国土交通省が昨年2015年度の住宅着工戸数を公表しました。

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 それによると住宅着工戸数は2014年より1,9%増の90万9299戸となり、2年ぶりにプラスに転じました。
 但し、持家については前年比0,7%減の28万3366戸となっています。
 貸家は4年連続で増加、分譲住宅は増加に転じていますがマンションが増加し、一戸建て住宅では2年連続で減少しています。
 マンションのプラス要因は100戸以上の大規模物件の供給が大きく影響しているといえます。

 今年は消費税法の改正が大きく影響すると思われますが、大きな波となるところまではいかない感じを受けています。
 ・・・とはいっても個人的には2016年度の住宅着工戸数は95万戸ぐらいかなぁと、また来年度の予想は85万戸ぐらいかなと思うわけでございます。

 いずれにしてもこの先大きく着工戸数が減少してくるものと予想されます。
「変化」には「抵抗」を伴うことがつきものではありますが、確実に変化していく勇気を持つことが肝心です。
 とにもかくも、しっかりと経営基盤を盤石にしておくことが急務ですね。