建築家の安藤忠雄氏の講演をお聞きしました。
会場は熱心なファンで満員でした。

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 その話の一部分の中で
1、住宅は身の廻りの人に依頼するもの
2、住宅はできるだけ近いところの人と何度もお話しして創っていくもの
3、生活実感できる人でないといい家はできない

・・・・・など、なるほどまさに同感と思えるものが数多くありました。
確かに3DKのアポートに住んでいる人に100坪の家は設計できないものかもしれません。

 またこれもまったく同感なのですが、豊かな時代とは心が燃えている時代であるということ。
そういう意味では昭和の30年代~40年代が日本にとっては豊かな時代と言えるのかもしれません。
もっといえば江戸~明治への時代もそういえるでしょう。

 物質的に豊かな時代が必ずや幸せなのかは疑問です。

 また街づくりが良好な人間関係づくりにつながるような、そんな設計に関与していきたいと言われたことも心を打ちました。

 いい家づくりとは「お客様の幸せ作り」なのです。