ホンダクリオ新神奈川の相澤会長と並んで評されるネッツ南国(高知)の横田会長の講演会に出席しました。

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 お若いですね。名刺交換させていただき個人的にもお話を伺いましたが、健康法は睡眠をしっかりととる事とおっしゃってみえました。1943年生まれですから66歳でしょうか。1966年に日本大学を卒業されてらっしゃいます。

 顧客満足度の高さは群を抜いています。そのせいか年間10万人の顧客がショールームに顔を出されるそうです。それに連なって業績も右肩上がりです。
また従業員満足の高さも光っています。
その理由が理解できました。何と、社員の採用時に普通の会社の3倍の時間を割き、何と通常の5倍の費用をかけると言います。

 数多くの社員と時間を共有し、人柄や、価値観を判断したうえでようやく採用となるらしいのです。一般の企業では通常退社する社員が3年間で30%を超えるのですが。この会社においては5%程度、会社の理念、方針に従順になれる人を採用するという趣旨だったように思います。

 またCS(顧客満足)は普通の感覚では企業においては手段という位置づけですが、目的という意味の話もされておられました。CSが単なる手段の域を脱し、目的と一体化すれば強い会社になるに違いないと思われます。

 かつて積水ハウス時代に全国1位の実績を上げた時にいかに社員や協力業者の皆が、一体化できるかがカギだと感じましたがそういう意味では同感の部分もありました。
オーナー会社であるからこそ出来る部分もあるように思われました。

 横田会長の言葉で印象的だったものを上げておきます。
「変えられるものは自分と明日、変えられないものは他人と過去」

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 新入社員の研修で四国88か所を目の不自由な方と同行して巡回するとか、新入社員の歓迎会で母親からのメッセージを読み上げるとか・・・アイディアはさすがに豊富ですね。

 様々な会社を指導する立場の人間として考えさせられる講演でした。(感謝)