昨日から4日間、郡上八幡では徹夜で盆踊りが繰り広げられています。
親父が郡上高校の出身であり、親父の実家がとなりの街であったこともあって何かしら親しみを感じます。
人間の中には「魂のふるさと」のようなものがあるように思います。
郡上踊りの一説一節が遠い故郷から聞こえてくるような気がするのです。

null

 四百年の間、歌い踊り継がれた郡上踊りは夜8時過ぎて、しっかりと陽が落ちてから始まります。
暗い中に肉声で歌われる盆踊り、太鼓や鐘の音も生の音です。
そういったシチュエーションが盛り上がりを創り人がその中に惹かれて入っていきます。
人の輪が知らず知らずのうちに広がっていきます。

 白川郷がそうであるように、この街も何かしらタイムスリップしたような・・・・・そんな感じがします。
心に清流が流れていくようなそんな懐かしくも嬉しい感じがするのです。

 先行く人が、時にふり返りたくなるようなそんな街がここにあります。