リーダーは叱る勇気を持とう!! (2023/11/19)
カテゴリー: 営業
Author: Masahiko Kato
かつてサラリ―マン時代、直属の部下を120人ほど抱えました。
(現実には派遣社員さんやコーディネーターさんをはじめ、取引業者さんなどを含めると、本当に多くの皆さん方が売上げに協力して頂いたことになります)
年間の売り上げが160億円まであったのですから、ある種当然かもしれません。
全員が席を同じくするのは1年に1回安全大会の時だったと記憶しています。
参加名簿を見せてもらうとなんと863名の方が参加して下さっていました。
こんなに多くの方々が支店の経営に寄与して下さっているのかと感慨深いものがありました。
本来ならば全員の方のお顔やお名前を知っておくと良いのでしょうが、さすがにこれほどは困難で支店の社員さんだけでも大変でした。
僕のいた会社では業績が伸びるにつけ社員を増員するのが常でした。
新入社員として入ってくる方もあれば、他の支店や本社等から異動となって入ってこられる社員さんもありました。
愛知と東京での支店長時代は、本当に社員さん達が頑張ってくださったおかげで売り上げも愛知では年間60億から108億へ、東京では120億から160億へと向上し、仕事は大変ではありましたが充実したサラリーマン人生を送ることが出来ました。
業績がアップしたことは良いのですが、実は言葉で申し上げるのは簡単ですが、実際はいろんな問題が数多く発生もして毎日毎日が大変な状態だったことも事実です。
このブログでも書かせていただいた代表的なものはクレームですが、クレームに対してはある時期からポジティブに捉えて考えるようになっていました。
心の奥底にクレームは期待の声という考え方をするようにもなっていました。
支店の業績が良くなる傍ら、他の支店や本社から入ってくるメンバーの中に数人ですが問題児と称される人たちも存在しました。
どこの支店でもおそらくはそういった対象の人がいるのではと推測します。
そういった人たちを外へ出すことで支店の雰囲気を変えようというところもあったように振り返ります。
東京の支店長時代には設計担当である某社員は支店長の僕の指示に対しても常々反発する人間でした。
支店は支店長の判断で1年の様々な行事を企画し実行します。
僕は会社が販売会社であるという理由から、僕の考え方は全員営業、社員みんながお客様を意識しておもてなしをするという考え方を徹底するようにしていました。
ですから挨拶をしっかりする事や、お客様満足をお客様感動にまで高めるようにしていく事、社員自身が商品だという考え方で日々業務に臨んでいました。
また営業に対して設計や工事等内務社員の同行も積極的に実行するようお願いしていました。
新しく私達の支店に入ってきた某社員さんはその方針に反発が大きく、よく本社に対して投書をされておられたようです。
時には直接「こうやるべきではないか」と直訴もしてこられました。
当初は耳を傾けていた僕も、ある時その社員さんを叱りました。
どうやらその社員さんはその後も本社人事部に「我が支店の問題点」と称して、僕への批判を繰り返していた様子でした。
組織が組織としてその強みを発揮しようとするならば、その組織のトップは自分の組織をけん引していく為には勇気をもって時として叱る勇気を持つ必要があると思っています。
当時僕の支店は業績面で契約・売上・営業利益・目標利益達成率・顧客満足で全国の範ともなり、よく全国の支店に対して事例発表もしていました。
私達の日常がビデオ化され全国の支店に配布もされていました。
売り上げのみならず、エリア内でのシェアも向上し社員の殆どがそういった意識を持ち、いい意味でのプライドを持って気持ちよく仕事に勤しんでいました。
又取引業者さん達も支店の好業績の関係で順調に会社経営もしておられました。
まだまだ高い業績の夢はありましたが自分としては充実した日々の連続が嬉しい限りでした。
そんな時、組織にヒビが入るような行動に対しては許せなくて「叱る」という行為に出たわけです。
全国のいろんな会社に足を運んで、その実情をこの目で見させて頂きます。
又僕自身もまた顧問として社員さん達の指導や研修もさせて頂きます。
稀にではありますが組織の一員になり切れてない問題児に遭遇する事があります。
時代が変化して、コンプライアンスが大きくクローズアップされてきています。
そういった状況で「叱る」という行為そのものがタブー化されるような感覚に陥る事があります。
「叱る」事が、あたかもハラッシュメントをしている様な感覚になってしまい、その場のムードを変えてしまって突如として暗いイメージになってしまう事もあります。
…ですがここは何とか乗り越えたいところですね。
もっと社員が意識を高めていくように、大人の組織になっていく為には、そして強い組織になって業績向上に繋げていく為に、リーダーやマネージャーは「叱る」勇気を持っていただきたいと願います。
巨視的な眼で見ると昨今日本が弱くなっている感があります。
GDPもドイツにも抜かれてしまうようです。
オーバーコンプライアンスの影響でしょうか「加点主義」が評価されず「減点主義」がはびこっています。
「出る釘が打たれる」といった状況が良く見られます。
かつて僕は上司から「積極的な失敗を知ろ!」と言われ育ちました。
失敗もあったわけで、お叱りも受けましたが寛大な眼で見て下さる上司のもとで営業を学び、成長させていただきました。
「叱る」ことは相手のためを願う為の動作で「怒る」という自分のために言うものとは全くその質は違います。
人口減少や2024年問題、人が不足していく状況は避けられませんが、と言って「叱る」事を避けて通るのは望ましくはないでしょう。
「叱る」ことはその人のためであり、何よりも組織のためでもあるわけですから・・・。
時として勘違いもされるかもしれませんが、リーダーは愛情を持ってメンバーを育てる義務があるように思えてなりません。
どうか「叱る」勇気を忘れないようにしましょう!!
