ある雑誌の企画で元読売巨人軍の西本聖投手と1時間ほど対談をいたしました。偶然というかちょうど今日は選抜高校野球の決勝戦であり、西本さんは松山商業で活躍されてもいました。プロ野球ではのべ504試合に登板され165勝128敗、17セーブ、通算の防御率3,19。最多勝利、最高勝率、ゴールデンクラブ賞(8回)、沢村賞なども受賞してみえます。また日本シリーズ29イニング連続無失点という記録も輝いています。
 74年ドラフト外から巨人に入団、77年から台頭江川、定岡とともに3本柱として活躍、6年連続で2桁勝利をあげエースとしての座を確立しました。『勝ちたいときは江川、しかし負けられないときは西本』という表現が示すように粘りのピッチング、ファンが最後の希望を西本に託す、根性の投手であったと記憶しています。
 今日の対談で愚直なまでの野球人生を感じることができました。

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