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 国土交通省より昨年度「2009年度」の住宅着工戸数が発表されました。
きびしかったですよね。
予想通り大幅減少です。
45年ぶりに80万戸を切って788410戸、ちなみに持家は284631戸で46年ぶりに30万戸を切っています。貸家は321469戸でした。特に落ち込みが激しいのが分譲マンションで、前年の42%の76678戸という落ち込みの状況でした。

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 参考に昭和26年からのデータしかありませんが、当時は戸建て住宅の平均床面積が64、3㎡ですから坪で大きさを表すとと、19,45坪でした。
 一方、昨年平成21年は127,8㎡ですから38,66坪という事でちょうど床面積は2倍になったという事です。日本人の家は過去「ウサギ小屋」という言い方もされたことがありますが床面積で比較すると豊かになってきたことが解ります。

 現在、金利の低さや、エコポイントなど住宅を造るには追い風が吹いてはいますが、なかなかその風に乗れていないのも実態です。日本経済の回復もさることながら、住宅業界出身者として今年が元気印の業界に復活して頂けるように期待したいところです。