そういえば先日映画を観ました。
『太平洋の軌跡』たった47名の戦士で5000人の米軍に立ち向かいフォックスと恐れられた大場栄大尉の実話です。映画では竹之内豊が演じました。
サイパン島には旅したことがありますがこの詳細は知りませんでした。

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 地理の教師をしていた後に戦場に赴いた大場は当初、「一人でも多くのアメリカ兵を殺す」ことを目的としています。だが多くの民間人の死傷者を目にして彼の考え方が変わり「一人でも多くの民間人を守る」ようになります。
 「いかに死すべきか」が問われた時代に「いかに生きるべきか」に転換した彼の考え方がたくさんの人々の命を救うことにもなります。また戦後の復興はこうした人たちの力が大きかったような気もします。

戦争が終わりアメリカ軍の前に投降していく彼らが「お山の杉の子」の軍歌を歌って行進していく姿に涙が止まりませんでした。

 大震災に見舞われた東北地方の方々、亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに、生き残った方々の「いかに生きていくか」の力を信じたいと思います。またそれに対して応援したく思います。頑張ってください。