仕事を終えてこの日は、「わび・さび」の心を感じさせる離れ座敷で食事を頂きました。
愛知・幸田町にある「土筆」さんです。

 500坪の日本庭園、深呼吸すると気持ちのいい別世界です。
離れの「壷中楽」で宮崎牛のすき焼きを頂き、その後このお店の自慢でもある茶室「玄妙庵」で抹茶を頂きました。
にじり口をくぐるとそこには、狭い、そして暗い4畳半の粋な空間がそこに現れます。
和ろうそくの、ほのかな灯りの中で、水の流れを聞きながら頂く抹茶の味はまた独特の風情があります。

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 このお店の御主人とお会いするのも久しぶり、懐かしい昔話にも花が咲きます。
また時間の経過とともに和ろうそくの光が徐々に明るく思えてくるから不思議です。

 改めて人の感性の重要性を感じさせられます。
住宅展示場もお客様の感性にいかに訴えるかが大切ですね。
視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚すべての感覚が研ぎすまされていくようです。

 ゆったりと静かに時間を忘れたひとときを過ごさせていただきました。