4月10日号の「ダイヤモンド」にマーキュリッチ代表の西野浩輝さんが4ページにわたって紹介されていました。西野さんとは日本経営合理化協会のセミナーで「全国トップ営業マン大会」と、「営業の基本と商談力の強化」の2度ご一緒して講師を務めた間柄です。(頑張ってらっしゃるな)と、思わず感心してしまいました。

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 今回の記事は営業は主導権を握れという話でしたが、たしかに、いろんな会社に顔を出させて頂いた折、顧客の言うとおりに動いている営業に出会うことがあります。顧客を大切にする気持ちは理解できますが、顧客の言うとおりに振り回されていると、いつまでたっても結果が出てこないことも事実です。

 営業のプロセス
です。
1、面談前の準備(情報収集)(仮説設定)=(営業のシナリオ)
2、面談
3、世間話
4、ニーズ・ウォンツ調査(仮説検証)
5、プレゼンテーション
6、クロージング 
7、フォロー

 顧客に対してしっかりとコミュニケーションし、対等に接すること、実際に対等であるという態度をとることは重要です。
 事前に営業のシナリオを自分で描いて、価値ある提案をする義務があると理解しておきたいものです。商品知識と同様に事例研究も重要視したいものです。

 顧客に対してしっかりと、ヘゲモニー(主導権)が握れた時、結果が見えてきます。
この顧客とは契約するんだと思えてきます。
そのためにも何よりも信頼が重要ですね。