今朝の日本経済新聞の一面、新しい連載がスタートしていました。
タイトルは「こもるなニッポン」です。

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 「日本がすくんでいる。経済大国の残像にとらわれ、変身をためらい、内にこもる。中国やインドの伸長、しつこいデフレ、少子高齢化に財政の不安。厳しい条件が連なる今こそ、目を開いて世界に挑む気概が要る」で始まるコラムに同感しました。

 今や海外投資家の関心はアジアの先行きに熱心でも日本に大きな関心はありません。あるとすれば日本の財政はいつ行き詰まるのか・・・ということ。
 日本は国内総生産(GDP])2位の座を中国に譲ります。世界のGDPに対する割合も1990年の14,3%から2008年には8,8%に落ち込んでいます。また日本の国際競争力は90年の1位から17位に転落もしています

 高度成長を遂げた日本、優位は続くと考えがちです。1億人の成熟市場、誇れる技術、勤勉さ、国内にいると地位の低下に気付きにくい。ところが日本は取り残されています。世界に打って出る姿勢も欠いています。

 明治以降、海外の長所に学び、巧みに成長につなげてきた日本、世界を知り、世界と生きる「新たな開国」モードを切り替える時が来ています。

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 テレビの大河ドラマは「竜馬伝」、日本人が再び挑戦者となる必要性を説いているように思えます。

 住宅メーカーの海外進出が始まっています。大いに賛同します。住宅業界にも新しい潮流が必要な時が来ているように思えてなりません。