日本国内で太陽光発電システムの普及施策が始まってから今年で18年目になります。
その設置件数がこのたび100万件数を突破しそうです。(JPAE=太陽光発電協会)

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 これは継続的な補助金の支援策があったこと、電力会社の余剰電力の買い取りなどの導入支援策、環境整備されたことなどが理由としてあげられると思われます。

 特に2009年に導入された新たな余剰電力買取制度では、買い取り価格が一般家庭のほぼ倍額となり、急速に設置が拡大、結果的にCO2の排出削減や昼間の電力ピークカットにも貢献し、ユーザーの環境意識や節電意識の向上といったメリットが生まれたと考えられるでしょう。

 住宅用の太陽光発電システムのメリットとして、停電などの非常時に、ある程度の電気を非常用のコンセントとして使える点も挙げられます。突然の災害などにより長期間停電になった場合、自立運転するパワーコンディショナであれば、日中天気が良ければ電気を蓄えられますね。

 7月1日から固定価格買い取り制度が始まることを契機に、太陽光発電システムの更なる普及促進が勧められるでしょう・・・。