あっという間に今年も10日間が過ぎました。
1月は行く、2月は逃げる、3月は去るなどと言います。
「時間は資源です」
時間への感覚は今年もさらに強く持ちたいですね。

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個人的に、ようやくというかコロナ禍にあってオファーがなくなっていた講演の話がここへきて復活し始めました。
有難いことです。
また全国への発信をしっかりとしていきたく考えます。
今まで以上に健康には留意して住宅業界の皆様からの期待に応えていきたいものです。

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斎藤鉄夫国土交通大臣は年頭所感で「住宅取得しやすい環境へ」と挨拶されました。
2024年問題がありますが、建設業にあっても時間外労働の上限規制が適用されます。
より一層の働き方改革を推進していく必要がありますね。
工期の適正化、週休2日の確保、残業削減の意識を高める必要があります。
都市部における新築住宅の価格高騰、住宅ローンの金利の上昇も気になる事です。
「子育てエコホーム支援事業」や「フラット35子育てプラス」に期待したいですね。
空き家や老朽化マンションに対しての話もありました。
年々増え続ける空き家は既に850万戸を超えてきています。
うち、使用目的の無い空き家が350万戸を超えていると思われます。
是非、具体的な空き家対策の取組が可能であるような現実的な政策を進捗して頂きたく希望します。

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さて2024年の住宅市場についてですが、人口減少が確実な状況下で年々着工戸数が減っていくのは間違いなく思います。
・労働力が減少する
・倒産・廃業が増大
・高齢者の頑張りに期待
・人手不足からくる売り手市場
・終身雇用者が減って転職組が増える
・高級住宅とローコスト住宅の二極分化
・住宅会社は顧客目線による多角経営の必要性要
・工務店は更なる地域密着。地域貢献を
・マーケティングの必要性
・信頼される住宅つくりの徹底
・日本の不動産を購入する外国人増える
・人の動きが業績向上に結びつく
・営業の基本や日々のP・D・C・Aを実行
・土地なし客への対応をしっかりと展開していく
・社員教育(社員のモチベーション向上)・・・

などが現実的ですので対応をしていく事が必要ですね。

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オープンハウスの勢いがすごいですね。
コンプライアンス上の様々な問題点も浮き彫りになっていますが、勝ち組企業は行動的であり顧客に対して近づいていく努力をしているのも事実です。

かつて積水ハウスも大和ハウス工業も営業力で業績を伸ばしてきました。
時代の変遷と共に私達の販売手法も変化していきます。
高級住宅と比較的低価格帯の住宅によって温度差もありますが、変わらない事は顧客目線で営業していく事です。

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全国の住宅会社を見させて頂いて思うことは、まだまだ住宅業の勉強が不足しているということです。
私達の従事する住宅業という仕事はお客様に感動を与える仕事でもあります。
それは素晴らしい仕事です。
先日は100%紹介で契約しておられる工務店さんにも出会いました。
顧客に近づく、お客様の心を捉える住宅会社作りに注力していきたいものです。