(現実には派遣社員さんやコーディネーターさんをはじめ、取引業者さんなどを含めると、本当に多くの皆さん方が売上げに協力して頂いたことになります)
年間の売り上げが160億円まであったのですから、ある種当然かもしれません。
全員が席を同じくするのは1年に1回安全大会の時だったと記憶しています。
参加名簿を見せてもらうとなんと863名の方が参加して下さっていました。
こんなに多くの方々が支店の経営に寄与して下さっているのかと感慨深いものがありました。
本来ならば全員の方のお顔やお名前を知っておくと良いのでしょうが、さすがにこれほどは困難で支店の社員さんだけでも大変でした。
僕のいた会社では業績が伸びるにつけ社員を増員するのが常でした。
新入社員として入ってくる方もあれば、他の支店や本社等から異動となって入ってこられる社員さんもありました。
愛知と東京での支店長時代は、本当に社員さん達が頑張ってくださったおかげで売り上げも愛知では年間60億から108億へ、東京では120億から160億へと向上し、仕事は大変ではありましたが充実したサラリーマン人生を送ることが出来ました。
業績がアップしたことは良いのですが、実は言葉で申し上げるのは簡単ですが、実際はいろんな問題が数多く発生もして毎日毎日が大変な状態だったことも事実です。
このブログでも書かせていただいた代表的なものはクレームですが、クレームに対してはある時期からポジティブに捉えて考えるようになっていました。
心の奥底にクレームは期待の声という考え方をするようにもなっていました。
支店の業績が良くなる傍ら、他の支店や本社から入ってくるメンバーの中に数人ですが問題児と称される人たちも存在しました。
どこの支店でもおそらくはそういった対象の人がいるのではと推測します。
そういった人たちを外へ出すことで支店の雰囲気を変えようというところもあったように振り返ります。
東京の支店長時代には設計担当である某社員は支店長の僕の指示に対しても常々反発する人間でした。
支店は支店長の判断で1年の様々な行事を企画し実行します。
僕は会社が販売会社であるという理由から、僕の考え方は全員営業、社員みんながお客様を意識しておもてなしをするという考え方を徹底するようにしていました。
ですから挨拶をしっかりする事や、お客様満足をお客様感動にまで高めるようにしていく事、社員自身が商品だという考え方で日々業務に臨んでいました。
また営業に対して設計や工事等内務社員の同行も積極的に実行するようお願いしていました。
新しく私達の支店に入ってきた某社員さんはその方針に反発が大きく、よく本社に対して投書をされておられたようです。
時には直接「こうやるべきではないか」と直訴もしてこられました。
当初は耳を傾けていた僕も、ある時その社員さんを叱りました。
どうやらその社員さんはその後も本社人事部に「我が支店の問題点」と称して、僕への批判を繰り返していた様子でした。
組織が組織としてその強みを発揮しようとするならば、その組織のトップは自分の組織をけん引していく為には勇気をもって時として叱る勇気を持つ必要があると思っています。
当時僕の支店は業績面で契約・売上・営業利益・目標利益達成率・顧客満足で全国の範ともなり、よく全国の支店に対して事例発表もしていました。
私達の日常がビデオ化され全国の支店に配布もされていました。
売り上げのみならず、エリア内でのシェアも向上し社員の殆どがそういった意識を持ち、いい意味でのプライドを持って気持ちよく仕事に勤しんでいました。
又取引業者さん達も支店の好業績の関係で順調に会社経営もしておられました。
まだまだ高い業績の夢はありましたが自分としては充実した日々の連続が嬉しい限りでした。
そんな時、組織にヒビが入るような行動に対しては許せなくて「叱る」という行為に出たわけです。
全国のいろんな会社に足を運んで、その実情をこの目で見させて頂きます。
又僕自身もまた顧問として社員さん達の指導や研修もさせて頂きます。
稀にではありますが組織の一員になり切れてない問題児に遭遇する事があります。
時代が変化して、コンプライアンスが大きくクローズアップされてきています。
そういった状況で「叱る」という行為そのものがタブー化されるような感覚に陥る事があります。
「叱る」事が、あたかもハラッシュメントをしている様な感覚になってしまい、その場のムードを変えてしまって突如として暗いイメージになってしまう事もあります。
…ですがここは何とか乗り越えたいところですね。
もっと社員が意識を高めていくように、大人の組織になっていく為には、そして強い組織になって業績向上に繋げていく為に、リーダーやマネージャーは「叱る」勇気を持っていただきたいと願います。
巨視的な眼で見ると昨今日本が弱くなっている感があります。
GDPもドイツにも抜かれてしまうようです。
オーバーコンプライアンスの影響でしょうか「加点主義」が評価されず「減点主義」がはびこっています。
「出る釘が打たれる」といった状況が良く見られます。
かつて僕は上司から「積極的な失敗を知ろ!」と言われ育ちました。
失敗もあったわけで、お叱りも受けましたが寛大な眼で見て下さる上司のもとで営業を学び、成長させていただきました。
「叱る」ことは相手のためを願う為の動作で「怒る」という自分のために言うものとは全くその質は違います。
人口減少や2024年問題、人が不足していく状況は避けられませんが、と言って「叱る」事を避けて通るのは望ましくはないでしょう。
「叱る」ことはその人のためであり、何よりも組織のためでもあるわけですから・・・。
時として勘違いもされるかもしれませんが、リーダーは愛情を持ってメンバーを育てる義務があるように思えてなりません。
どうか「叱る」勇気を忘れないようにしましょう!!