毎年この季節(4月から6月)は新入社員さん達への研修会が恒例です。
僕の著書『住宅業界の新入社員が1年でトップ営業になる方法』を読んでいただいて感想文を頂くこともあります。
今年も関与先企業(皆住宅会社です)で、本を読んでもらって感想文を頂きました。

 その中で数人の新入社員さんたちから共通した意見がありました。
皆さん何だと思われますか?
それは何かというと自分たちの販売エリアを意識することについて気にしたことがなかったとの事でした。
 意外に思われるかもしれませんがほとんどの新入社員さんたちが自分がこれから仕事をしていく土地柄について理解していないのが実情です。

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 我々住宅業界は地域密着産業です。
地域貢献産業といっても過言でありません。
今後は、これから仕事をしていこうとする自分たちの販売エリアをしっかりと熟知していきましょう。
 意外や意外今までの歴史から来る理由もあれば、気候風土から来る地域性もあります。
地域によって人間性も大きく相違があるんですね。
「エー」と思われることがたくさんあるはずです。

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 例えば四国には4つの県が存在しますね。
隣接しているこれらの県ですがそれぞれが特徴を持っていることはご存知ですか。

 例えばお金があったら・・・・・
香川県人は貯蓄するのだそうです。
何と香川県の貯蓄率は全国1位だそうです。
徳島県人はというと商売をする。
愛媛県人は買い物をする。
そして高知県人はお酒を飲む・・・・・という傾向です。

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 そういった性格ももちろんですが、人口や、世帯数、気候風土、区画整理地や所得額、住宅に関する様々なデータもそれぞれです。
 そしてそんな地域について熟知してくれば来るほどに販売にもプラスに働くことが数多く出てきます。

 エリアを制するためにはエリア内の他社の動向もチェックしたいものです。
今まで以上に販売エリアを理解する意識を高めていくこと、住宅営業にとっては必須条件ですね。