森光子さんに「国民栄誉賞」を授与することが決まった。
「素晴らしい!」我々の人生に励みとなってくれる人に「国民栄誉賞」が与えられることは大賛成である。

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 1920年生まれ、何と89才。
公演回数2000回を数える「放浪記」も驚嘆としか言いようがない。

 さすがに舞台の上での「でんぐり返し」は、「万歳三唱」に変わったが、朝晩欠かさない150回のスクワットにも頭が下がる。

 50代を超えて、毎日の仕事に疲れを感じている自分が情けなく思うことがある。
そんな時、決まって頭をよぎるのは森光子さんの努力、また日野原重明さんの生き様である。

 かつて「時間ですよ」で茶の間を沸かし、「紅白歌合戦」では女性軍の司会(このときは辛口トークだった気がする)僕の思い出に残っている。
 29歳の時には大病を患い闘病生活、女優としては遅咲きの人生だったような気がするが,1061年からの「放浪記」がここまで続いてきたのは並大抵の努力ではないに違いない。

 これからもどうか人生の励みになっていて頂きたい・・・・よろしくお願いいたします。