもありました。
自分で時間管理して、自分で好きなように仕事をする・・・結果で評価はされ信賞必罰的といった形でしたが、毎日が挑戦の連続だったようにも思います。
厳しかったですね。
でもそういった体験が人生の中では大切だと考えます。
理不尽さも経験するべきかもです。

27年間積水ハウスにお世話になりました。
仲間と一緒に企画した『住まいの参観日』、支店長時代の全国トップの業績。
クレームで悩んだ後のお客様満足の実現。
多くの感動を味わい素晴らしい社会人人生でした。
熱い思い出がいっぱいできました。
たくさんの感動も経験出来ました。
ヘッドハンティングで迷い、社内の人事で方向性を見失い、グリコのキャラメルではありませんが「一粒で2度おいしい」人生に踏み込みました。

現在の仕事です。
この3月で創業20年目を迎えました。
本当に速いものですね。
有難いことに沖縄県以外の46都道府県からオファー(仕事の御縁)を頂きました。
お陰様で日本全国の地理は詳しくなりました。
10年間はほとんど休みなしの充実の日々が継続しました。
ホテルが我が家といった感覚です。
まさに「人生は旅」の実現です。
今月も彷徨は継続しています。

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ただ一つの人生、皆さん方にも決して後悔をしてほしくありません。
「一期一会」で現在もいろんな方々とのご縁を頂きます。
そしていつも皆さん方にお話しするのは・・・
チャレンジですね。
そしてその先の感動も味わってほしいですね。
生きてきてよかった、素晴らしい人生だったと思っていただきたいものです。


<追加>
本屋大賞を受賞された宮島未奈さんの「成瀬は天下を取りに行く」「成瀬は信じた道を行く」お薦めです。

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カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
可能な限り毎日、一昨年暮れに手術した腰の治療もかねてリハビリでオフィスの近くの散歩路をウォークイングしています。
ありがたい事に市営のコースで朝宮公園から落合公園迄距離は7.5キロ程度でしょうか、高低差は22メートルぐらいですから大きな高低差もありません。
「ふれあい緑道」というネーミングで市民に愛されている遊歩道です。

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僕もかれこれ10年以上前から利用させて頂いています。
当初はランニングをするパターンの日常でしたが、今は無理をせず1日辺りの歩数は6000歩を目安にしています。
この緑道には多くの市民がランニングや、ウォーキングを楽しんでおられ、ここに来るとつい仲間意識も生まれ勇気づけられもしますし、体を動かすことが楽しくもなります。

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この季節は周囲の殆どで桜の花が開花して更にモチベーションが上がります。
そんな中をイヤホーンで音楽を聴きながらゆっくりと歩みを進めていきます。
雨の日も時間が許せば出かけるように心がけています。
脚の方もまだまだびっこをひく状態ですが、本当に少しづつですが、回復基調にあるように思えます。(今は歩くことを仕事と考えるようにしています)

桜も徐々にではありますが満開に近くなってきています。

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この季節はまた新入社員や新入生の時期でもあります。
2年前、PHP研究所さんからの依頼で共著ですが、『住まいづくりは夢づくり』という本を書かせていただきました。
僕を含め17名の著者での作品集ですがコンパクトな本で気軽にポケットにも入って売れ行きもいいとお聞きしました。

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本の中には新しく住宅業界の社会人となられる新人さん達に対しての励ましの事がが数多く語られています。
大きく分類すると5項目で構成されています。
1、誇りを持てる仕事
2、真正面から向き合えば仕事は楽しくなる
3、一期一会の出会いを大切に
4、リーダーの心構えを学ぶ
5、さらに上の視点で仕事を見つめる


今月は毎年恒例の新人社員さん達を対象とした研修も予定されています。
速いもので住宅会社の顧問、住宅コンサルタントとして独立して20年の月日が流れています。(本当に時の経つのは早いものです)
20年間毎年継続して新人研修だけは実行してきました。

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ちょうど今、新人研修のレジュメやパワーポイントを作成した所です。
今年もまた希望に満ちた数多くの新人さん達に出会えるのが楽しみです。