夜7時から友人のコンサルタントの勧めで地元の集まりに参加しました。
この日は地元の市役所職員の方が1年間もの間北海道の夕張市に派遣された報告会というような内容でした。

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 2時間ほどの時間をかけてのセミナーでしたが、発表者の方はとてもさわやかで聞いている人の印象はとても良かったように思います。
ただ残念ながら、自分たちの街も第2の夕張になる状況を秘めていて改善の具体策の提案もあってよかったかなと思いました。

 個人的にですが、日本中で財政破綻する市町村が現状のままでは今後ますます増えていくように思われてなりません。
ですから発表者である市役所職員の方には、夕張の実情を学習した結果から自分たちの街はどうすればよいのかという内容にして発表いただきたかったし、夕張の現場レポートや歴史的背景は理解できるのですが他人事でない状況をもっと認識すべきだと感じました。
 夕張にあっても街の税収が10億しかない街にいまだに108名の職員がいる現状も不可思議です。

 民間企業で過ごした僕にとってはどうしても、公で働く方々の経営意識に少なからず甘えの構造が宿っておるようにしか映りません。

 発表者は市のホープと目される職員の方だと噂も聞きました。であればなおさら、より深い洞察力を持って市政を考えていただきたいと思いますね。