この日は僕が講師を務めているパナソニックのショールームで打ち合わせです。
住宅業界はいま大きな転換期を迎えています。
箱の産業と言われた住宅産業は、今ニーズの時代から、生活の場の提供、そこに住む人たちのウォンツを満たす産業へと変貌しつつあります。
 これは形のあるものから形の無いものへの変化でもあり、「モノ」から「コト」への移り変わりでもあります。

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 CS(顧客満足)が叫ばれて久しいですが、今やCE(顧客熱中)の時代へと変わってきています。消費者の志向が価格や品質から(日常)がワクワク感やドキドキ感という感動(非日常)となってきているということです。

 「家自慢」の時代から「暮らし自慢」の時代へと時代は変化してきているということでもあります。
ですから、そういったコンシューマー(消費者)の期待にこたえるべく我々の販売手法も変えていくべきでしょう。

 機能や性能(高気密・高断熱・耐震)で売るのみならず、顧客のライフスタイルに合致したデザインや環境を考えていきたいものですね。