結構テレビを観ています。
ただ見る番組がかつてとは違ってきています。
不変なのはスポーツ観戦でしょうか。(大の大谷ファンです)

そんな中で好きな番組が「カンブリア宮殿」「ガイヤの夜明け」「プロフェッショナル」「情熱大陸」その他BSで放送される政治や経済面のものでしょうか。

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直近のカンブリア宮殿で東京・立川にある「メトロール」が紹介されていました。
昭和51年創業、社員118名、社長は松橋卓司氏、番組の中で紹介される会社の現実についつい目が点になって釘付けになりました。

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例えば定年無し(だからや類のあるシニアが集まってくると言います)
若いリーダー(上司から「失敗していい」と言われているそうです)
気付き箱(会社への提案が通れば商品券ゲット)
毎日の8時半からの朝礼や、3時から4時の時間に行う二人だけの雑談タイム、社員全員のビアパーティ・・・

役職じゃなくて役割
議論じゃなくて対話
競争じゃなくて共生


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会社はオーケストラと表現してらっしゃいます。
社員さん達はそれぞれ得意の楽器を練習しアンサンブルで新曲を奏でます。
少人数でジャズのセッションをやってもいいし、大人数でビッグプロジェクトをやってもいいということです。
プロジェクトごとに、リーダーをやっても、フォロワーをやってもいいのだそうです。
お互いに複数のプロジェクトを掛け持ちしてもいいのだそうです。
そこには出世の勝ち組も負け組もなく、ありのままを認め合うつながる仲間がいるだけ・・・そんなワクワク・ドキドキ、新しい事にチャレンジしたい仲間が集う会社という名のガレージみたいな遊び場に君も来ないか!…と会社のホームページには謳われていました。

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何か魅せられてしまいます。
引き込まれてもしまいそうです。

手前味噌になるかもしれませんが、かつて仕事を遊び化しようと努力しました。
仕事が楽しいものになれば「遊び」と呼んでもいいように思います。
楽しい遊びである仕事は多少の疲労があっても、多少の大変さがあっても、多少の辛さがあっても乗り越えられるものだったと振り返ります。
そして業績は向上していきました。
仕事を楽しく行うことこそ業績アップの鉄則と学びもしました。
あの企画・立案した『住まいの参観日』もワクワク・ドキドキをテーマにしました。
「ワー」「凄ーい」「嬉しーい」もテーマに盛り込みました。

企業経営者である社長さん達とお話ししていて離職者が多いなどとの話も話題になる事もあります。
離職の原因はさまざまでしょうが、楽しい会社を作れば間違いなく離職者は減っていくものと確信します。

年功序列、立身出世…働く人たちの価値観は変化しています。
このブログでも取り上げる日本人のやる気のなさはこの会社では感じられませんでした。

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会社へ顔を出すことが楽しい。
仲間との触れ合いが嬉しい。
仕事の中に自分の成長が感じられる。
認め合える仲間がいるから新しいチャレンジが出来る。

そんな素敵な会社が実は勝ってもいます。

大学生の98%が楽しい仕事を望んでいるとのデータも存在します。

「ワクワク・ドキドキ」を感じる会社作りませんか!