懐かしい大学時代の同級生(ゼミの仲間とどういうわけか当時親しかった連中)が6人、東京・母校法政大学に集いました。
ちなみに当時の僕が属していたゼミは「コミュニケーションゼミ」、当時テレビの深夜番組「11PM」にレギュラー出演されていた中野収先生がタレント教授で人気がありました。
ゼミに入るにも試験があり僕も合格はしましたが、その時の試験内容はレポート試験でお題は「私が悪ノリした時、白けた時」というユニークなものでした。
 卒業して40年近く経過すると同級生というか恩師のような姿かたちの連中ばかりで驚きもしました。

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 母校法政大学は今や入学志願者数においては17000名を超えて日本でも2番目の人気校になっており、またスーパーグローバル大学としての指定も受け学生たちの学ぶ15学部が今は存在します。
 学内に入りましたが昔とは打って変わって大変に綺麗です。
女子学生の数も現在では3人に一人という形になってきています。(かつては10人に一人でした)
落書きで一杯だった我々の学生時代とは様変わりです。
反面、多少はバイタリティをなくした感じもして寂しい思いもあります。
また今や27階建ての「ボアソナードタワー」(フランス法学者)が大きくそびえ、つい最近はゲート館ができつつあります。

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 隣接する靖国神社を散策しました。
すぐ隣にあるのにもかかわらず学生時代は全くといってよいほど訪れませんでした。
我々の学んだ時期は学生運動が下火になったとはいえ、まだまだ学内のロックアウト現象もあって試験もレポート試験の場合もありました。
当時の風潮では靖国神社参拝はタブーでもあったのです。
時代の流れを感じざるを得ません。

 夕方からは神楽坂で食事をしましたが、お互いの価値観も随分と隔たりを見せてきていると痛感もしました。(これはもうしょうがないことですね)
再会を期して別れましたがお互い元気でいることが一番です。
実は今年、親友が他界しました。
本来ならばこの集まりに顔を出していたはずの人間でした。

 今日のような集まりもいつまで継続できるかどうか、みんなが健康でいてくれて、望むならば青春時代の1ページをはぐくんだ懐かしい仲間との新たなる再会を願ってやみません。