積水ハウス時代、3年間東京での支店長を経験させていただきました。
社員と派遣社員を含めて150名、営業が68名の大所帯でした。
 東京赴任前、愛知県・岡崎支店長として6年間、社員の結束と仕事の活性化で積水ハウス全国108事業所の頂点にも立っていましたから、自信をもって東京での仕事に就いた過去があります。

 人間心理とは不思議なものです。
東京の社員から見れば全く違うエリアから自分たちの上に立つ人間がやってきてマネジメントを実践すればそこには多少抵抗も出てきます。
 そういった抵抗をものともせず、持ち前の情熱を基盤に改革を推し進め3年間で売り上げが年間120億から160億となり、またエリアの建築シェアを伸ばしました。
社員さんたちも徐々に協力的になり、強い組織へと変貌していったように記憶しています。
 振り返ればたくさんの熱い思い出が心の中にアルバム化されて今も脈打っています。

 この日、新年の年賀状をきっかけにして昔の仲間が東京・新宿に集まりました。
積水ハウスから他社に移った社員もおり、また独立して自分の会社を立ち上げた人間もいます。
5人、10人と参加者も増え12年ぶりに再会したのが12人、かつての思い出話に話が及び、実に楽しい時間を過ごすことができました。

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 顔を出してくれたみんなが元気でとても嬉しく感じました。
当時仕事面では責任の重大性から随分と厳しく対応した思い出があります。
ですが、愛情だけは忘れなかったつもりです。
 時にはそういった行動がパワハラ的な印象を与えたように振り返りますが、現在とは時代の相違も存在しますので判断は出来かねます。
集まったみんなからはどうやら嫌な思い出というものでなく懐かしい思い出として記憶に残っている感覚で、笑い話になって盛り上がりました。

  またの再会を期しました。
たった一度の人生、自己実現に向けてこれからの人生もしっかりと生きていってほしいものです。
またそんな彼らを個人的には応援していきたくも思います。
 彼らとの、また今回、会うことのできなかったかつての仲間との再会のためにも、もっともっと残りの人生をしっかりと強く生きていこうと意識しました。

 みんなありがとう!
本当にありがとう!
元気な顔をぜひまた見せてほしい!