なんと54年ぶりの11月の雪となったこの日、山梨県・甲府市で講演でした。
あらかじめ天気予報を見ていましたので、昨日の夜立川に泊まって、もしもの時にはと自分なりに備えていたのですが・・・・駅まで来てびっくり松本行きの特急「あずさ」が運休との事でした。

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 慌てましたが、落ち着いて駅員さんに今後の列車の運行状況をお聞きすると11時22分の特急が動くとの事、それにしても講演時間には間に合わない状況で主催者の方と密に連絡を取りました。
あとはケセラセラ・・・・なるようになれです。
少しでも早い時間に到着できることだけを祈りました。

 結果15分の遅れで講演会場へ到着することができました。

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 今年は意外かもしれませんが8年ぶりに住宅着工件数が100万戸を超える勢いです。
これは金利の低さが大きく影響していると思われます。
賃貸関連の住まいの建築が多くなっていますね。
ただし賃貸住宅の空き家が増えることが懸念されます。
個人住宅も6月までの結果では15万3千戸と年間着工件数30万戸を超えそうな勢いです。

 住宅展示場への来場者が減少傾向にあります。
パナホームは全国的に50か所ほどの展示場を撤退する予定です。
また予想されてはいましたがトヨタがミサワホームを子会社化しました。
もっともブランドはそのまま残すようですが・・・。

 大手ハウスメーカーの住宅坪単価が高すぎる傾向もあります。
三井ホーム坪単価100万、積水ハウス85万は手に届きにくい価格かもしれません。
大手住宅メーカーは住宅のみならず住関連事業に大きくかかわりを深めていますね。
戸建て住宅は住宅ビルダーの時代になって来たように思います。

 そんな中で住宅会社の生き残り手法をお話ししました。
・感動産業たれ
・OB顧客との接触強化
・「待つ」のではなく「攻め」ていく姿勢を
・人材育成
・より地域密着・地域貢献を
・顧客目線で仕事をする・・・・・。

 あいにくの雪の日でしたが来場された皆様の会社にとって業績向上されますよう祈っております。
主催者の会社様とご来場の皆様に御礼を述べたく思います。
 ありがとうございました。