9月7日・8日今年も全国一斉に積水ハウスの『住まいの参観日』が行われています。
毎年、春と秋の定例行事としてTVのコマーシャルメッセージも流れます。

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 全国イベントになったのは平成元年からと記憶します。
その前3年間は愛知・岐阜・三重の東海3県のみで実行されていました。
『住まいの参観日』はご存知のようにお客様の完成宅をお借りして見学会を行うといったもので通常は「完成現場見学会」という形で行われていました。

 何とか積水ハウとしてのスケールメリットを生かせないかということで、一斉にたくさんのお客様の現場をお借りして「お祭り会場化」させたのがこのイベントです。

 中部第一営業本部(愛知・岐阜・三重)の販売促進委員7名、僕は名古屋西支店の代表でした。
この7名で広告会社の協力を得ながら企画・立案し築き上げたのが『住まいの参観日』です。
僕もまた名古屋西支店・春日井店店長の業務も日々随分と多忙でした。
プレーニングマネージャーとして自分自身も営業活動をしながら、メンバーと一体となってチームの実績を作っていました。
1か月で17棟の契約をとったことが記憶にしっかりと残っています。

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 多忙な日々でしたが、ふりかえると充実した毎日でした。
仕事に対しての情熱が形になったものが『住まいの参観日』といってもよいのではないかと思います。

 展示場はどちらかといえば非現実的な建築物、それに対してお客様の完成宅は極めて現実的な、十分に参考になりうる建築物として『住まいの参観日』は数多くの来場者を頂きました。
 会場数の数も全国で1000会場以上に上り、来場者数は10万人以上というビッグイベントとなっていったのです。
これはもう社員の一体化のみならず取引業者さんたちのご協力、そして積水ハウスで住まいを建てられたオーナーさんや、地域の方々をも巻き込んだ形で行われたといっても間違いありません。

 社内では当然ながら多くの来場者の中から、いかにたくさんの契約を取得するかが大きな課題でした。
ですからこの『住まいの参観日』を実行後は『工場見学会』への誘致を図ることが徹底されています。

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 点から線へ、線から面へ・・・継続こそ力なり。
組織の一体感の構築、塊度の強さが業績向上の原動力になった事は言うまでもありませ
ん。

 住宅業界のみならず多くの人の周知する一大イベントとなった『住まいの参観日』は住宅に対する強い思いが・・・情熱が形になったものと考えます。
 また僕自身が住宅業界に残した痕跡でもあると自負してもいます。

 どうぞ、よろしければ会場に足を運んでみてください。
住まいづくりの現実を見るだけでなく、社員の対応も見てきてくださいますようお願い申し上げます。