「オーッ・・・!」ときました。
懐かしいオート三輪が過去から訪れた使者のごとく街角に置かれてあるじゃありませんか。

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 このオート三輪1918年ごろ大阪に出現したのが始まりといわれています。
その後日本では1930年代から1950年代に隆盛を極めました。
・・・ですからまだ僕でさえ生まれていたかどうか…の時代です。

 今の「眼」で見ると「可愛い」という感じもしてきませんか?

 1930年代後半には「ダイハツ」・「マツダ」・「くろがね」の3大メーカーへの評価が高まったといいます。
その後は航空機産業からの転入企業が多く参入した時期もあります。
 が、自動車交通の高速化に伴い、カーブでは転倒しやすく高速走行には不向きなことや居住性の悪さで敬遠されるようになったのも事実でした。
 当時のオート三輪メーカーで自動車メーカーとして生き残ったのはダイハツ・マツダ・三菱のみだったはずです。

 何はともあれ、懐かしさと可愛さで、道行く人たちが立ち止まって見ていました。