大相撲が揺れています。
皆さんよくご存じの八百長問題が原因です。
相撲は日本の国技として江戸時代の昔から親しまれてきました。
個人的にも3歳のときに(もっとも記憶には無いのですが・・・)地方巡業を見た事がはじめということです.
 保育園時代から、近所の知人宅へ出入りさせてもらって相撲のテレビ中継だけはしっかりと見てきました。映画にもなって人気絶頂だった栃錦・若乃花時代、「巨人・大鵬・卵焼き」と言われた大鵬の全盛時代千代の富士、貴乃花時代、そして白鵬へと・・・本場所も随分と観戦しましたし、また部屋へ顔を出したこともあります。
相撲びいきだっただけに今回の事件は誠に残念です。

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 過去にさかのぼって問題解決をはかることにもなるのでしょうが、実は落語の中にも人情から横綱が故意に負けた話が出てきます。おそらく随分と以前からこういった事実があったのではないでしょうか。時代が変わってきて昔からの慣例を重要視する相撲界の現実が「今」の時代に合わなくなってきているような感じがしてなりません。関取以下の幕下・三段目・序二段・序の口の力士が給料なしといった状況も改善の余地があるような気がしてなりません。

 野球界にもかつて「黒い霧」事件というものがありました。
相撲界も思い切った体質改善をしてまた相撲観戦に行きたいと思うような魅力的な土俵の盛り上がりを期待しています。