地元の大学が主催する公開講座に出席いたしました。
景気のシンポジウムです。
テーマは「来年の経済見通し」パネリストとして経済産業省・中部経済産業局長 宮川正氏、名鉄百貨店社長 神野重行氏、東邦ガス会長 水野耕太郎氏、中京大学教授 寺岡寛氏でした。
 大きな会場でしたが満員に近い状態で現状の経済状況から脱却したいという参加者の思いが伝わってくるような空気が読み取れました。

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 どうやら来年も景気の上昇は期待薄といったところです。
発展途上国の成長をいかに経済効果として取り組んでいくかが課題といえるのでは…。
来年の経済成長率予想が1,5%という話もありましたが、果たしてそこまでいくのかどうかも疑問ではあります。
 百貨店の売り上げは23カ月連続で前年割れの状況、民間ボーナス16%減という現実があります。本当に必要なものを企業が作っていないというミスマッチもあるかもしれません。
 そういった中で中京地区においては自動車で培ってきた技術を中小企業に流用出来ないかという問いかけもありました。
 振興国をいかに取り組むか、観光や農業、健康産業、などが起爆剤になるかもしれません。