12月号の『経済界』の表紙を飾っている男性がいます。
M&Aキャピタルパートナーズの社長である中村悟社長です。
僕が積水ハウスの多摩支店長時代、3年間一緒に営業メンバーとして頑張って頂いた当時の懐かしい社員さんです。

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彼は設計として入社し、その後営業を経験して「自己実現」を目指して積水ハウスから起業しました。
僕の方が会社を辞めたのは少し早かったですね。
今も彼から餞別に頂いたグッチの財布を貴重な思い出として持っています。
その2年後でしょうか、彼も起業しました。
最初は苦労もあったと聞きましたが、苦労が実りましたね。
本当によく頑張ったと敬服します。

僕に会うと「支店長、熱いですね」とよく言ってくれましたが、僕よりはるかに彼の方が「熱い」人間だったような気がしてなりません。
「飲みにつれていって下さい」とよく誘いをくれた社員でもありました。
行きつけのクラブで女性にもてていたことも懐かしい思い出ですね。
彼とは何か通じるものがあって気が合いました。
とても気持ちの良い人間で、彼と会うときは何かいつも嬉しい気持ちがしたものです。

当時、営業として優秀だった彼の書類も僕の手元に残っています。
・コンサルティング営業のための提案力強化策
・行動計画(情報入手・現地調査・見積依頼)
・オーナー様との接触の重要性
・プロの営業としての専門知識、コンサルタント能力を向上させる・・・・・
です。

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ご存じでしょうか?
彼が社長を務める『M&Aキャピタルパートナーズ』、皆さんも、テレビでライオン社長が出てくる
印象的なコマーシャルを見たことがあるのではないでしょうか。
なんと日本で一番社員さんの年収が高い会社としても有名です。

日本社会の社員さんの平均年収が426万円ぐらいだと記憶しています。
そんな中で2021年度の彼の会社の社員平均年収は2269万円、ダントツの日本1です。
ちなみに第2位のキーエンスは1751万、あの三菱商事が1678万、伊藤忠商事が1627万ですからM&Aキャピタルパートナーズの年収の高さがひときわ目立ちもします。
ちなみに社員平均年齢は31.2才です。

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中村社長は固定給+インセンティブ+業績連動賞与という給与方式を取り、「インセンティブ」に関しては上限の無い支給になるとしています。
新卒社員は採用せず、証券会社や銀行出身者などのキャリア採用を中心にしてもいます。
彼の会社、M&Aキャピタルパートナーズはマザーズに上場してすぐ翌年、東証1部にも上場しました。
その彼の本社は東京駅のビルの38階ですが、彼と会った時「一番うれしかった時は上場した時に鐘を鳴らしたこと」と僕に話してくれました。

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眉を挙げ上をみて前進する中村君は自己実現を果たして大なる会社を築き上げました。
沈滞する日本経済を彼の力で立て直ししてくれるであろうと期待もしたく思います。