振り返ればあっという間の1年だったような気がします。
皆さんも経験から理解されるでしょうが、年を追うごとに時間は加速度を付けて走り抜けていくものですね。

null

今年も色々な事がありました。
残念ながら世界ではロシアのウクライナ侵攻、そしてイスラエルのガサへの攻撃など人道的にも許せない出来事が起き、今もまだ継続しています。
哀しい事です。
地球の温暖化が進み、グローバルな視点で地球環境を守る事に注力しなくては。人類の今後が危ぶまれるというのに。
子供たちの為に我々が実行しなくてはならない義務なのに。

個人的には昨年12月大きな手術をして1年間、リハビリと点滴を繰り返しています。
健康の重要性、大切さが身に染みた1年であったようにも思います。
お陰様で多少は良くなってきているように感じています。
(そう思わないと辛いのでそう思うようにしています)
もう1年かけてしっかりと治癒していきたいと考えています。

null

年末に岐阜の田舎で工務店経営しておられる社長とお会いする機会を頂きました。
情熱家であり、博識でもあり、人間的にも尊敬できる素晴らしいお方です。
年齢を感じさせない若さが伝わってきました。
10年ほど前にご一緒に書を書かせていただいたことがあり(PHP研究所から出版)著者の会で京都で一度はお会いしておりましたがそれ以来です。
一度じっくりお話をさせて頂きたいとずっと思っておりました。
本社は岐阜ですが東京・名古屋・大阪・神戸他にも支店を設けてらっしゃいます。
戸建て住宅のみならず、神社・仏閣、土木、舗装、造園、物産販売、農場、スーパーなども手掛けておられます。
公共事業が多く、驚いたのは契約の全てが紹介成約であるという事でした。
じっくりとお話をと思ってましたが、なんと4時間半休みなしにお話を伺うことが出来ました。

null null null

この工務店さんには建築家の国立競技場の設計に携わった隈研吾さんからの工事依頼もあり、また建築家、安藤忠雄さんとも親しくされておられお便りもありました。

その安藤忠雄さんの講演をお聴きしたことがあります。
講演の中で安藤さんは日本が一番幸せだった時はいつでしょうかと聞いている我々に対してお尋ねになりました。
安藤さんのおっしゃる日本人が一番幸せ、それは昭和33年頃という話でした。
丁度、東京タワーが建築中で、日本が高度成長になっていこうとしていた時です。
少し前に上映されていた『三丁目の夕日』の舞台となった時期です。
当時はまだ日本が物質的には豊かではありませんでしたが、ほとんどの日本人が心の中にこれから間違いなく日本は素晴らしい国になると信じていて、みんなが夢を持っていた時代と言ってよいでしょう。

null null

残念ながら、現在は夢を持つ人が少なくなっているのが事実かも知れません。

僕もまだ人生という旅の途中です。
夢を追いかけながら生きています。
2日後には新しい年が待ち受けています。
新しい年になるたびに、ありがたい事に気持ちが変化します。
希望が持てます。嬉しい事です。

最近日本人の力が国際的に落ちてきていると感じています。
最近『日本の会社員はなぜ「やる気」を失ったのか』という書を読み始めました。
個人的に、モチベーションを高めるだけで企業における業績が向上すると考えています。

null

自分は何をするべきか!
自分が求めているものは何か!

よく考えましょう。
そしていつもの年より行動する年にしていきましょう。

新年が皆さんのモチベーションアップとなる素敵な年になります様祈っています。